マッサージ効果を体感・・・181209掲載
 足指体操、足裏押しなど 自分でできるフットケア講習会
中日”夢”サークル 女性50人参加  
中日新聞販売店と尾北ホームニュースは共催地域事業、第31回「中日"夢"サークル」自分でできるフットケア講習会を11月28日、大口町健康文化センターほほえみホールで開催しました。参加者は女性50人。講師はリフレクソロジストで介護士の丹羽加代子さん=江南市前飛保町。「寝たきりにならないためには、足の健康が大事」と呼び掛ける丹羽さんの指導で、参加者はマッサージに挑戦しました。



講師の丹羽加代子さん→

講師助手から足裏の押し方を習う受講生(2点とも)


片足ずつ、最初は右足から。足指の力不足が「転びやすい・転ぶ」につながるため「足の指を柔らかくして、しっかり大地を足の指でつかまえて立ちましょう」と、足指を開く体操。続いて、足裏を手の指で、自分の体重を掛けるようにして、ゆっくりと満遍なく押しました。「もみ返しがくると言うのは、筋肉を痛めてしまっているから。痛みは体を緊張させてしまいます。リラックスして、痛気持ち良いくらい押してください」と丹羽さん。足の甲、足首、アキレスけん、ふくらはぎ、ひざ回りと下から上へ刺激していきました。右足を終了し、マッサージしていない左足と比べて「足が細くなってる」と驚いた千田さんと、紙谷さん。むくみや冷えに悩んでいたため参加したとのことで、「足が温かくなったし、肌の色も奇麗になった。これからも続けたい」。以前体験した足裏マッサージに、痛いというイメージしかなかったと言う加藤啓子さんは「気持ち良いですね。家でぜひやってみたいと思います」。関根奈津子さんも「母にやってあげたい」。以前から興味があり、腰痛に良いと聞いて参加したと言う古田理江さん、大脇直子さんは「オイルの使い方も分かりました」。両足終了すると、「足が温かくなった」という声が多く聞かれ、参加者はマッサージの効果を体感したようです。


 まちづくりビジョンを発表 
●提言書を町長に手渡す 扶桑未来会議 扶桑町 
まちづくりの基本となる「総合計画」の策定に向け、住民の視点で町の現状や問題点などを話し合ってきた「扶桑未来会議」が11月22日、1年半にわたり検討したまちづくりビジョンを発表。「まちづくり提言書」を江戸滿町長に手渡しました。公募で集まった町民36人が、都市計画や福祉・教育、行財政などのグループに分かれ、調査や視察研修、ワークショップなどを開催。これからの扶桑町を見据えた、具体的なまちづくりへの提案をしました。
扶桑未来会議提案発表会の様子 「防犯・防災を目指すまち」を目標の1つに掲げた都市計画・生活環境グループは「安全会議を設置し、行政と住民が一緒に話し合う場を」「地域住民の目が防犯に役立つことを理解し、地域でのコミュニケーションを充実させることが大切」などと提言。「住民と行政の協働による、自立した活力あるまち」を目標に話し合ってきた行財政・住民参画まちづくりグループは「町民と行政の考え方がイコールになるように」と、職員の意識改革、町民の意識づくりの必要性を強調。「自分たちのまちは、自分たちの手でつくっていこうという意識を持つことが大切」と、提言をまとめました。提言書を手にした江戸町長は、長期にわたる議論や検討に敬意を表し、「住民と行政が、パートナーシップという対等な立場でまちづくりを進めていくことが大切。いただいた具体的な提言を施策に生かしていきたい」と、住民と共に進めるまちづくりの第一歩へと、提言をつなげていきます。

 西楽田団地集会場完成 
●あす、しゅん工式
犬山市楽田の西楽田団地(田口吉樹自治会長、480世帯)集会場の立て替え工事が終わり=写真、10日午前9時30分からしゅん工式、同11時から祝賀会が行われます。従来の集会場は30年以上も前に建てられ老朽化が進み耐震性にも欠けることから、平成15年「集会場を考え、その対策を考える委員会」、同17年8月「建設委員会」の発足を経てことし8月に着工。重量鉄骨造り平屋建て延べ床面積198.20平方b。バリアフリー対策も施され、約78畳の集会室は2部屋に仕切って使うことができます。行事や会議だけでなく「団地内のクラブ活動も一層活発になれば。そして、団地住民の憩いの場に」と、米津貞蔵建設委員長は期待をしています。

 栗栖川の砂防事業完了 犬山 
水遊びができる栗栖川の川辺 散策路、花壇のある憩いの場に
犬山市栗栖区(川治立身区長)で平成10年から愛知県が砂防事業として進めてきた栗栖川の改修工事が完了しました。護岸延長340メートル、総事業費は約4億5000万円。山に囲まれ、自然豊かな同地区を流れ、木曽川に流入する栗栖川は、土石流災害のおそれがある「土石流危険渓流」であることから進められた同事業。地元住民にとっては身近であり自然と触れ合える川であることから、工事と平行して「水辺の楽校プロジェクト」として住民や子どもたちの意見を取り入れながら、今後の川のあり方を話し合ってきました。

●「栗栖川やんちゃ村」開村

水辺の楽校は、子どもたちが自然に触れ合いながら安全に水遊びをし、生き物の観察ができるようにと「栗栖川やんちゃ村」と名付けられ、11月20日には同区民や栗栖小学校(長瀬信義校長)の全校児童らが参加して開村式が行われました。式典では初代村長に同小6年生の仙石耕佑君が任命され「この村ができたのをうれしく思います。川に、生き物や自然が戻るよう活動したい」とあいさつ。子どもたちの手でヤマザクラやパンジー、ハボタンが植えられました。川底の床固めや帯工、護岸工、魚道工の渓流保全工と砂防えん堤の工事を終え、自然・川遊び・いこい・森と冒険の4ゾーンからなる同村には、散策路や花壇も整備され、水辺に近づけるよう護岸が緩やかな部分も。「整備前は、高木や草木が茂る寂しいところだったけれど、美しい憩いの場になった」と完成を喜ぶ川治区長らは、河川や自然に親しみ、地域の交流の場にしたいと話しています。
初代村長の仙石耕佑君(右)パンジーやハボタンを植える小学生たち

 
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