江南市の小中学生を中心に結成された「劇団ドリーム(河内香代表)」は、今月17日に第1回自主公演を行います。演目は「青い鳥(モーリス・メーテルリンク原作)」で午後1時30分から、すいとぴあ江南で上演。賛助出演に、ダンスアンサンブルK(同市)と劇団夢一座(扶桑町)、同市朗読の会ゆうすげも協力します。※入場無料。 |
初めての自主公演に向けてけいこする「劇団ドリーム」の団員たち |
●演目は「青い鳥」
「青い鳥」は、きこりの貧しい家に生まれたチルチルとミチルが、クリスマスイブに魔法使いのおばあさんから幸せをもたらす青い鳥を探してほしいと頼まれ、不思議な帽子を使っていろいろな体験をしながら探しますが、最後に幸せは身近にあったというお話。同団は2年前の夏、地域振興を目的に(社)江南青年会議所が一般公募で出演者を募ったミュージカル「ぼくらの未来は明るい未来」に出演した河内代表が、せっかく子どもたちも参加したのに1度きりではもったいないと、出演者らに呼び掛け結成されました。現在、団員は小学2年から中学3年生の女子11人と大人1人で、劇の内容や役柄によっては保護者らも参加し、老人ホームの慰問などの活動をしています。 |
今回初めてとなる自主公演は「大きな目標に向かうことで子どもたちが一丸となって頑張る、そして、その子どもたちが頑張っている姿を多くの人に見てもらいたい」と、開催することになりました。指導者の河内代表は、扶桑町を中心に活動する劇団夢一座に所属し、10年以上にわたって舞台に立つ現役の役者。「演劇は、実際体験できないことも体験できる楽しさがある」と、話します。年齢差を感じさせない和気あいあいとした雰囲気で、元気いっぱいの団員たちは公演を控え練習に余念がありません。「当日はチームワークの良さを発揮して、来場した人たちに元気を与えられたら」と、河内代表は話し、団員一同多くの来場を呼び掛けています。同団は毎週月・木曜日、午後7時から同8時30分まで同市内の公共施設で練習中。団員を募集しています。連絡は河内代表
TEL江南(54)0267まで。 |