「マイクに向かうと緊張する」と声の広報づくり体験(大口町) |
●自分にもできることがある
「やってみると、自分にもボランティアができそうな気がする」。大口町健康文化センターで夏休み中に開催された「ボランティアサークル開放」(大口町ボランティア連絡協議会主催)で、「朗読ボランティアたんぽぽ(吉田和江代表)」と一緒に広報などの音訳テープ作りをした小学生たちの声。声の広報づくりには「発声や早口言葉の練習が大切。正しい言葉のイントネーションやアクセントではっきり」と、同会指導の下で順番に声を出して文章を読む練習。実際にマイクに向かって朗読、録音もした。「ボランティア活動に関心がある」と話す小林奈央さんと稲垣早希さん(大口南小6年)。「マイクに向かうと、誰も聞いていないと分かっていても緊張した。言葉のアクセントは日ごろ気に掛けていないけれど、朗読するときは大切だということが分かった」と、思ったより難しかった様子。それでも、「自分にもできることがある」と、障害のある人の手助けができることを知った。 |