●「栗栖川やんちゃ村」開村
水辺の楽校は、子どもたちが自然に触れ合いながら安全に水遊びをし、生き物の観察ができるようにと「栗栖川やんちゃ村」と名付けられ、11月20日には同区民や栗栖小学校(長瀬信義校長)の全校児童らが参加して開村式が行われました。式典では初代村長に同小6年生の仙石耕佑君が任命され「この村ができたのをうれしく思います。川に、生き物や自然が戻るよう活動したい」とあいさつ。子どもたちの手でヤマザクラやパンジー、ハボタンが植えられました。川底の床固めや帯工、護岸工、魚道工の渓流保全工と砂防えん堤の工事を終え、自然・川遊び・いこい・森と冒険の4ゾーンからなる同村には、散策路や花壇も整備され、水辺に近づけるよう護岸が緩やかな部分も。「整備前は、高木や草木が茂る寂しいところだったけれど、美しい憩いの場になった」と完成を喜ぶ川治区長らは、河川や自然に親しみ、地域の交流の場にしたいと話しています。 |
初代村長の仙石耕佑君(右)パンジーやハボタンを植える小学生たち |