一豊の同僚 堀尾吉晴の古里 大口町・・・181007掲載
 あす「功名が辻紀行」で放映
NHKの大河ドラマ(総合テレビ日曜午後8時から放送)で放送中の「功名が辻(司馬遼太郎原作)」で山内一豊(1546〜1605年)のゆかりの地として、大口町が10月8日、同番組放送後の「功名が辻紀行」(放映時間約1分25秒)で紹介されます。

堀尾吉晴邸跡(大口町指定文化財)→
「功名が辻紀行」撮影の様子=7月8日、大口町の五条川で 山内一豊の人生の良き同僚として、信長、秀吉、家康に仕え、慶長5(1600)年に出雲の国24万石の領主となり、初代松江城主となった堀尾吉晴(1543〜1611)。戦国の世に、一豊と同じような足跡を残した吉晴が大口町の御供所生まれだったことから放映が決まり、7月8日にロケが行われました。同町歴史民俗資料館の学芸員や堀尾蹟顕彰会(前田道孝会長)の社本宮明常務理事、今枝達夫事務局長らの案内で進められたロケ。吉晴の出生地である同地区八剣社内の吉晴邸跡や、吉晴のいとことされる金助とその母の像、隣接する桂林寺にある吉晴らの供養塔、堀尾跡公園の裁断橋など、撮影は1日がかりで行われました。社本常務理事は「郷土の先人の遺徳をたたえ、それを次代に語り継いでいきたい」と同町が紹介されることを喜び、今枝事務局長も「多くの人に見てもらえれば」と、放映を心待ちにしています。

 デビューミニアルバムをリリース
●ロックバンド「cubic」 石原伸哉さん(ベース)江南市出身
江南市出身の石原伸哉さん(東京都)がベースを務める「cubic」は、6月に待望のデビューミニアルバム「reverberate through the elemnt」をリリース。「憂い、激情、疾走感」をテーマに、豪快かつ繊細なギターサウンドで表現するドラマチックなメロディーと、言葉の持つ響きを大切にした「cubic」の世界を表現しています。「cubic」は4人のメンバーで2001年1月に結成。その翌年には、各オーディションで上位入賞するなど実力を発揮、テレビやラジオ番組に出演しながら、シングルCD2枚、DVD1枚を発売、ライブ活動にも力を入れています。
ベースの石原伸哉さん(右端)と「cubic」のメンバー 石原さんがバンド活動に関心を持ったのは、同級生と一緒に洋楽の演奏を始めた高校1年生のころ。幼いころピアノを習っていたことからキーボード希望でしたが、友達にそのパートを譲りギター担当になったのがギターとの出会いでした。今の仲間に出会う前には、いったんバンド活動を辞める覚悟をしたと言う石原さんですが、「ベースが抜けるから」と声を掛けられ見に行ったライブハウスで、グラムロックで化粧をして演奏するライブに対する気合いに衝撃を受け、メンバーになったことが今の「cubic」につながりました。「自分たちの曲やライブで元気になり、感動する人たちがいてくれることが素晴らしい」と、音楽を伝えていけることに充実感を抱き、演奏活動する4人。唯一無二のROCK BANDを目指し、自分たちにしか表現できない曲を創り上げていきます。
「非日常的な世界」を魅せる「cubic」のライブは、9日の横浜を皮切りに町田、渋谷などで展開、12月16日には町田で初のワンマンライブも企画中。石原さんは「東京、神奈川にお越しの際はぜひライブに」と、「cubic」ライブを体験してほしいと話しています。アルバム(1枚1500円)はHMV扶桑店(イオンSC扶桑店内)、喫茶「山手」=江南市般若町(TEL江南(59)6276)=で取り扱い中。
HPは、http://www.cubic-official.com/

 青年海外協力隊 石田さん(犬山)ガーナへ 
●村落開発普及員として2年間勤務
犬山市羽黒新田出身の石田純哉さん(26)は、青年海外協力隊の一員としてのガーナ派遣を前に9月25日、犬山市役所を訪れ渡邊昭美助役に出発のあいさつをしました。
犬山市の渡邊昭美助役に出発のあいさつをする石田純哉さん 筑波大学で数学を学び、茨城県立藤代紫水高等学校常勤講師を経て国際基督教大学大学院で教育学を学んでいた石田さん。南米ボリビアに集会所を造るなどのNGO活動にかかわっていたこともあり、「自分にできる国際協力活動が何か知りたい」と、青年海外協力隊を志望しました。村落開発普及員として任務に就くのは2年間。井戸が壊れても修理せず、そのままの状態で管理が徹底されていないことから、ガーナ北西部のアッパーウエスト州ロウラ郡役所水課で、衛生教育やコミュニティーの井戸管理委員会の組織改善などの活動をしていきます。石田さんは「治安は安定しているガーナ。健康に気を付け、次につながる環境をつくり上げたい」と心境を語り、渡邊助役は「とにかく身体に気を付けて。帰国後は、国際交流協会で体験を生かした活動がしてもらえれば」と、犬山国際交流協会(野田修会長)からの助成金を手渡しました。石田さんは今月2日、成田からフランクフルト経由でガーナに向かいました。

 展示や即売など多彩に
●今夜、花火打ち上げ  江南市民まつり(7、8日)

江南市民まつりのポスター
2006江南市民まつりが7、8の両日、同市草井町のすいとぴあ江南で行われます。市内商工業の振興を図り、市民との交流、触れ合いを目的に毎秋行われるイベント。展示コーナーでは、地場産業のカーテン地などを紹介する「インテリア織物展」、新作のモールや意匠糸とその製品を公開する「夢の繊維素材展」、工業製品や写真パネルで企業をPRする「めいど・いん・こーなん展」が開催されます。そのほか、自動車や不動産・住宅の展示即売や和菓子などの食品の物産展、カーテン地などの即売会があります。屋外ステージでは、小中学校等の演奏会やキャラクターショー、カーテンファッションショーなど。7日午後5時から夜の親子たこあげ大会。事前に申し込んだ親子が発光ダイオード(LED)の付いた”光るたこ”を揚げます。同日午後7時30分からは江南市民花火大会。「音と光の祭典」と題して、音楽に乗せ、2000発の花火が打ち上げられます。両日とも江南駅、布袋駅、宮田周辺方面から会場へのシャトルバス(1乗車200円)があります。(問)江南市民まつり本部 TEL江南(56)6258(両日午前8時30分〜午後4時30分)

 
戻 る