堂々と一般質問・・・181028掲載
 犬山子ども議会
●犬山市の中学生16人が議員に
犬山市は10日、中学生による「犬山子ども議会in2006」を同市議会議場で開催、16人の子ども議員が「くらし」「いきがい」「まなび」「やすらぎ」「にぎわい」「ふれあい」の各項目ごとに一般質問しました。石田芳弘市長は「どんな仕事も尊いけれど、将来この中から議員になろうという人が生まれたらうれしい。中学生とともに、まちづくりについて話し合えるのは楽しみ」と開会のあいさつ。東部中3年の丹羽志織さんが議長を務めました。内容は防災計画、高齢者施設の充実、全市博物館構想、ごみ問題への取り組み、伝統文化を生かしたまちづくりなど多岐にわたり、日々の学校生活や地域活動の中で感じたことや考えたことなどを基に犬山市に質問しました。
子ども議員(中学生)による一般質問の様子=犬山市役所で 犬山中2年の石原健次君は「避難場所の1つに指定されている木曽川緑地グラウンドは、雨が多く降ると水没する危険性がある。安全な場所といえるのか」など、市の防災計画について質問。担当者は「避難所を2つの視点で考え、同緑地はいったん集まる広域避難場所ととらえている。自分たちの地域のことは自分たちで考えて行動する、防災意識の高まりを望む」と答弁しました。南部中3年の大脇歩美さんの「言葉や文化の違いから、外国籍の生徒が不登校になってしまうケースもある。外国籍の人たちに対する支援体制はどうなっているのか」の質問には、「現在いる2人の語学指導員に加え、増員する予定は今はない。大きな力となるのは皆さんの友情。声を掛けたり悩みを聞いてあげたりしてほしい」と協力を呼び掛けました。
開会前に「緊張する」と話していた中学生たちの話し振りは堂々としたもので、最後に城東中3年の内藤彩乃さんが「犬山市の自然や伝統を守り、後世に伝えていくのはわたしたちの役割」と、「自然と人が共生し、歴史と文化を大切にする心豊かなまちづくり」の実現に関する決議案を朗読、採択されました。

 きょうから、すいとぴあ江南で開催
みんなで創ろうエコの街"江南" 環境フェスタ
「環境フェスタ江南2006 みんなで創ろうエコの街”江南”」が28、29の両日、すいとぴあ江南で行われます。28日午前9時30分から、野外ステージで開催式が行われ、続いて同市内の幼稚園の鼓隊演奏や環境ポスター表彰式、中学生のよさこい踊りなど。モリゾー・キッコロ写真撮影会は午後0時30分と同2時45分に行われます。大広間では、地域エコ集会が午前10時10分から、午後1時からは人形劇「85」の公演が行われます。29日は大広間で午前10時30分と午後1時30分、環境保全普及講座。モリゾー・キッコロ写真撮影会が屋外東屋付近で午前10時30分、正午、午後1時30分に行われます。両日屋外ではフリーマーケット、市内福祉施設のバザーなど。施設内では生ごみ処理機展示、紙のリサイクル成型体験などや、環境ポスター・リサイクル作品、みんなで作ろう環境マップなどの展示コーナーもあり多くの参加を呼び掛けています。
●江南菊まつり
「第14回江南菊まつり」が28日から11月12日まで、すいとぴあ江南で開催されます。28日午前9時25分、正面入り口での春明太鼓で開幕。同時30分からは、野外ステージに舞台を移し開催式、菊花品評会表彰式など。29日は午前10時から午後3時まで、幼児・小学生を対象に「江南菊まつり写生大会」(雨天の場合は11月3日。作品は11月6〜12日まで、同施設3階ギャラリーで展示)。午前11時から午後2時までは、専門家による菊づくり教室(本部席前)も開催されます。期間中毎日、テント売店で「お土産コーナー」や菊の鉢物と苗などを販売。最終日の12日午後1時30分から、展示用の菊大特売市が行われます。
(問)菊まつり本部 TEL江南(56)8739

 犬山城下で秋まつり!! 28、29日 
犬山城下町秋まつりのポスター 犬山の秋を彩る住民主導のイベント「第2回犬山城下町秋まつり」が28、29日の両日、本町信号から犬山城前広場までと、新町・魚屋町通りを歩行者天国にして開催されます。28日午後1時、城前広場では式典の後、木遣り唄やからくり実演、犬山中・城東中ブラスバンドやフラダンスなど。どんでん館、余遊亭、城下町一帯で午後1時からおさるさんショー、手品などのパフォーマンスが繰り広げられ、午後7時からは城前広場からどんでん館まで「提灯行列」が練り歩きます。29日には「犬山城戦国武将物語」を開催。旗隊、足軽武者、山車、陣羽織隊、鉄砲隊、武将顕彰隊総勢約200人の行列が、午後0時5分、犬山南小学校を出発。出来町から本町、犬山城前広場に同1時到着で行進。同広場では午後1時45分から甲冑武者隊との記念撮影会や和太鼓の演奏など。両日、午前9時から磯部邸で人形立体童話展、目指そう!世界遺産写真展などのほか、会場一帯は模擬店、野菜・果物の販売、リサイクルバザーやフリーマーケットなどでにぎわいます。
(問)犬山城下町秋まつり実行委員会(事務局・犬山まちづくり梶j TEL犬山(65)0002

わが町の昭和と平成 
●扶桑 中央道
昭和40年ごろの県道一宮犬山線。撮影地は扶桑町高木地区の辺りで、周辺には桑園が広がっています。扶桑町役場提供。
現在の県道一宮犬山線。主要地方道として交通量も多く、沿線には飲食・サービス業を中心に店舗が立ち並んでいます。
町名に「桑」が入るほど、かつて桑園が広がっていた扶桑町の中央で、昭和40年ごろ県道一宮・犬山線(中央道)の工事が始まりました。その当時、高木地区から犬山に向かって撮影したのが左上の写真です。右端の建物は農協で、役場はまだできていません。同町史によると、昭和42年の町内の自動車保有台数は524台。その後、急増し同50年約5000台、平成2年には1万台を超えました。同線の交通量も年々増え、県道では町内一の交通量を誇る幹線道路となり、沿線にはスーパーや銀行、飲食店などが立ち並び、大きく様変わりしました。
※次回は11月18日に掲載致します。

 
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