2000年主要レース出馬表一覧(6月)




中京競馬場  6/3 ・ 5R  オープン  芝 3370m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
ハートマン60常石 勝義牡・8400東 5/14・オープン 11着
イブキマンパワー60林 満明牡・7400東 5/14・オープン 4着
レガシージャパン60熊沢 重文牡・7400京 5/7・未勝利 1着
ザオーリュウシュン59西谷 誠牡・6400京 5/13・京都JS 8着
ブレイブハンター60牧田 和弥牡・71150東 5/14・オープン 5着
ヒダカオーシャン60川合 達彦牡・5400東 5/14・オープン 落馬
シートラスト59岡富 俊一牡・6400京 1/29・オープン 6着
ショウザンスカイ61嘉堂 信雄牡・51150東 4/29・オープン 4着
ブレーブテンダー61高橋 康之牡・71150京 5/13・京都JS 5着
10ヤスノテイオー60植野 貴也牡・61150(福 5/6・日光特 8着)
11グレイトパッション60北沢 伸也セ・7400東 4/29・オープン 7着
12シロキタガリバー59合谷 喜壮牡・6400京 5/13・京都JS 落馬
13コバノスコッチ60山本 康志セ・8400京 5/13・京都JS 7着
14メジロライデン59藤井 正輝セ・5400京 5/13・京都JS 落馬
(別定S)
出走可能頭数超過のため、コンキスター タヤスキチジツの2頭が除外となった。

 メンバー的に質はやや落ちるが、14頭のフルゲートと頭数は揃った。レガシージャパンは前走の初障害が好タイムでの圧勝。早目先頭から突き離す文句のない内容であった。 血統的にも障害向きで、オープンに入ってもこのメンバーならば何ら遜色はない。一気に2連勝と行きたいところ。それに待ったをかけるのはやはりオープンでの勝ち鞍がある実績馬達か。 ショウザンスカイは前々走が強い相手だったが強烈にまくり切って2勝目を上げた。前走も差のないレースでここも期待はできそうだ。小柄な馬だけに初斤量の61kgが少々気がかりだが。 ブレイブハンターは前走は後手に回ってしまい5着に敗れたが、前々走の様な積極的なレースもできる馬で、今回は叩き3走目。そろそろチャンスだろう。ブレーブテンダーは重賞の前走でも掲示板に入るなど、実績は最右翼。 初斤量の61kgと距離延長は不安材料だが、平地力のある馬が有利な中京コースを持ってすれば押し切りも可能だ。ヤスノテイオーは平地を使われて約7ヵ月ぶりの障害戦。前走は勢いがありすぎて落馬してしまったが、 うまく折り合いがつくようなら高レベルだった昨年のレースを快勝して実力で圧倒してもおかしくない。ほかの1勝馬はそれぞれにもうひとつ強調材料に欠ける。

 中京のオープンは毎年1レースずつしか行われていないが、3年前はポレール、一昨年はゴッドスピードと障害界をリードした2頭が勝ったレースである。
 昨年のレースでは、勝ち馬のヤスノテイオーはこのレース以後1走しかしていないので参考外として、2着以下の馬にはオープン、重賞の勝ち馬が並んでいる。 2着のエーピーランドは先日のオープン勝ちし、中山大障害4着の実績がある。3着のレガシーロックは東京HJを勝ち、カブトフドオは重賞勝ちこそないが、オープン勝ちを含む3勝馬である。 ヒサコーボンバーは阪神JSを勝って4連勝中だし、ゴーカイは中山GJ、東京AJの重賞2勝をした。京都HJ2着のフジノセイガイハを含めて、後々に名馬がどんどん誕生したレースであった。


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東京競馬場  6/10 ・ 10R  第2回東京ハイジャンプ (J・G ll)  芝 3300m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手性・歳収得賞金前 走
エーピーランド60田口大二郎牡・81150東 5/14・オープン 1着
レガシーロック62白浜 雄造牡・63650京 5/13・京都JS 4着
コンキスター60矢原 洋一牡・7400中 9/19・ナッキー 5着
メイショウワカシオ60嘉堂 信雄牡・75050京 5/13・京都JS 1着
マキシマムプレイズ60林 満明セ・62700京 5/13・京都JS 2着
ファンドリロバリー62出津 孝一牡・84700中 4/15・中山GJ 7着
オラクルハワイアン60田中 剛牡・92300東 4/29・オープン 1着
ヨイドレテンシ60山本 康志牡・7800京 5/13・京都JS 6着
タケデンスーパー60鈴木 寿牡・5400東 5/14・オープン 6着
10メイショウデンセツ60成田 均セ・51950中 3/4・オープン 5着
11ゴーカイ63横山 義行牡・89650中 4/15・中山GJ 1着
12エアファントム60大江原 隆牡・8800東 5/14・オープン 8着
13タヤスキチジツ60西谷 誠牡・5400(名 5/20・名古城 14着)
(4歳58kg、5歳以上60kg。牝馬2kg減。
中山大障害もしくはJ・G l 競走1着馬3kg増、
京都大障害もしくはJ・G ll 競走1着馬2kg増。)
出走可能頭数超過のため、アイノブラザー エンディングテーマ
スチュードベーカー ストークブライアン
ダイワデュール マキハタコンコルドの6頭が除外となった。

 ここまでの春の重賞馬が3頭こぞって参戦するという、今春の障害王決定戦にふさわしい豪華メンバーとなった。主役はもちろん世界制覇を果たしたゴーカイだ。 前走のレースぶりは昨年の中山大障害2着のうっぷんを見事に晴らす素晴らしいレースであった。ここは斤量差がわずかに影響しそうだが、昨秋に重賞を勝った舞台。前走と同斤量なので斤量に苦しむケースは考え辛い。 相手の1番手は東京コース3戦3勝、このコースで直接2度ゴーカイを破っているメイショウワカシオだろう。前走はトップハンデを背負いながら、余裕ある差し切り勝ちを演じた。今回はコース、距離ともに絶好の舞台。 最後の芝も問題なく、60kgの斤量は明らかに有利。展開も向きそうで、ほとんど死角らしいものが見当たらない今回、重賞連覇の可能性も高い。阪神スプリングJを見事に逃げ切ったファンドリロバリーもスピードの生きる東京コースで一変しそうだ。 中山では持ち味が生きないので、ここで真価を発揮してほしいところ。おそらくハナは譲らないだろうから。レガシーロックは連覇がかかるが、この馬は同型次第であろう。復帰後は2、3番手からのレースを続けているが、この馬の持ち味はやっぱり軽快な逃げこそである。 ハナ争いは厳しいが、積極的に行ってもらいたいところだ。そうそれば、結果は変わってくるだろう。4連勝中のオラクルハワイアンは相手強化がカギだが、平地力、スタミナともに文句なしで、ここもハイペースで他馬がスタミナをなし崩しに使うとこの馬の台頭は十分可能だ。 それはエーピーランドにも言える。ハイペースで上がりのかかる流れになれば最後に強烈な末脚を繰り出せることだろう。ペースについていけるかがポイントだ。 他ではやや力不足のように感じるが、前走の京都JSで逃げて頑張ったマキシマムプレイズがどういったレースをしてくるかによって、レースががらりと変わる可能性がある。カギはこの馬が握っていると言えよう。

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東京競馬場  6/24 ・ 5R  オープン  直線ダート 3300m

枠番馬番 馬 名斤量騎 手
シートラスト59矢原 洋一
タケデンスーパー60鈴木 寿
アイノブラザー59浜野谷憲尚
フミノレインボー59北沢 伸也
エンディングテーマ60林 満明
マキハタコンコルド60出津 孝一
ヤスノテイオー60植野 貴也
ストークブライアン60栗原 洋一
グレイトパッション60大江原 隆
10スチュードベーカー60江田 勇亮
11トラノデイトナ59嘉堂 信雄
12ダイワデュール57▲穂苅寿彦
13マチカネスサノオ59☆白浜雄造
(別定S)
出走可能頭数超過のため、コンキスターが除外となった。


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