レベル 4
コース、距離について
日本の障害競走施行競馬場は8場です。コース、距離については以下の通り。レコードタイムは2002年度終了時のものです。
(あまり自信がありませんので、間違っていたら指摘してください。)
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
4250外 | 芝 | 中山グランドジャンプ | 4:50.9 | セントスティーヴン | 12 | 16 |
4100 | 芝 | 中山大障害 | 4:37.2 | シンボリモントルー | 11 | 16 |
3370外 | 芝 | オープン特別 | (3:45.4) | ギルデッドエージ | 11 | 14 |
3350外 | 芝 | オープン特別 | 3:43.5 | ランド | 11 | 14 |
3210 | 芝 | オープン | 3:35.6 | ダイワデュール | 11 | 14 |
3200 | ダート | オープン特別、オープン | 3:31.0 | キャニオンストーム | 10 | 14 |
3030外 | 芝 | − | (3:20.3) | リンデンバウム | 9 | 14 |
2880 | ダート | 未勝利 | (3:11.4) | タイキスティング | 8 | 14 |
2700 | ダート | − | 2:56.8 | パワークリント | 7 | 14 |
たすきコースの2つの大障害と、高低差のある坂(坂路)がこのコースの特徴です。障害数は少ない(バンケットは障害数に含まれていない)ですが、それぞれの障害の質は高く、
さらに下って上る谷が多いため、スタミナが要求されるコースといえるでしょう。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3930内 | 芝 | 京都ハイジャンプ | 4:23.2 | リターンエース | 18 | 14 |
3790 | ダート | オープン特別 | | 新 設 | 17 | 14 |
3760 | ダート | オープン | 4:14.4 | カネトシガバナー | 17 | 14 |
3190 | ダート | オープン特別、オープン | | 新 設 | 14 | 14 |
3180 | 芝 | − | (3:33.5) | ランドパワー | 15 | 14 |
3170内 | 芝 | 京都ジャンプS | 3:31.5 | ユーセイシュタイン | 15 | 14 |
3170 | ダート | オープン特別、オープン | 3:28.4 | リターンエース | 14 | 14 |
2930 | ダート | 未勝利 | | 新 設 | 12 | 14 |
2910 | ダート | 未勝利 | 3:11.2 | サムソンビッグ | 12 | 14 |
重賞のみに使われる、3コーナーの内にある障害(ビッグスワン)が一番の特徴と言えます。一見簡単に見えますが、馬にとっては距離感がつかみ辛いそうで、バランスを崩す馬が多く難易度の高い障害です。
それ以外は特に特徴的な障害はありません。周回コースのためスピードが落ちないので、それなりに平地力が要求されます。重賞以外ならば、平地の短距離で活躍していた馬が結構通用しています。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3300 | 芝 | 東京ハイジャンプ、オープン特別 | 3:35.6 | オンワードメテオ | 13 | 14 |
3300 | ダート | オープン特別、オープン | 3:35.8 | ミレニアムスズカ | 12 | 14 |
3100 | ダート | オープン | 3:24.5 | コバノスコッチ | 12 | 14 |
3000 | ダート | 未勝利 | | 新 設 | 12 | 14 |
2950 | ダート | 未勝利 | 3:14.9 | オンワードメテオ | 12 | 14 |
直線の連続障害が多いので、スピードを保てるリズムの良さが問われます。最後の直線も長く、平地力も要求されるため、スピードのない馬にとっては苦しいレースが強いられます。
また、1998年春にたすきコースが廃止され、スタンド前の障害がカセット型(レースによって設置される障害が違うというもの)になって、重賞では大竹柵など難易度の高い障害が設置されるようになっています。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3900 | 芝 | 阪神スプリングジャンプ、オープン特別 | 4:19.8 | ダンシングターナー | 14 | 14 |
3170 | 芝 | 阪神ジャンプS、オープン | 3:27.4 | ミレニアムスズカ | 12 | 14 |
3140 | ダート | オープン | 3:27.1 | ロードアトラス | 12 | 14 |
3000 | ダート | 未勝利 | 3:16.3 | スーパーシーザー | 11 | 14 |
難易度の高い障害はあまりなく、飛越の巧さで勝負するタイプの馬は苦しいコースと言えましょう。未勝利戦については、他に比べて距離が一番長く、また、最後の直線が力のいるダートなので、
スタミナとパワーのない馬は勝ち上がり辛いと言えます。主要競馬4場では唯一、一般レースでもたすきコースが使われており、ここでペースが落ち着くことが多いと言われています。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3390 | 芝 | 小倉サマージャンプ | 3:41.7 | ギフテッドクラウン | 10 | 14 |
2900 | 芝 | オープン特別、オープン、未勝利 | 3:07.6 | スリールション | 9 | 12 |
たすきコースのバンケットは障害数に含みません。
ローカルの競馬場で唯一、ダートの内側に障害コースがあります。そのため小回りコースとなっており、先行した馬が明らかに有利といえるでしょう。
たすきコースを向正面へ向かって進むコースはここだけであり、上って下る丘状のバンケットが序盤のひとつのポイントとなっています。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3250 | 芝 | 新潟ジャンプS、オープン | 3:28.7 | ヒカルボシ | 11 | 14 |
2890 | 芝 | 未勝利、オープン | 3:06.0 | ジャストバンディト | 9 | 14 |
2850 | 芝 | 未勝利、オープン | 3:01.4 | ダイワウインダム | 9 | 14 |
1周目は外回りを通り、2周目は内回りを通るコースとして施行されます。たすきコースがなく、障害専用コースもないので、すべての障害が置き障害もしくは可動式障害となります。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3350 | 芝 | オープン特別、オープン | 3:41.2 | ロングランニング | 9 | 14 |
2750 | 芝 | 未勝利 | (2:57.4) | ネイビーダンサー | 7 | 12 |
たすきコースのバンケットは障害数に含みません。
このコースの特徴はたすきコースのバンケット。正面スタンドからも上って下るところが比較的近くで見ることができます。
平地同様先行有利の傾向は同じで、3角で置かれている馬の上位進出は難しいでしょう。
距 離 | 直 線 | 施行レース | レコードタイム | 障害数 | 出走可能頭数 |
3370 | 芝 | オープン | 3:41.6 | ロングランニング | 10 | 14 |
2800 | 芝 | 未勝利 | 3:02.6 | ビッグハンター | 8 | 14 |
これらしい特徴のないコース。向正面の3つの連続障害がやはり勝負の分かれどころとなります。
直線での最後の障害でスピードが落ちないかどうかが最大のポイントと言えるかもしれません。
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