レベル 4
(2018年)

コース、距離について



日本の障害競走施行競馬場は8場です。コース、距離については以下の通り。レコードタイムは2017年終了時のものです。
(あまり自信がありませんので、間違っていたら指摘してください。)

(表の見方・注意点)
・『距離』欄の「外」は外回り、「内」は内回り、記入なしは通常コースの使用を示しています。
・『直線』欄の「芝○」は最後の直線コースに置き障害があることを示しています。(「芝◎」は2つ)
・『レコードタイム』欄の( )で示されているタイムについては「基準タイム」であることを示しています。
・『障害』欄は各コースの「障害の数」を示しています。ただし、坂(坂路)は障害数に含まれていなせん。
・『頭数』欄は各コースの「出走可能頭数(フルゲートの頭数)」を示しています。
・現在の使用コースのみを掲載しています。


(中 山)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
4250外 芝○ 中山GJ 4:46.6 アップトゥデイト 牡・5 63 林 満明 2015.04.18 12 16
4100 中山大障害 4:36.1 オジュウチョウサン 牡・6 63 石神 深一 2017.12.23 11 16
3570 OP特別 3:58.2 サナシオン 牡・6 62 西谷 誠 2015.12.05 11 16
3350外 芝○ OP特別 3:40.8 メジロオーモンド 牡・6 60 林 満明 2004.12.04 11 14
3210 OP 3:32.3 トウカイポリシー 牡・6 60 浜野谷憲尚 2009.09.27 10 14
3200 ダート OP特別、OP 3:31.0 キャニオンストーム 牡・7 59 田中 剛 1997.03.01 10 14
2880 ダート 未勝利 3:10.2 マイネルホライズン 牡・6 60 柴田 未崎 2006.04.02 14

 たすきコースの2つの大障害と、高低差のある坂(坂路)がこのコースの特徴です。障害数は少ないですが、それぞれの障害の質は高く、 さらに下って上る谷が多いため、スタミナが要求されるコースといえるでしょう。

(京 都)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3930内 京都HJ 4:21.6 エムエスワールド 牡・9 60 横山 義行 2012.05.12 18 14
3170内 芝○ 京都JS 3:30.4 テイエムハリアー 牡・5 60 白浜 雄造 2011.11.12 15 14
3170 ダート OP特別、OP 3:28.4 リターンエース 牡・7 64 嘉堂 信雄 1995.03.04 14 14
2910 ダート 未勝利 3:11.2 サムソンビッグ 牡・5 59 中竹 和也 1996.01.20 12 14

 重賞のみに使われる、3コーナーの内にある障害(ビッグスワン)が一番の特徴と言えます。一見簡単に見えますが、馬にとっては距離感がつかみ辛いそうで、バランスを崩す馬が多く難易度の高い障害です。 それ以外は特に特徴的な障害はありません。周回コースのためスピードが落ちないので、それなりに平地力が要求されます。重賞以外ならば、平地の短距離で活躍していた馬が結構通用しています。

(東 京)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3110 芝○ 東京HJ、東京JS、OP特別 3:24.8 エーシンホワイティ 牡・7 61 北沢 伸也 2014.11.22 13 14
3100 ダート OP特別、OP 3:24.5 テイエムアラムシャ 牡・4 59 出津 孝一 2005.04.30 12 14
3000 ダート 未勝利 3:17.5 シルクリスペクト 牡・5 60 田中 剛 2005.05.14 12 14

 直線の連続障害が多いので、スピードを保てるリズムの良さが問われます。最後の直線も長く、平地力も要求されるため、スピードのない馬にとっては苦しいレースが強いられます。 また、1998年春にたすきコースが廃止され、スタンド前の障害がカセット型(レースによって設置される障害が違うというもの)になって、重賞では大竹柵など難易度の高い障害が設置されるようになっています。

(阪 神)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3900 芝○ 阪神SJ、OP特別 4:19.8 ダンシングターナー 牡・6 60 熊沢 重文 2001.03.10 14 14
3140 芝○ 阪神JS、OP特別、OP 3:24.8 オースミムーン 牡・4 60 高田 潤 2013.09.14 12 14
3110 ダート OP 3:25.0 バトルブレーヴ 牡・6 61 菊地 昇吾 2008.07.05 12 14
2970 ダート 未勝利 3:15.7 パルティアシチー 牡・4 60 南井 大志 2007.09.22 11 14

 難易度の高い障害はあまりなく、飛越の巧さで勝負するタイプの馬は苦しいコースと言えましょう。未勝利戦については、他に比べて距離が一番長く、また、最後の直線が力のいるダートなので、 スタミナとパワーのない馬は勝ち上がり辛いと言えます。主要競馬4場では唯一、一般レースでもたすきコースが使われており、ここでペースが落ち着くことが多いと言われています。

(小 倉)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3390 芝○ 小倉SJ 3:40.0 ランヘランバ 牡・7 59 五十嵐雄祐 2010.07.24 10 14
2860 芝○ OP、未勝利 3:08.5 リアルキング 牡・4 60 難波 剛健 2017.09.02 12

 ローカルの競馬場で唯一、ダートの内側に障害コースがあります。そのため小回りコースとなっており、先行した馬が明らかに有利といえるでしょう。 たすきコースを向正面へ向かって進むコースはここだけであり、上って下る丘状のバンケットが序盤のひとつのポイントとなっています。

(新 潟)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3290 芝○ OP 3:34.4 ユキノスライダー 牡・6 61 植野 貴也 2016.05.14 11 14
3250 芝○ 新潟JS 3:28.7 ヒカルボシ せ・5 60 田中 剛 2001.08.18 11 14
2890 芝○ OP、未勝利 3:06.0 ジャストバンディト 牡・6 59 横山 義行 2002.08.31 14
2850 芝○ OP、未勝利 3:01.4 ダイワウインダム 牡・5 60 田中 剛 2002.07.27 14

 1周目は外回りを通り、2周目は内回りを通るコースとして施行されます。たすきコースがなく、障害専用コースもないので、すべての障害が置き障害もしくは可動式障害となります。

(福 島)  

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距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3380 芝○ OP 3:38.5 ラッキーストリーク 牡・6 60 石神 深一 2015.04.25 14
3350 芝○ OP 3:39.0 サンライズロイヤル 牡・5 60 植野 貴也 2014.10.25 14
2770 芝○ 未勝利 2:59.3 サナシオン 牡・6 60 西谷 誠 2015.04.25 14
2750 芝○ 未勝利、OP (2:57.4) ネイビーダンサー 牡・7 59 田中 剛 1997.06.15 14

 このコースの特徴はたすきコースのバンケット。正面スタンドからも上って下るところが比較的近くで見ることができます。 平地同様先行有利の傾向は同じで、3角で置かれている馬の上位進出は難しいでしょう。

(中 京)  

距 離直 線施行レースレコードタイム馬名性・齢斤量騎手レース年月日障害頭数
3330 芝◎ OP 3:37.4 ユウキビバワンダー せ・4 60 佐久間寛志 2017.07.15 13 14
3300 芝◎ OP 3:34.3 スマートリバティー 牡・7 60 白浜 雄造 2015.07.04 13 14
3000 芝◎ 未勝利 3:16.2 プランスペスカ 牡・7 60 熊沢 重文 2017.07.09 12 14

 2012年からはタスキコースが廃止され、順回りコースになりました。最後の直線に2つ障害があるのはこのコースだけです。3〜4コーナー中間地点の障害が復活し、直線に2つ障害が設置されていますので、最後まで飛越がしっかりしている馬でないと厳しいでしょう。
 → レベル 5

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