東京HJ
第10回
2008年6月14日


登録馬(50音順)登録馬(出走優先順)
アインオーセン 60.0 ○○○○○○ 1 コウエイトライ 58.0
アズマビヨンド 60.0 ○○○○○○ 2 キングジョイ 60.0
アドニスシチー 60.0 ○○○○○○ 3 アズマビヨンド 60.0
ウォーライクトニー 60.0 ○○○○○○ 4 ミヤビペルセウス 60.0
エイシンペキン 60.0 ○○○○○○ 5 エイシンペキン 60.0
エプソムフォルテ 60.0 ○○○○○○ 6 テイエムトッパズレ 60.0
オープンガーデン 60.0 ○○○○○○ 7 クルワザード 60.0
カネトシパワフル 60.0 ○○○○○○ 8 ハイヤーザンヘブン 60.0
キングジョイ 60.0 ○○○○○○ 9 テイエムエース 60.0
クルワザード 60.0 ○○○○○○ 10 テイエムアラムシャ 60.0
コウエイトライ 58.0 ○○○○○○ 11 ノボライトニング 60.0
スリーエリシオ 60.0 ○○○○○○ 12 アインオーセン 60.0
テイエムアラムシャ 60.0 ○○○○○○ 13 アドニスシチー 60.0
テイエムエース 60.0 ○○○○○○ 14 ウォーライクトニー 60.0
テイエムトッパズレ 60.0 ○○○○○○ 14 エプソムフォルテ 60.0
デイトレーダー 60.0 ○○○○○○ 14 カネトシパワフル 60.0
トウカイマジック 60.0 ○○○○○○ 14 スリーエリシオ 60.0
ノボライトニング 60.0 ○○○○○○ 14 オープンガーデン 60.0
ハイヤーザンヘブン 60.0 ○○○○○○ 14 トウカイマジック 60.0
バトルブレーヴ 60.0 ○○○○○○ 14 デイトレーダー 60.0
ヒシバトル 60.0 ○○○○○○ 14 ヒシバトル 60.0
フォレストダンス 60.0 ○○○○○○ 14 ブラックレディ 58.0
フジヤマホーク 60.0 ○○○○○○ 14 ヘンリーゴンドーフ 60.0
ブラックファルコン 60.0 ○○○○○○ 14 バトルブレーヴ 60.0
ブラックレディ 58.0 ○○○○○○ 14 フジヤマホーク 60.0
ヘンリーゴンドーフ 60.0 ○○○○○○ 14 ブラックファルコン 60.0
マチカネリュウセイ 60.0 ○○○○○○ 14 リスティアダーリン 60.0
ミヤビペルセウス 60.0 ○○○○○○ 14 ワンダーハヤブサ 60.0
リスティアダーリン 60.0 ○○○○○○ 29 フォレストダンス 60.0
ワンダーハヤブサ 60.0 ○○○○○○ 29 マチカネリュウセイ 60.0
(フルゲート:14頭)
【レース】
 登録馬が30頭、最終的に賞金400万円の馬が2頭しか出走できないほどのメンバーが集結、GU以上の勝ち馬はいないが実力馬が集った楽しみな一戦である。
 女傑・コウエイトライが今年は前哨戦を使わずここ一本に絞ってきた。重賞5勝の実績は断然で、悲願のGU制覇を目論む。昨年は大敗したが、東京AJ勝ちがあるように東京コースは全く問題ないので、状態と馬体がまともなら力は一枚上と見て良いだろう。 ミヤビペルセウスも前走で復活の兆しを見せた。斤量が1kg減ることもプラスで、昨年のオープンを連勝した頃の出来が戻れば、ここでも主力の一頭となるだろう。キングジョイは休み明けではあるが、中山大障害を2着したように地力がついてきた。昨年よりも期待はできそうだが、休み明けと大外枠が鍵になりそうだ。 テイエムトッパズレは前走で重賞初制覇を果たして勢いに乗っている。恵まれた面はあったが、以前にもコウエイトライと接戦を演じるなど実力を示していた馬であった。展開はきつそうだが、前走のようにスムーズなレースができればチャンスも。アズマビヨンドは平地を使っての出走。 年齢的な衰えが懸念されるが、前走を見る限りは衰えは感じなかった。中山のGT以外では未だに障害戦で掲示板を外していない実力の高さがここでも発揮されるかも。実績的には全く遜色ないだけに軽視は禁物だ。重賞馬5頭以外にも中山GJで2着馬に差のない3着と健闘したテイエムエース、トップハンデに泣いた京都JS3着のエイシンペキン、 前走オープン勝ちで3勝目を挙げたハイヤーザンヘブン、クルワザードも順調なだけに好戦しそうで、見ごたえのある一戦には違いないだろう。
【結果】
 注目のハナ争いは前走の京都JSを逃げ切ったテイエムトッパズレが譲らず先頭に立ち、コウエイトライは2番手。テイエムエース、エイシンペキンは中団、キングジョイは後方からレースを進めた。 正面の大障害でクルワザードとアドニスシチーが落馬、このあたりからレースが徐々に動き出し、2周目に入るとテイエムエースが好位に上がり、キングジョイが向正面で一気に仕掛けて前の集団につけるとペースが上がり、3コーナーでコウエイトライが後退。 直線入口でややごちゃついたところを抜け出してきたテイエムエースが、最終障害後に後続を一気に突き離して2着に2.3秒差をつける圧勝劇を飾った。2着にはキングジョイ、3着には後方から追い込んだオープンガーデン。
 テイエムエースは強いのひとこと。中山GJの3着は伊達ではなかった。平地力勝負ではやや分が悪いが、スタミナ勝負になった時には抜群の力を発揮するようで、今回のような厳しい流れが向いたようだ。 秋は大障害を目標にしてくるのは間違いなく、本番を見据えたローテーションで臨められれば、かなり期待できそうで、スター候補が誕生したと言えよう。 キングジョイは大外枠、休み明けと条件的には厳しかったが、重賞ウイナーで中山大障害2着馬の地力の高さは立証してくれた。運がなかった。こちらも秋は中山大障害を目標にするのは間違いなく、昨年のリベンジを果たすべくじっくり充電に入るようだ。 オープンガーデンは父子制覇こそならなかったが、昇級2戦目ながらこのメンバーで3着に入ったことは胸を晴れる結果であろう。血統的にも晩成型であり、スタミナ勝負はお手の物という感じがあり、これから力をつけてくればあるいは・・・という期待を抱かせる内容だった。ゴーカイ産駒、恐るべし。 ミヤビペルセウスは徐々に持ち直している。昨年の春の状態まで戻すのは難しいが、地力は高く、今後は新潟JS連覇を目指すのだろうか? テイエムトッパズレは積極的な競馬で5着に粘った。正攻法でこういったレースができたことで、重賞勝ちはフロックではないということを示してくれた。 コウエイトライは2番手からでは持ち味が生きない。間が空いたことも影響したか。昨年同様、小倉で巻き返しを図るか? エイシンペキンは外枠が影響したにしても物足りない内容だった。状態が落ちていたか、重賞ではやや厳しいということかのどちらかは分からないが。
【負担重量】
別定(3歳・58kg、4歳以上・60kg、牝馬2kg減。J・GT競走1着馬3kg増、J・GU競走1着馬2kg増。)
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