レベル 4

コース、距離について



日本の障害競走施行競馬場は8場です。コース、距離については以下の通り。
(あまり自信がありませんので、間違っていたら指摘してください。)

(中 山)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
4250外 芝中山グランドジャンプ新 設1216
4100 芝中山大障害4:37.2シンボリモントルー1116
3350外 芝オープン特別(3:46.4)チアズニューパワー1114
3210 芝オープン特別3:37.9ホッカイマーカム1114
3200ダートオープン特別、オープン3:31.0キャニオンストーム1014
3030外 芝オープン特別(3:20.3)リンデンバウム14
2700ダート未勝利2:56.8パワークリント14

 たすきコースの2つの大障害と、高低差のある坂(坂路)がこのコースの特徴です。障害数は少ない(バンケットは障害数に含まれていない)ですが、それぞれの障害の質は高く、 さらに下って上る谷が多いため、スタミナが要求されるコースといえるでしょう。

(京 都)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3930内 芝京都ハイジャンプ4:23.2リターンエース1814
3760ダートオープン4:15.2ランドパワー1714
3180 芝オープン特別(3:33.5)ランドパワー1514
3170内 芝京都ジャンプS(3:33.3)トキオワイルド1514
3170ダートオープン特別、オープン3:28.4リターンエース1414
2910ダート未勝利3:11.2サムソンビッグ1214

 重賞のみに使われる、3コーナーの内にある障害(ビッグスワン)が一番の特徴と言えます。一見簡単に見えますが、馬にとっては距離感がつかみ辛いそうで、バランスを崩す馬が多く難易度の高い障害です。 それ以外は特に特徴的な障害はありません。周回コースのためスピードが落ちないので、それなりに平地力が要求されます。重賞以外ならば、平地の短距離で活躍していた馬が結構通用しています。

(東 京)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3300 芝東京ハイジャンプ、東京オータムジャンプ
オープン特別
3:37.2マキハタコンコルド1314
3300ダートオープン特別、オープン3:36.5エーピーランド1213
2950ダート未勝利3:15.7ビッググランプリ1214

 直線の連続障害が多いので、スピードを保てるリズムの良さが問われます。最後の直線も長く、平地力も要求されるため、スピードのない馬にとっては苦しいレースが強いられます。 また、1998年春にたすきコースが廃止され、スタンド前の障害がカセット型(レースによって設置される障害が違うというもの)になって、重賞では大竹柵など難易度の高い障害が設置されるようになっています。

(阪 神)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3900 芝阪神スプリングジャンプ(4:21.1)ファンドリロバリー1414
3170 芝阪神ジャンプS、オープン(3:28.9)レガシーロック1214
3140ダートオープン3:27.1ロードアトラス1214
3000ダート未勝利3:16.5マイネルガイスト1114

 難易度の高い障害はあまりなく、飛越の巧さで勝負するタイプの馬は苦しいコースと言えましょう。未勝利戦については、他に比べて距離が一番長く、また、最後の直線が力のいるダートなので、 スタミナとパワーのない馬は勝ち上がり辛いと言えます。主要競馬4場では唯一、一般レースでもたすきコースが使われており、ここでペースが落ち着くことが多いと言われています。

(小 倉)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3390 芝小倉サマージャンプ3:42.8レガシーロック1014
2900 芝オープン特別、オープン、未勝利3:07.6スリールション12
 たすきコースのバンケットは障害数に含みません。

 ローカルの競馬場で唯一、ダートの内側に障害コースがあります。そのため小回りコースとなっており、先行した馬が明らかに有利といえるでしょう。 たすきコースを向正面へ向かって進むコースはここだけであり、改修後は上って下る丘状のバンケットもでき、ここが序盤のひとつのポイントとなっています。

(新 潟)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3250 芝新潟ジャンプS新 設14
2850 芝オープン、未勝利新 設14

 1周目は外回りを通り、2周目は内回りを通るコースとして施行されます。現時点(2001年2月時点)では詳細は不明です。

(福 島)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3350 芝オープン特別、オープン(3:43.0)ゴーカイ14
2750 芝未勝利(2:57.4)ネイビーダンサー12
 たすきコースのバンケットは障害数に含みません。

 このコースの特徴はたすきコースのバンケット。正面スタンドからも上って下るところが比較的近くで見ることができます。 平地同様先行有利の傾向は同じで、3角で置かれている馬の上位進出は難しいでしょう。

(中 京)  

距 離直 線施行レースレコードタイム障害数出走可能頭数
3370 芝オープン(3:41.7)イブキマンパワー1014
2800 芝未勝利(3:03.3)ビッグマキバオー14

 これらしい特徴はないコース。向正面の3つの連続障害がやはり勝負の分かれどころとなります。 直線での最後の障害でスピードが落ちないかどうかが最大のポイントと言えるかもしれません。
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