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はじめに


 ここは障害競走を知ってもらおうと思って制作したページ(のつもり)です。 私自身も専門家ではないので、あまり障害競走に関する知識がありませんので十分な説明ができないこともあるとは思いますが、 「とりあえずは知っておいた方がいいかな?」ということは掲載しているつもりです。(レベルが上がるごとに、詳細な事項が多くなってきますが・・・。) 斤量の計算など、自分が一番重宝しているかもしれないというのは何とも・・・。 あと、毎年のことですが、本文等はほとんど昨年からのコピペです。(かなり手抜きですので・・・)

 グレード制の導入などの障害競走改革が施されてから10年が経過し、区切りの年ということでしょうか、2009年はこれまでと変わる点が多く、 久々にコピペばかりではなく、まともな更新が必要となりました。
 ということで、順に変わった点を列記していきます。


(1)ハンデ戦を廃止し、重賞競走はすべて別定戦に変更
 重賞競走のレースレベルの向上を図る意味で、実績馬が出走しやすい環境を作ることについては賛成であるが、すべてハンデ戦をなくすのはどうかなと思っています。 実力の世界なので、力のある馬が勝ち続けるのは当然ではあるが、少々紛れが起こるハンデ戦を年に2回ぐらいは設けても良いのでは、と。 重賞に限らず、微妙な位置付けの福島JSと三木HJSあたりをハンデ戦にしてみるのも面白いかと思いますが。

(2)東京・京都の重賞施行順を変更、東京AJは東京JSに名称変更
 中山大障害路線を考えた上でのものであろう。京都HJが前哨戦としてはきつい一戦なので回避する馬が続出し、平地から本番へ向かう馬が増えており、 こういった馬が障害戦をステップにできるような整備を行う上で順番を変更してきたというのが1番の理由ではないだろうか。 東京AJがハンデ戦ということから、実績馬が10月に障害戦を使うことは難しかったが、本番に向けての早めの始動がしやすくなったことは間違いなくプラスになるだろう。 京都JSは距離的に中山大障害の前哨戦となると疑問だが、ステップにするには京都HJに比べれば馬への負担は少なくなるだろう。短い距離の方が力を発揮する馬もここを使えることにより、 このレースの存在価値は京都HJと比べて格段に上がりそうだ。
 また、京都HJは京都大障害からの流れを受ける伝統の一戦にもかかわらず、頭数が揃わない&レベルが低いという印象が強かった。 今後は、このレースの後には目標となる大レースがないので、中山大障害の前哨戦よりはこのレースにかける陣営の意気込みは上がってくるような気はする。ただ、中山GJからの転戦は少々きついため、 頭数が揃わないという可能性も否定できないが・・・。

(3)重賞競走を含むオープン競走の負担重量の変更
 (1)でだいたいのことは書きましたが、重賞で実績馬が出やすくなったことにより、新興勢力の台頭がやや難しくなってきそうではありますが、これまでの別定SS戦をなくし、 別定SA戦を追加したことで、だいぶ整備がされたように感じるのは気のせいでしょうか。別定SA戦は400万以下のような位置付けになりそうです。 オープンを2勝しただけで65kgという酷量になることとなりますので、実績馬にはかなり不利なレースであり、このレースで1勝馬が勝ち上がっていく流れになっていきそうです。

(4)未勝利戦の入着賞金が減額
 賞金が減らされるのはここ最近、ほぼ毎年のことで、これは仕方ないものと受け止めています。賞金の減額した分の、レース増を希望。

(5)オープン競走の施行週は、東西で同日に未勝利戦が組まれるように変更
 これは、騎手確保という面が大きいのではないかと思います。未勝利戦の出走順が明確になったことにより、出走可能かどうかが出馬投票前にだいたい分かるため、 わざわざ除外になることが分かっていて出馬登録する必要もないため、除外馬は多くて4〜5頭というのが現状です。ただ、オープンは出走が叶わなくても、優先出走権が得られることが多くあり、 登録過多で除外馬続出ということが起きています。そのため、未勝利戦以上に騎手を確保する必要があるため、東西で同日にオープンと未勝利が組まれることを避けるための対策として変更となったのでしょう。 これについては、現状を考えれば賛成です。


 障害競走に関して初心者の方には、興味を持っていただけるために、少しでも理解を深めていただければと思います。 障害競走を熟知している方も確認の意味で見ていただければと思います。大体のことは掲載したつもりですが、あまり需要がないのは制作側としても寂しい限りですけどね。

水色のところがとりあえず重要なところかな?

 → レベル 1

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