苗木を植える小学生たち植樹について説明を受ける小学生ら=犬山里山学センターで |
●犬山の小学生35人が参加
「『MOTTAINAI』キッズ植林プロジェクト犬山植樹会」の事業に参加したのは、同市子ども会連絡協議会(丹羽美代子会長)の小学生ら約35人。「MOTTAINAI」はケニアで植林を続け、環境分野で初めてノーベル平和賞を受賞したマータイ博士が2005年に来日し、出会った言葉。この言葉に感動した博士が「この素晴らしいキーワードを世界に伝え、限りある自然や資源を大切にし、無駄使いをなくしたい」と「MOTTAINAI」を世界に広める活動を始めたもので、全国子ども会連合会も共催し「緑の募金」活動もしています。この日植えた樹木は「コバノミツツジ」「エゴノキ」「モッコク」で合計80本。植樹は初めての子も多く、根を傷つけないよう大切に、同センター北側に植えていきました。丹羽会長は「子どもたちにとってとてもよい記念」と話し、子どもたちに同運動や自然の大切さなどの講義をした(特)犬山里山学研究所の理事長・林進さんも「次世代の地球を守る子どもたちに、まず里山や木の大切さを伝える第一歩」と、あいさつ。子どもたちには「2〜3年もたつと花が咲きます。今後も、自分の植えた木の様子を見にここに足を運んでください」と呼び掛けていました。 |