第10回
2008年5月17日
登録馬(50音順) | | 登録馬(出走優先順) |
アインオーセン | 59.0 | ○○○○○○ | 1 | エイシンペキン | 62.0 |
エイシンペキン | 62.0 | ○○○○○○ | 1 | マルブツトップ | 60.0 |
カリスマコンコルド | 57.0 | ○○○○○○ | 1 | ゴールドリーズン | 60.0 |
ゴールドリーズン | 60.0 | ○○○○○○ | 4 | テイエムアラムシャ | 57.0 |
シゲルイサイダカ | 58.0 | ○○○○○○ | 5 | アインオーセン | 59.0 |
テイエムアラムシャ | 57.0 | ○○○○○○ | 6 | カリスマコンコルド | 57.0 |
テイエムトッパズレ | 59.0 | ○○○○○○ | 6 | シゲルイサイダカ | 58.0 |
ナイトフライヤー | 58.0 | ○○○○○○ | 6 | ナイトフライヤー | 58.0 |
バトルブレーヴ | 58.0 | ○○○○○○ | 6 | バトルブレーヴ | 58.0 |
ヒシバトル | 57.0 | ○○○○○○ | 6 | ヒシバトル | 57.0 |
マルブツトップ | 60.0 | ○○○○○○ | 6 | メイケイグリーン | 57.0 |
メイケイグリーン | 57.0 | ○○○○○○ | 12 | テイエムトッパズレ | 59.0 |
(フルゲート:14頭)
【レース】
重賞ウイナーがいない寂しいメンバー構成となった。実績的には4勝馬のエイシンペキンと3勝馬のマルブツトップが断然の存在である。
エイシンペキンは昨年夏から秋にかけて本格化。62kgの斤量での勝ちクラもあり、距離と休み明けで不安のあった阪神SJでも強敵相手に3着に健闘した実力は重賞でももちろん通用するほどであり、メンバーに恵まれた感の強いここはチャンスが大きいでしょう。
マルブツトップは実績の割にハンデには恵まれたが、ここ2走も同じ斤量で凡走しているだけに近走は冴えず、ここでの一変も疑問ですが、力のある馬なので巻き返す可能性も十分ありそう。
勢いでは未勝利勝ちで即昇級の2頭、ナイトフライヤーとカリスマコンコルドでしょうか。ここで通用するかどうかですが、メンバーもハンデも軽いので一気の重賞制覇も考えられる。
このレースのステップレースとして定着している3週前のオープンで最先着を果たしたテイエムトッパズレは1勝馬ながらコウエイトライと接戦をした経験や中山大障害でもそれなりの成績を残しているので2走目の今回は期待が持てそうだ。
京都のオープン勝ちのあるゴールドリーズンや使われて一変がありそうなアインオーセンも上位争いに加わっても何らおかしくないので、今年は混戦模様の京都JSと言えそうだ。
【結果】
スタートから先手を奪ったテイエムトッパズレがマイペースで進める展開で、序盤は淡々と流れていたが、2周目の向正面からレースは動き、人気のナイトフライヤーとエイシンペキンが進出して逃げるテイエムトッパズレを追う展開で、3コーナーあたりからは3頭の争いになった。
最終障害後はテイエムトッパズレが最後まで食い下がったナイトフライヤーを振り切って逃げ切り勝ちを収めた。
テイエムトッパズレは1勝馬で1年以上勝ち星がなかったため、強敵相手に善戦しながらもオープンでは除外対象となっていたが、登録馬が少なく出走にこぎつけられた強運を生かすことができた。59kgというハンデは1勝馬ということを考えれば見込まれたものであったが、
メンバーにも展開にも恵まれた今回はこの馬に運が向いたといえるだろう。楽に逃げられる展開になれば、これからもノーマークできない存在であろう。
ナイトフライヤーは昇級戦でいきなり重賞ながら2着に入ったのはハンデのおかげだけではなく、障害のペースに慣れた証拠だろう。高齢ながら平地オープン場の実力を存分に示してくれた。直線の芝も向いたのだろう。
3着のエイシンペキンは行き脚がつかず、結果的にはハンデに泣いた形となったが、昨年秋には62kgで楽勝しているように、その時の勢いがなかったということと、京都コースに若干の不安があったということだろう。そんな中でも地力のあるところを見せて3着に頑張った。
コースが替わればもっと力が出せるはず。実績馬の中で力を発揮できなかったのがマルブツトップ。距離が短かったこともあるが、ここ3戦の内容から、ピークを過ぎたのかも。
【負担重量】
ハンデキャップ
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