押し出しで園児に軍配 ・・・180715掲載
名古屋場所の前に"保育園場所" 境川部屋力士  
大相撲名古屋場所(9〜23日)を前に、扶桑町南山名に宿舎を構える境川部屋(元小結両国)の力士が地域の保育園を訪問、園児らと楽しい触れ合いのひとときを過ごしました。
大勢で力士に向かっていったあずま保育園の園児たち ●柏森保育園へ
6月30日、扶桑町の柏森保育園(146人)へ幕下の門元、克の富士、序ノ口の仲松が訪れました。同園PTA(沖田幸子会長)主催。力士との記念撮影の後、遊戯室に作った土俵で組別に力士との取組を行った園児たち。大きな力士に最初はびっくりして泣いていた年少児も、取組が進むにつれ果敢に向かっていきました。力士を土俵から押し出した年長児は「ぼくたちが勝てたよ」「お相撲さんは強い」「取組は楽しい」とにっこり。最後に3力士が取組を披露、力士同士がぶつかり合う迫力ある音が遊戯室に響くと「手がバシンと鳴って、やっぱりお相撲さんはすごい」と、園児からは驚きの声が上がりました。

●あずま保育園へ
同日、江南市のあずま保育園(浅野眞由美園長、92人)を訪れたのは、幕下の澤井と三段目のモンゴル出身・城錦に喜乃島の3人。初めは緊張気味だった園児らも、力士に体当たりする友達の姿に笑顔があふれ「頑張れ!頑張れ!」の大声援。同園を力士が訪れるのは初めてのことで、年長児から「ありがとうメダル」と、保護者から自宅でとれた野菜などが力士に贈られました。会を主催した保護者会の米澤さとみ会長も「とても楽しい時間が持てました」と感謝していました。
力士に果敢に挑む、柏森保育園の園児たち

 7月は強調月間
●〜社会を明るくする運動〜 各地で催し
法務省が主唱し、犯罪や非行の防止と、罪を犯した人たちの更生への理解を深め、犯罪のない明るい社会を築こうと呼び掛ける「社会を明るくする運動」が、強調月間の7月1日から全国で始まっています。ことしは第56回。3日には、江南保護区保護司会大口地域部会(玉置寛会長)と少年補導委員会(服部つね子代表)、大口町更生保護女性会(大森邦代会長)が大口町役場で同運動の出発式を行い=写真、広報活動を開始。ことしの統一標語「ふれあいと対話が築く明るい社会」を合言葉に、青少年の非行は家庭や学校だけの問題ではなく、青少年の住む地域の問題でもあることから、まちぐるみの付き合いやコミュニケーションの大切さを広く伝えていきます。期間中は、アピタ大口店、ヨシヅヤ大口店などで、丹羽ライオンズクラブ(石田泉会長)が寄贈した啓発資材のポケットティッシュ1000個などを配布しながら広報活動。23日午後1時30分からは同町健康文化センターで、罪を犯した人たちを地域がどう受け入れるかを問う「二つの道」のビデオ会も開催されます。

江南市では、江南保護区保護司会江南市地域部会と同市更生保護女性会によるミニ集会を15日午後7時から、五明公民館で開催。「二つの道」のビデオ上映と作文朗読が行われます。

  犬山城下みなみまち NATSU祭り あす開催 
あす午後3時から同7時まで見学会が行われる武家屋敷「堀部邸」 犬山市の出来町、外町、名栗町、専正寺、犬山口の各地区が1つになって犬山城下みなみまちNATSU祭りが16日午後5時から開催されます。出来町の秋葉山境内では「出て来てちょう祭」。外町では天満宮夏まつりほか、名栗町から出来町交差点が午後9時まで歩行者天国となり軒先に店が並びます。清水屋駐車場では午後5時から先着で風船を。また、南古券の貴重な建築物・武家屋敷「堀部邸」の見学会が午後3時から同7時まで行われます。瓦を乗せた高塀、広い庭が見渡せる母屋、前庭と縁側の仕切りは雨戸だけと、昔の暮らしがよく分かる造りになっています。当時は士族以上にしか許されなかった床の間の違い棚などもあり、武家屋敷の特徴を見ることができる建築物。主催者は「この機会にぜひ見学を」と呼び掛けています。

 市内7カ所にAEDを設置 〈犬山市〉
犬山市はこのほど、血液を送り出せなくなった心臓に電気ショックを与え、正常なリズムを取り戻させるための機器「AED(自動体外式除細動器)」を、多くの人々が集まる市役所・福祉会館・体育館・犬山城・市民文化会館・市民健康館・犬山国際観光センターの7カ所に設置しました。同観光センターでは、1階受付にAEDの設置を知らせる案内板を掲示し、職員が機器の取り扱いを学びました=写真。AEDを使う際は同時に心臓マッサージと人工呼吸が必要で、一連の心肺蘇生法を確実に行えるようこれからも職員の研修を重ねていきたいということです。また、扶桑町6、大口町8カ所の施設にも導入されています。

 
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