2002年主要レース出馬表一覧(12月)




中山競馬場  12/21 ・ 10R  第125回中山大障害 (J・G l)  芝 4100m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
スプリングキング 63 浜野谷憲尚 牡・4 400 中 11/30・イルミJ 10着
ロードケンユー 63 三浦 堅治 牡・6 400 中 11/30・イルミJ 8着
ミレニアムスズカ 63 北沢 伸也 牡・4 4150 中 11/30・イルミJ 6着
ダイワデュール 63 田中 剛 牡・6 2050 中 11/2・秋陽JS 1着
ユウフヨウホウ 63 今村 康成 牡・5 4400 京 11/9・京都HJ 落馬
ギルデッドエージ 63 R.ロケット 牡・5 1300 中 11/30・イルミJ 1着
メジロライデン 63 出津 孝一 セ・6 2900 (阪 12/1・ブーツ 8着)
マイネルユニバース 63 宗像 徹 牡・4 400 中 11/16・オープン 3着
テルテルボウズ 61 鈴木 寿 牝・5 1200 中 11/30・イルミJ 3着
10 メイショウワカシオ 63 嘉堂 信雄 牡・8 7050 中 11/2・秋陽JS 11着
11 ユーワブレイヴ 63 金子 光希 セ・4 400 中 11/30・イルミJ 7着
12 ロングランニング 63 山本 康志 牡・6 4200 京 11/23・オープン 9着
(3歳61kg、4歳以上63kg、牝馬2kg減)

 スプリングキング
 障害2戦目で一変して未勝利勝ちも前走はシンガリ惨敗。ここではまだまだ経験と実力が不足しているように思う。苦戦は免れないだろう。

 ロードケンユー
 前々走休み明けでいきなり2着に突っ込んでくるなど、嵌まればソコソコの脚は使えるが、直線の芝も気になるし、前走の惨敗も実力不足と言わざるをえない。3走目で走り頃ではあるが・・・。

 ミレニアムスズカ
 ここ2戦は不甲斐ないが、それまでのレースぶりはかなりの器と思われる大物ぶりの実力ぶりを発揮していた。となれば、やはり中山コースが合わないということになるのだろうか。バンケットと大障害を克服できれば実力ではここでは一枚上だが、この舞台で力を発揮できるかは少々疑問。

 ダイワデュール
 3210mの秋陽JSをレコードで快勝。その後はここ一本に絞ってきて、メンバー的にはここでも期待がかかるが、血統的にスタミナ勝負になるとやや不安はあるし、重賞での成績は今一つ。3勝のうち2勝がレコード勝ちとスピードは認めるも、この舞台でそれが生かされるかどうかはいささか疑問である。

 ユウフヨウホウ
 昨年は他馬の落馬にも恵まれたが、最強馬・ゴーカイを一気に差し切って戴冠した爆発力は侮れない。昨年だけ駆けられれば連覇の可能性は大きいが、今年は2走とも落馬競走中止。やや飛越が雑になってきており、大障害をうまくクリアできるかがポイントになる。スタミナはメンバー1なのは間違いないので、まともにレースができるかどうかの一点だろう。

 ギルデッドエージ
 前走のイルミネーションJSの快勝はこの馬の中山適性の高さと鞍上との相性の良さを示すことができた一戦と言えるだろう。今回は距離延長、相手強化と決して楽ではない。まして重賞での実績があるわけでもなく、高い障害にもやや不安は隠し切れないので、大きな期待をかけるのはどうかと思うが、今秋の中山で一番安定した成績を収めている同馬、今年のメンバーならここで好走しても不思議はない。

 メジロライデン
 京都HJでは久々にこの馬のスタミナを生かせるレース展開となり圧勝。一躍ここでの有力候補となった。が、それまでのオープンでのレースぶりは決して誉められる内容ではない。スタミナ比べになってくればこの馬の浮上の余地は十分だが、大障害の不安もあり、夏場から使い詰めのローテーションもやや気になるところだ。父同様、人気薄で激走するタイプ。人気となる今回はどうか。京都HJを勝った馬が、同年の中山大障害に挑むのは初。どういったレースをするのか注目される。

 マイネルユニバース
 ゴーカイ、ユウフヨウホウの弟と言うことで注目されている一頭である。この馬も長距離向きの血統でスタミナには全く不安はない。レースぶり、ローテーションなどは昨年のユウフヨウホウと近似しており、1勝馬と言えど決して侮れない存在である。重賞初挑戦ではあるが、不安よりも期待の方が大きい馬である。

 テルテルボウズ
 レースぶりから中山が向いているようで、この秋は東京AJ2着など安定したレースを続けている。牝馬と言えどスタミナは十分で、決して侮れない実力を秘めている。やや決め手に欠く面はあるが、距離延長も問題なさそうで、上位争いのできる一頭と言えよう。

10 メイショウワカシオ
 全盛時はゴーカイと互角の勝負をしていたように、このメンバーに入れば実績では抜けている。だが、前走を見る限りはやや衰えが見えるし、中間もフレグモーネでイルミネーションJSを回避するなど決して順調にきたとは言えない。持ち時計だけ走れれば勝ち負けは可能だが・・・。

11 ユーワブレイヴ
 未勝利を勝ち上がるのに12戦を要した。その後のオープン2戦は完敗で、ここに入るとさすがに家賃が高い。スタミナはありそうだが、ちょっと通用するとは言い難いだろう。

12 ロングランニング
 4連勝から重賞連続2着した昨夏の活躍が記憶に残るが、そこでの強行軍がたたったか、1年3ヵ月の休養を余儀なくされた。復帰戦の前走はこの馬らしい行きっぷりは見られたが、息切れして9着に敗れた。2走目で変わる余地は十分で、実力的には十分勝負できるものは持っているが、2走目でいきなりの大障害はやや気がかりである。レースぶりからスピードタイプであり、中山の4100mは長いように思う。

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