古知野町の新町商店街  活性化のチャンス ・・・180701掲載
人気グループ「嵐」主演映画「黄色い涙」ロケ地  
●週末に一般公開
江南市の古知野新町商店街(赤羽芳彰同商店街協同組合代表理事)を中心に、同町内で5月30日から6月6日まで映画「黄色い涙(嵐主演、犬童一心監督)」の撮影が行われました。メーンロケ地「大衆食堂さかえや」はそのまま保存され、毎週土・日曜日に一般開放されています。
撮影に協力した(左から)新町商店街の苅谷さん、赤羽さん、市原さん=江南市古知野町のメーンロケ地「大衆食堂さかえや」の前で 「さかえや」として、大衆食堂に早変わりしたのは、昭和7年に建築された鉄筋コンクリート造2階建てで、向かい側に店舗を構えたため昨年10月から空き店舗になっていた「衣料センターイチハラ(市原信保代表取締役)」。同店や同商店街の道幅などが、作品設定の昭和38年の東京阿佐ヶ谷周辺のイメージに近いとロケ地に決定、撮影が進められました。「黄色い涙」は、60年代を舞台に東京オリンピック、高度経済成長期を迎える前の日本を背景に、純粋に夢と希望と挫折を通して成長する若者を描いた作品。漫画家や小説家、歌手など、それぞれの夢を語らう若者5人の物語で、来春公開予定。ロバのパン屋、七夕祭りに集まった町衆、近所のおじさんなど、エキストラとして7日間で延べ約250人の同町住民らが参加。連日、早朝から深夜、明け方まで及ぶロケに協力するため、隣接する商店も夜中までオープンするなど、町内で映画制作を盛り上げました。
ロケ風景を少しでも見たいと毎日多くの人が訪れ、活気にあふれた同商店街。ロケ終了後も大人気の「さかえや」食堂は、市原さんの好意でそのまま残されることになり、赤羽代表理事と前同組合代表理事の苅谷公正さんは、この機会を商店街の活性化につなげたいと意気込みます。「さかえや」は、「新町ふれあいプラザ(仮称)」として土・日曜日午前10時から午後5時まで開放。8月4〜6日の江南七夕まつりには、撮影用に改装されるまでの写真展示も予定され、「将来的には、毎日のように開放し、みんなの触れ合いの場になれば」と、メーンロケ地をまちの活性化に生かす取り組みが始まります。

 犬山城下に”まちの放送室” 7月7日午前7時7分7秒サービス放送開始
愛知北エフエム放送のスタジオ=犬山市犬山西古券で ●「愛知北エフエム放送」開局
犬山市を拠点に扶桑・大口両町と小牧・江南市北部、各務原市東部を放送エリアとして、地域の人のための、地域の人が参加できるまちの放送室「愛知北エフエム放送」が、7月7日午前7時7分7秒からサービス放送を開始します。周波数は84・2メガヘルツ。限られた放送エリアを生かして、地域の人が生放送に参加できる「しゃべり砲台(放題)」。まちづくりの観点から地元を見直してみようと「今さら聞けない地元の人のためのまち情報」など開局をまちの活性化につなげ、「地域の住民の皆さんに愛され、皆さんが笑顔になれる番組を提供していきます」と、スタッフは放送開始に向けて気合いを入れます。7〜20日はサービス放送中につき無料で参加できます。(問)愛知北エフエム放送TEL犬山(63)0842

 産前・産後の健診費用を助成
●〈江南市〉来年度から実施
江南市はこのほど、少子化対策の一つとして妊婦健診の充実を図る「産前・産後の健診費用の負担軽減」を実施すると発表、来年度からの実施に向け細部の検討をしていきます。市内在住の外国人を含む妊娠中の女性を対象に、産前健診の現行2回の助成枠を10回に拡大、産後に受ける1、2回の健診についても助成していくもので、これらの両健診に対する助成は全国初だといいます。産前健診、産後健診費用は保険の適用がなく、1回あたり約6000円、出産までに14、15回の受診が必要となるためその負担を軽減しようと、平成10年から実施している産前健診を大幅に拡大するものです。現在、同市の年間出産数は900人弱。予算額は、産前健診に約4800万円、産後健診に約1200万円と試算しています。

  親子で作ろうパラシュートロケット 中日”夢”サークル参加者募集! 
●7月23日、すいとぴあ江南と芝生広場で
中日新聞販売店と尾北ホームニュース共催の地域事業第30回「中日”夢”サークル」は、昨年8月に開催し好評を博した親子で楽しむペットボトルロケット教室の参加者を募集しています。申し込み方法など詳しくは、
「中日”夢”サークル」をご覧下さい。

上空で開くパラシュートロケット

講師の片岡さんと今回制作するパラシュートロケット

 
戻 る