この一頭!!


これまでに取り上げた、『前週のこの一頭!! 』です。

ニケスピリット
(4/4・オープン)

 4歳時は飛越が不安定で、オープンでは持ち味である強烈な末脚が生かせなかったが、5歳になって飛越に安定感が出てきたため、 楽に追走ができるようになり、最後の末脚が生きるようになった。2戦続けてゴッドスピードに惜敗したが、血統的にもスタミナは十分で、 これから距離が伸びても全く不安はない。次走は中山大障害か京都大障害のどちらに出るかは分からないが、最近のレース内容を見る限り上位争いは必至。 これからも目が離せない一頭であることに違いはない。

アリーナロード
(4/5・未勝利)

 初障害であったため最後は完全にバテたものの、前半は飛越で全くスピードが落ちず、また安定していた。 時計的にもそれなりに駆けてきており、最後までスタミナが持つかどうかの一点にかかっている。シンシンマルのように一発で終わるのか、 ウエルビゼンのように勝ち上がるのかは次走でおそらくはっきりするだろう。たぶんその次走はローテーション的に国際騎手招待競走なので、トップジョッキーがこの馬をどう扱うかが注目される。 (本当はそこでは勝ってほしくないと言うのが本音。 理由:合谷騎手が乗らないから)

マルカキャロット
(4/19・400万以下)

 終始安定した飛越を見せて、先団を見るレース。スタミナもそれなりにあり、400万以下では安定した成績を残せそうだ。 最後は平地力というより斤量差で3着に敗れたものの、昇級戦ということを考えればよく走っている。5歳馬ということでこれからの馬でもある。

ターフエクレール
(4/11・未勝利)

 初障害だったものの、飛越が安定しており、見所はあった。 勝ち馬からは離され、3着馬とも6馬身差があったが、+20kgの馬体増の影響が大きい。 平地500万以下の馬ではあるが、それなりに力はありそうだ。次走に注目したい。

ダンディウラノス
(4/25・障害未勝利)

 飛越力はそれなりにあるが、いかんせんスタミナ不足で最後バテるレースが続いていた。 今回は最後方から進み、最後は追い込んでの3着と見事にスタミナを持たせていた。パウエル騎手のうまさが光ったが、 追い込むレースなら、次走から再び手綱を取るのが濃厚な合谷騎手の得意とするところ。 また、この馬は芝の方が力を発揮するので、中京で狙ってみるのが手である。距離短縮もプラスである。

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