・7/26

土曜日の5R(障害未勝利)に騎乗。ダンディウラノスに59キロで出走。 10番人気ながら、積極的に先行策をとる。順まわりの2コーナーぐらいまでは 先頭に立っていて、「合谷押し切れ!」と叫び続けたが、3コーナーで後続に交わされ 結局6着に敗退した。しかし、合谷Jにとっては障害戦初騎乗。馬の実力を考えれば大健闘である。 また今日は、合谷Jにこのレース以外の騎乗馬はなかった。

・8/9

今日は合谷Jにも騎乗馬がいた。 あのダンディウラノスだ! 9頭立ての5番人気。 私は単勝100円、複勝500円(友人H氏は単複とも500円)をぶっこんだ。 土曜日の5R(障害未勝利)だったが、次の日にビデオで見た。 合谷Jは好スタートから先頭に立ち3コーナーまで先団3頭の中にいたが バテて脱落。前は完全に一騎打ち。でも我々は3着争いしか見ていなかった。 ウラノスは急激にバテたが、後ろに10馬身ぐらい差があった。 「合谷粘れ!」と叫んでいた。前2頭がゴールしてから3秒後 合谷Jはゴール寸前かわされた。4着。しかし見せ場たっぷりの好レースだった。 ますます我々の合谷Jへの注目度は上昇した。

・8/16

土曜日5R(障害未勝利)のエリモフリーオンただ1頭の騎乗。 これが超馬鹿で、一生勝てそうもない馬だった。 見せ場は水濠での壮絶なつまずきぐらい・・・・・・。 後方ままの大差負けだった。合谷Jはまだ夏の小倉で平地での出走はなく、 1歩1歩障害8割プロへ歩みだしている?

・8/24

日曜の5R(障害未勝利)、レディージーニアス(11頭立ての11番人気)に騎乗。 終始後方で何もできず7着に敗れた。馬が悪すぎる。

・8/31

今週で小倉開催が終わり、改修工事に入る。1999年の夏までない。 その最後の週で合谷Jは久しぶりに平地に乗った。 日曜の7R(4歳未勝利)だ。騎乗馬はエリモフリーオン。障害帰りだ。 16頭中16番人気らしい後方ままで14着と惨敗した。(4秒以上の差で)  やっぱり合谷Jの騎乗馬は弱い。

・9/20

合谷Jは颯爽と土曜日の5R(障害未勝利)に出走。現在の関西障害界最弱馬と自認している エリモフリーオンでの出走だった。この馬では誰がどうやっても勝てるわけがない。 そう思いつつ見ていたら、案の定ダッシュがつかない。ああだめだ、と思ったら 1つ目の障害で落馬。これは合谷Jの腕以上に馬がバカすぎる。合谷Jの怪我の容体は不明。

・12/21

今年の中央競馬の最終日、12/21。合谷喜壮騎手(29)は9/20以来、約3ヶ月ぶりに出てきた。もちろん5Rだ。パートナーはブリザードセイバー。 9ヵ月ぶりの実戦だが、エリモフリーオンよりは数段力が上だ。芦毛馬なのでどこにいるかがすぐ分かる。そしてスタートした。 スタートはまずまずで、まず1つ目の障害を目指す。3ヵ月前の悪夢を振り払って無難に飛越した。そして、その勢いで一気に逆まわりの1コーナーで3番手に浮上した。 そして迎えた2つ目の障害。きれいな飛越に見えたが、着地でわずかにバランスを崩し、合谷騎手のあぶみが外れてしまった。足の支えなく、腕だけで馬を乗っている状態である。 こうなっては平地でもスピードは出せない。まして障害を飛ぶなんて無理である。しかし、合谷騎手は諦めなかった。3つ目の障害を果敢に飛びにいった。 馬は無難な飛越だったが、騎手はバランスを崩した。落馬寸前で持ちこたえた。この状態でまた次の障害に向かった。もう落馬は時間の問題なのに、合谷騎手は飛びに行った。 4つ目の障害も馬は無難な飛越だったが、騎手はまたバランスを崩した。そして、とうとう落馬してしまった。私自身そうなることは2つ目の障害後に覚悟していた。 しかし、あぶみが外れても最後まで諦めず、決してスピードを緩めることなく果敢に障害に挑んでいった合谷騎手の姿には感動した。 このレースで、これまで以上に合谷騎手の事を応援していくことを心に誓った。


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