あす開通式が行われる神明小網橋(左)と、同橋開通後に取り壊される小網橋(右)=江南市宮田神明町で、10月29日撮影 |
小網橋は幅員3メートル(一部5.5メートル)で対面通行ができず、「譲れ」「戻れ」と言い争いになることもあったことから、付いた名前が「けんか橋」。それが、地元子ども会の立て看板で譲り合うドライバーが増え「思いやり橋」と呼ばれていました。「その思いやりの心を後世、新橋にも引き継ぎたい」と、橋の愛称募集に多くの声が寄せられ、「思いやり橋」の名は愛称として、そのまま残ることになりました。新しい橋は2車線あり対面通行が可能で、歩道も設けられています。開通式は、除幕式、テープカットが両市それぞれに橋のたもとで行われ、続いて3世代家族が渡り初めを行い、橋の中央で記念式典が始まります。同11時30分からは江南第二幼稚園児による鼓隊演奏、川島夢太鼓、消防音楽隊のアトラクションで橋の開通を祝い、午後2時から一般供用を開始します。式典後、区民らによる尺八演奏や踊り、太鼓や手品、いも煮会や模擬店なども行われ、しゅん工を祝いました。 |