資源ごみ分別の講習会開催 〈江南市鹿子島〉 |
江南市は環境美化センターの焼却炉の延命を図るため、平成10年にごみ減量「57運動」を開始し、市民と行政が一丸となりごみの減量に取り組んでいます。鹿子島地区(尾関夷三郎区長・121世帯)では、区民に正しいごみ分別要領の知識を持ってもらい、さらなるごみ減量に努めようと4日、鹿子島会館で「資源ごみ分別講習会」が開かれ、区民約80人が参加しました。 |
「ごみの分別要領と減量対策」として、同市役所環境課職員の川瀬和己さんと山中三則さんが、可燃ごみや不燃ごみの正しい仕分け方などを詳しく説明=写真。生ごみは水切りを徹底し、料理の作り過ぎや食べ残しを控える。可燃ごみに出す紙類は正しく分別し、資源にできる紙は入れない。たとえば包装紙や封筒、ノートやメモ用紙、菓子箱などの雑紙は、絵本やボール箱などにリサイクルできるので大切な資源になる、など。「ごみ処理は燃やす・埋める・資源にするの3通りしかないので、ごみカレンダーをよく見て分別にご協力ください」と、川瀬さんらは呼び掛けました。 |
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また、各家庭内でもごみ減量に取り組んでもらおうと、江南市が補助事業として推進している生ごみ処理機やコンポスト、生ごみ発酵用密閉容器などを展示し普及を促しました。尾関区長は「平成19年度には地元に花卉園芸植物園(仮称)も完成するので、区民の皆さんと協力しクリーンな地域にしていきたい」と、意欲的に話しています。そのほか、同市内でごみ分別に特に力を注いでいる寄木地区の役員らによるごみ分別体制や要領についての発表もあり、参加した区民たちは熱心に耳を傾けていました。 |