江南市立古知野南小学校(坪内利男校長、882人)のPTA(尾関達哉会長)が、親子で一緒に活動し触れ合ってもらおうと10日、同校体育館で「ケーキデコレーション」を開催。親子約250人が参加し、ケーキ作りを楽しみました。 |
ケーキ作りを楽しむ親子=古知野南小学校 |
直径15センチのケーキのスポンジ117個と6分立ての生クリームを、同市古知野町にあるケーキ店「リンゴハウス」に依頼。初めに同店のパティシエ稲波広光さんが、ケーキの飾り付けを披露しました。「生クリームは使う分だけ泡立ててすぐに塗らないとクリームが堅くなりきれいに仕上がりません」と、生クリームを取るとあっという間にスポンジをコーティング。まるで魔法のようなプロの手さばきに、参加者たちは感動し目がくぎ付けに。稲波さん指導の下、各自で用意したパイナップルやモモの缶詰、バナナなど好みのフルーツをスポンジの間に挟んだり、ココアパウダーを生クリームに入れてチョコレートケーキに仕上げたりと、工夫を凝らしたケーキが出来上がりました。 |
「大勢の参加がありとてもうれしい。この行事を通して親子のきずなを深め学校にも関心を持ってもらえたら」と、尾関会長は話します。体育館内は甘い香りに包まれ、和気あいあいとした雰囲気の中、出来上がったケーキは箱に詰めてそれぞれの家庭に持ち帰りました。 |