生け垣 | 生け垣の障害物。土塁の上に生け垣があるものと、コース上に直接生け垣が置かれているものの2タイプに分けられます。
ただ、生け垣自体を割るようにして飛ぶことも可能で、その高さほど飛越は苦労しません。 |
竹 柵 | 竹の小枝を縦にまとめてつくった障害。中山大障害の大竹柵は落馬も非常に多く、最難関障害といえます。
生け垣障害と違い、かき分けて飛越することができないので、確実な飛越が要求されます。 |
水 濠 | 生け垣の先に池を設置した障害。生け垣の高さが低い分、飛越の踏み切り位置から着地位置までの距離が長くなっており、遠くへ飛ぶための飛越が必要となります。 |
バンケット | 障害コースの途中にある、上って下る丘のように盛り上がっている坂。京都の第9号障害、福島のたすきコース、小倉のたすきコースのものを指しています。
特に京都の第9号障害のバンケットは「ビッグスワン」と呼ばれ、他には例のない「跳び上り跳び下り台」となっています。遠近感に乏しいといわれる競走馬にとっては難関な障害といえます。 |
坂路 | 障害コースの途中にある、下って上る谷。上って下る「バンケット」に対して、下ってから上るもので、中山の2コーナー、3コーナー、たすきコースを指しています。
|
可動式障害 | 台車が付いていて、移動が可能な障害。(レース中には移動はしません。) 高さ、幅とも大した事はありませんが、確実な飛越が要求される障害といえるでしょう。
最後の直線で設置されていることが多いです。 |
置き障害 | 一般的には竹柵障害と同類ではありますが、障害競走の専用コース以外で設置されている障害に使用されることがほとんどです。
レース以外の時は、コース脇に1つの障害を8つほどに分割して保管してあります。 |
グリーンウォール | 人工素材を使用した緑色の竹柵障害。障害名は公募によって「Green Wall」と命名されました。フランスで多く使用されているようで、「いけ垣」や「竹柵」に比べ、
飛越の際に障害をかきわけ辛く、より高度な飛越が人馬に要求される難易度の高い障害と言えそうです。
|