9月公開の映画に出演 ・・・180819掲載
あこがれのhiro(元スピード)と共演  
●犬山高3年の小野春菜さん
江南市飛高町の小野春菜さん(犬山高3年)は、9月上旬に全国各地で公開される、ソニン・hiro(元スピード)・平山あや・サエコの主演する映画「バックダンサーズ!」に出演します。映画は、トップボーカリストの突然の引退に、残された4人のバックダンサー(hiroら)の、見えない将来への不安それを乗り越える友情、そして一緒に夢を追い続ける姿を描いた作品で、監督はフジテレビの「東京ラブストーリー」「ロングバケーション」などの演出を手掛け、映画初メガホンとなる永山耕三さん。小野さんの役は、hiroたちバックダンサーズのライバルダンスチーム「スーパータイガース」のミカ役で、切れのいい迫力あるダンスを披露します。
「hiroとの共演は夢を見ている気分でした」と話す小野春菜さん 小野さんは小学生のころ、人気グループだったスピードの大ファンで、友達といつもスピードの曲に合わせて歌や踊りを楽しんでいましたが、やがて、ダンスをきちんと習いたいと思うようになりました。小学6年の夏、名古屋城まつりの野外ステージで行われた沖縄アクターズインターナショナル名古屋校の公開オーディションに合格。ヒップホップやジャズをはじめフリースタイルのダンスや歌を学びながらいろいろなイベントに出演し、経験を積んで高校1年の秋、キャレス・インターナショナル=名古屋市栄=へ移籍。「スランプになるとつらいけど、ダンスは自分の気持ちが表現できるから楽しい」と、ライブやミュージカルなど多方面で活躍しています。今回の映画は、ことし1月のビデオ撮り審査、2月の東京での最終審査に合格し出演が決まったもので、「うれしいを通り越してびっくり!ど〜しようかと思った」と、笑います。「多くの芸能人の人たちと一緒に仕事ができて、とても勉強になった」。中でも昔あこがれていたhiroとの共演は「本当に夢を見ている気分でした。緊張したけど頑張らなきゃとの思いが強かった」と、懐かしそうに収録当時を振り返ります。 週2回のレッスン以外に、毎日自宅で2時間の自主練習を欠かさない頑張り屋の小野さん。将来の夢は「どんな形でもデビューをして、音楽を続けていきたい」と、瞳を輝かせ夢に向かい走り続けます。

 22日に「あもしし議会」 <犬山市> 市役所モニター画面で公開
●女性の声を市政に
犬山市は、市政やまちづくりへの積極的な女性の参画を進め、女性の声をまちづくりに反映しようと、22日午後1時から市役所2階議場で男女共同参画模擬議会「あもしし議会」を開催します。
男女共同参画模擬議会に先立って、一般質問の仕方などを学ぶ1日議員ら=犬山市役所で 「あもしし」とは「母父」と書く上代語で、万葉集には「父母」ではなく「母父」と記されるほどよく使われていた言葉。男女共同参画の視点でまちを見つめ直してみようと、1日議員として19人の女性と1人の男性が、議会体験をします。模擬議会に先立ち、議会用語や運営、一般質問、傍聴など議会運営に関する基本的知識を身に付けた1日議員。現女性市議3人から一般質問の仕方や、名古屋経済大学吉田啓子教授から男女共同参画の視点について学び、まちづくり、環境、福祉、教育の各委員会に分かれて担当課への質疑やヒアリングも行いました。前日の21日には議場でリハーサルをして本番に備え、女性の視点で質問をしていきます。あもしし議会の様子は、犬山市役所第3会議室のモニター画面で視聴できます。(問)犬山市役所企画調整課TEL犬山(61)1800

  あすミニEXPO(エキスポ) 
●すいとぴあ江南で多彩な事業
―みつけてみよう世界のともだち 来て、見て、出会って、世界の輪―をテーマに江南市国際交流協会は20日午前10時からすいとぴあ江南で、ミニEXPO IN KONAN2006として「第11回国際交流フェスティバル」を開催します。落語家の司馬龍鳳さんによる高座やブラジルダンス、中国の踊りなども用意され、「お国じまん横丁」では外国人とのおしゃべりも楽しめます。万博フレンドシップ相手国のブルキナファソとミクロネシアに、学用品を送ろうと、学用品の受け付けと募金箱を設置。中高大生のボランティアもフェスティバルの運営に一役買い、国際交流の楽しさを体感しながら活動します。イベント内容は次の通りです。
《多目的ホール》和太鼓、朗読、ヒップホップ、落語、バレーミュージカル、童謡、中国の踊り、よさこい踊り、ブラジルダンス、ゴスペルなど
《同ロビー》オリジナルポストカード作り、民族衣装・ゆかた着付け
《小研修室A・B》料理・外国人とのおしゃべりコーナー(バングラデシュ、ブラジル、ペルー、韓国、マレーシア、フィリピン、中国、タイ、モンゴルなど)
《大広間・舞台》お茶、生花体験、日本舞踊、歌舞伎、能楽
《1階通路・2階廊下》フレンドシップ国の友だちへ贈る絵の展示、手あそび、折り紙など
《噴水前・屋外》フリーマーケット、竹細工、和太鼓、くじ引きなど

 わが町の昭和と平成
昭和26年8月1日、大口村河北地区の人たちによる石上げの様子(大口町河北地区提供)
●石上げ祭
犬山の尾張冨士(標高275メートル)では、奇祭と呼ばれる石上げ祭が有名です。 上の写真は昭和26年8月1日、大口村河北の若者たちが石を上げる様子を写したもの。その後、ふもとの大宮浅間神社に保管されていた写真で、このほど河北地区へ寄贈されました。当時は地域ぐるみの参加が多く、大きさを競うように巨石が次々と運び上げられていました。河北地区も毎年、巨石をあげることで知られ、同年も32点吊りと呼ばれる大きなものでした。祭り当日は石を地車に乗せて、地元の神明社を出発し、約4メートル離れた尾張冨士のふもと近くまで移動。そこからはすべて人力です。32点、つまり32人が息を合わせて石を持ち上げると、前方にいる綱引きの50〜60人が一気に綱を引っ張るという方法で少しずつ移動させ、5合目まで運び上げました。同地区では「昭和23年に64点吊りの石を上げたことがあり、これまでで最大」と語り継がれています。その後も青年団、有志などにより続けられ、最近20年近くはボランティア団体「河北交友会」によって継承されています。下の写真はことし8月6日、同会の中村正寛会長ら約50人による石上げの様子。上の写真に写っている中野軍治さん(78)も参加し、12点吊りの献石が山頂まで運び上げられました。

※次回は9月2日に掲載します。



平成18年8月6日、河北交友会による石上げ

 
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