来季も優勝!! ドラゴンズ・・・181111掲載
 「吹け吹け、伊吹おろし」
●ドラゴンズ新応援歌、全国へ発信
今シーズンの中日ドラゴンズは大活躍でした。52年ぶりの日本一は逸しましたが球団創設70年を見事リーグ優勝で飾り、ドラファンのみんながしびれました。そんなドラの活躍をたたえる新応援歌がこの地方から生まれ、インターネットを通じて全国へ発信されています。
藤王康晴さん 母親、晴子さん

自作のDVDを手にした
中桐さん=扶桑町の自宅で
●扶桑の中桐さん作詞作曲
話題の応援歌は「吹け吹け、伊吹おろし」。作者(作詞、作曲)は扶桑町高雄に住む元中日新聞記者の中桐久夫さん(79)。歌っているのは元ドラゴンズ選手の藤王康晴さん(41)と母・晴子さん(61)=一宮市在住=の親子コンビ。曲は覚えやすい軽快なマーチ調。康晴さんの低音に対してお母さんの美声が光っています。この応援歌は、今夏7月下旬からヤマハのホームページ「プレーヤーズ王国」(アドレスはhttp://players.music-eclub.com/)に登録され、話題を呼んでいます。ダウンロード料金は1回105円。「実はこの応援歌、2、3年前の作品です。藤王さん親子を招いて自宅の応接間(スタジオ兼用)で歌ってもらったホームレコーディング。お金は掛けていません」(中桐さんの話)。中桐さんは平成元年、ドラの応援歌「勝利めざして」(歌・三鷹淳)「ぼくはタツノオトシゴ」(佐々木功)を日本コロンビアから全国発売しており、今回で3曲目。「燃えドラ」に次ぐヒット実績を持つ音楽家です。中桐さんは今シーズンの「中日―巨人」第1戦(4月7日)をナゴヤドームに出向いて、ビデオカメラで撮影。岐阜県揖斐川堤防から撮った映像を背景に歌や、歌詞を入力したDVDを独自に製作しました。この新応援歌は中日新聞夕刊(9月22日付け)に大きく採り上げられました。話題性のある新曲を求めていた通信カラオケの大手、エクシング社(本社/名古屋)が早速、名乗り出て今月16日から「ハイパージョイV2」で全国のカラオケ店へ配信されることが決まりました。ドラのカラオケ応援歌は第一興商(サイバーダム)の’04年版「燃えドラ」がある程度で新応援歌の登場は、歌好きのドラファンにとっては朗報です。

《エクシング社の通信カラオケが配信されている店》
〔江南〕◇ボイスキャッツ江南店(高屋町西)ほか。
〔犬山〕◇ステージ・アミ(松本町)ほか。
〔小牧〕◇コロナ ◇ラウム(二重堀)ほか。
〔一宮〕◇シダックス一宮クラブ(緑4)ほか。


平田明子さんと瑚白くん


創設 1年目 「感激」のV 中日ドラゴンズ公式ファンクラブ
ことし春に発足した高校生と大人対象の「中日ドラゴンズ公式ファンクラブ」=事務局/名古屋市中区。創設1年目にしてのリーグ優勝は、会員にとって「感激」の一言。
その一人、扶桑町柏森の平田厚司さん(31)は、妻明子さん(32)、長男瑚白君と月に数回ナゴヤドームへ応援に行きました。「一人ひとりの選手のレベルアップが、チーム全体の強さに結びついた」と夫妻。「打線の好・不調をなくして、来年こそは日本シリーズで落合監督の胴上げがナゴヤドームで見られることを期待しています」。
夫婦でドラファン、すでに来年の会員登録を済ませたという、江南市高屋町の伊藤清隆さん(55)律子さん(53)夫妻は「子どものころからドラゴンズが大好き。中日が負けると夫婦げんかのタネが増える」と言うほど。夫婦円満のためにも「常勝球団になってほしい」と願っています。長男隆暁さん、長女亜希子さんも会員登録しているドラファン親子です。


●2007会員募集中
中日ドラゴンズ公式ファンクラブ事務局では、連覇を目指して2007年会員を募集しています。年会費は3800円。オリジナルグッズ進呈やナゴヤドームパノラマ席ペア招待(抽選)など、特典いっぱい(左記参照)です。お問い合わせ、お申し込みは、お近くの中日新聞販売店まで。

 カナダの高校生が来日 (尾北高) 
●ようこそ日本へ 抹茶をどうぞ
県立尾北高校(水谷正照校長)の姉妹校で、15年前から交流を続けるカナダ・バンクーバー市のユニバーシティヒル・セカンダリースクール(ユーヒル校)の生徒らが10月25日に来日、同校を訪れ生徒らと交流を深めました。同校の創立70周年を記念し姉妹校提携したユーヒル校とは、1年置きに互いに訪問しホームステイしながら交流、互いの国の文化を紹介し合っています。今年度は、ユーヒル校から15人の生徒と4人の教員と保護者が訪問、同26日には全校生徒の歓迎を受けた後、和室で茶道を体験しました=写真。
茶華道部員と、指導する青木治代さん=江南市=が抹茶をたてて接待。部長の上垣内栄美佳さん(3年)が表千家の歴史や作法を英語で紹介し、「旅の疲れを癒やしてください」。生徒らは慣れない正座に戸惑いの表情でしたが、和菓子とともに抹茶を楽しみ、懐紙の使い方や茶せんでお茶をたてる体験もしました。「和菓子は甘くお茶は苦かったけれど、とても面白い」「カナダは歴史が浅い。日本は文化があって素晴らしい」と、日本文化の一端に触れた感想を話すユーヒル校生。その後も、英語の授業に参加したり、書道や着付け体験をしたりしながら同校生徒と交流を深め、5日間のホームステイを終えました。
●犬南中生が職場体験
職場体験学習として尾北ホームニュースを訪れた犬山市立南部中学校2年の安達千夏さん、山口実希さん、渡辺紫乃さんは取材に同行。茶道体験したユーヒル校生や茶華道部員らにインタビュー、原稿作成も体験しました。 「インタビューの時、思ったように質問できず、事前準備が大切だと分かった」と話す山口さん。「原稿を書いている時、時間が過ぎるのが速く感じた」と言う渡辺さんは「漢字の使い方など、新聞用語があることを初めて知りました」。安達さんは「小さな記事でもその裏には、いろいろな苦労があることを知った」と、初めてのことばかりで緊張したと話す3人でしたが、いろいろな出会いがあったと職場体験を振り返りました。
ユーヒル校の教員に質問する
犬南中生

 
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