嘉堂 信雄
(かどう のぶお)
嘉堂 信雄

障害競走成績(2007年終了時)
1着2着3着着外
通算成績 220 240 241 1257
2007年 27
2006年 35
2005年 48
2004年 10 10 44
2003年 11 11 45
2002年 46
2001年 63
2000年10141248
1999年10111055
1998年46
1997年46
1996年1244
1995年1245
1994年46
1993年1241
1992年32
1991年23
1990年33
1989年32
1988年43
1987年48
1986年45
1985年1240
1984年131335
1983年1542
1982年131835
1981年2053
1980年1239
1979年47
1978年1131
(騎手デビュー : 1978年)

(障害重賞15勝)

東京障害特別(春) ・ ハクホウダンディ  (1986年)
東京障害特別(秋) ・ サンケイダイヤ  (1988年)
京都大障害(秋) ・ サイコーホーク  (1989年)
阪神障害S(春) ・ パンフレット  (1990年)
中山大障害(春) ・ パンフレット  (1990年)
東京障害特別(春) ・ リターンエース  (1995年)
阪神障害S(春) ・ リターンエース  (1995年)
京都大障害(春) ・ リターンエース  (1995年)
阪神障害S(春) ・ テスコガリバー  (1997年)
中山大障害(秋) ・ ケイティタイガー  (1997年)
東京障害特別(春) ・ ケイティタイガー  (1998年)
京都ジャンプステークス(G lll) ・ メイショウワカシオ  (2000年)
京都ハイジャンプ(G ll) ・ メジロライデン  (2002年)
京都ジャンプステークス(G lll) ・ エリモカントリー  (2005年)
東京ハイジャンプ(G ll) ・ エリモカントリー  (2005年)

(表彰タイトル)

(1980年) 優秀障害騎手賞
(1995年) 優秀障害騎手賞
(1999年) 優秀障害騎手賞
(2000年) 優秀障害騎手賞
(2003年) 最多勝利障害騎手(JRA賞)
(2003年) 優秀障害騎手賞


ファンの思い入れ

 本当は毎回そうだったわけではありませんが、私の中では「嘉堂=パンフレット」。 私が競馬を始めた平成3年は春にオープンを3勝(この時に故五十嵐(旧姓水流添)騎手も知りました。彼への思い入れもあるのですが・・・)、馬自体の飛越の上手さと、素人目にも分かる騎手の技術に魅了され、以来追いかけ続けてついに勝てずじまい。随分搾り取られました。 「飛越時の鞭は危ないんじゃないの?」と時折彼の技術に疑問を投げかけるときもありますが(去年秋の中山大障害で、最終障害でケイティタイガーにそれをやった時も危なかった気がします)、今年春の東京障害特別でのゴール前の競り合いを見て「やはり嘉堂の肩鞭は良い」と、改めて彼のファン度を深めました。 ちょっと考古学入っていますが、障害界の職人として、更に活躍して欲しいものです。
   (長瀬毅 さん <1998-12.11>)

 嘉堂騎手といえばリターンエースを思い出します。 最後の直線でターフビジョンで、2着馬との差を確認していたあの姿・・・格好良すぎる!! この人こそ障害No1騎手だと思ってます。(かなり個人的な意見)
さらなる、活躍を期待しております。
   (さとしす さん <1999-7.18>)

 生涯障害騎手というのはやはり素晴らしいと思います。これからも、あの独特の騎乗スタイルで勝ち星を重ねて下さい。
   (N-RAIN さん <2000-3.11>)

 しぶい、しぶすぎる。障害一筋20数年。まさに障害界の御大です。御大なのに障害専門ということですごくマイナー。他の若いジョッキーの方なんかは応援HPがあったり競馬場で応援幕があったりするのに嘉堂騎手はないんだよねぇ。 だれか一緒に嘉堂騎手を応援してくれる人いないかな?
   (かおさん さん <2000-5.4>)

 片手飛越はすごすぎる。なんで、あれでバランスがとれるんでしょうか? 日本一の障害騎手だと思います。
   (葛城エース さん <2000-6.6>)

 飛越をしながら馬を追う(片手はなしでムチを入れる)という特殊技能を持つ、関西障害の至宝というべき職人。四十路はすぎてもまだまだ健在。そんな元気なおぢさんの、私は熱烈ふぁんだ!!
   (とびだるま さん <2001-3.23>)

 何より驚くのが片手を離しての障害飛越。直線での叩き合いになってもギリギリ持たせることが多いのは、飛越時の馬への負担が他馬より少ないからだと思います。 現役の騎手でデビュー以来平地騎乗がない唯一の騎手ということも個人的に応援したくなる理由です。頻繁な関東地区への遠征は大変かと思いますが、一番信頼しています。馬券が外れても納得できる数少ない騎手です。
   (ヒロシー さん <2003-1.25>)

 印象に残る騎乗馬 (2000-4.7〜4.13)
   リターンエース (1)
Jari.のひとこと

 障害一筋で生きてきた、まさに障害騎手の鏡である。関西の障害レースはもちろん、関東での騎乗も多い。 飛越と同時にムチを入れる技術など、障害競走だけで生きている腕はさすがで見逃せない。栗東所属でありながら、なぜか関東での活躍が目立つ騎手である。50歳を過ぎてもベテラン健在、 2005年には障害重賞勝利新記録を達成、即更新を果たす活躍を見せており、現役としてあと20年は十分やれそうだ。

 ・1998年ベストレース : 2/14・東京障害特別(春)
 トップハンデの61.5kgを背負いながらも10歳馬のケイティタイガーを勝たせた腕は見事。やや早目の仕掛けに見えたが、最後の最後まで踏ん張らせた。 仕掛けのタイミングが少しでもずれていたらどうなっていたか分からなかっただけに、寸分も狂わぬ絶妙な仕掛けだったと言えるだろう。
 ・1998年ベストコンビ : ケイティタイガー

 ・1999年ベストレース : 11/20・京都HJ
 フジノセイガイハに騎乗したこのレース、実力的には重賞で通用する馬ではないだけに、嘉堂騎手のベテランらしい落ち着いた手綱さばきがこの馬の好走を導いたのは言うまでもない。 うまく流れに乗り、ロードアトラスには完敗したものの、3着のゴッドスピード以下を完封した。
 ・1999年ベストコンビ : ブレイブハンター

 ・2000年ベストレース : 5/13・京都JS
 重賞勝ちはないもののトップハンデを課せられたメイショウワカシオ。落馬が4頭も出るスリリングなレースとなったが、中団からじっくりとレースを進め、 最終障害後に内で粘るマキシマムプレイズをきっちりと差し切った。レースぶりは地味だったが、厳しい条件下できっちりと勝たせて見せた騎乗は見事だった。
 ・2000年ベストコンビ : メイショウワカシオ

 ・2001年ベストレース : 6/23・福島JS
 3連勝中のロングランニングはここも圧倒的人気になっていたが、62kgの斤量の克服が課題となっていた。そしてレースでは、順まわりの向正面で後続を突き離し、押し切る作戦に出た。 叩き合いに持ち込まれたときに斤量差で差し切られる前に勝負を決めようとした、やや強引な作戦が的中し、最後は脚色が一杯になったもののそのまま押し切る強い内容で4連勝を達成した。
 ・2001年ベストコンビ : ロングランニング

 ・2002年ベストレース : 11/9・京都HJ
 ・2002年ベストコンビ : メイショウワカシオ

 ・2003年ベストレース : 8/2・新潟オープン
 ・2003年ベストコンビ : エイシンエーケン

 ・2004年ベストレース : 4/4・阪神オープン
 ・2004年ベストコンビ : トーヨーシーザー

 ・2005年ベストレース : 5/14・京都JS
 ・2005年ベストコンビ : エリモカントリー

 ・2006年ベストレース : 11/19・東京未勝利
 ・2006年ベストコンビ : メイショウタロー

 ・2007年ベストレース : 6/2・東京未勝利
 ・2007年ベストコンビ : メイショウタロー
応援HP(リンク)
 障害専門 嘉堂信雄


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