「生き生き土曜学級」大口町でスタート ・・・180617掲載
小学3〜6年生の希望者を対象に
学校週5日制が施行されて4年。大口町は子どもたちの土曜日の充実と、学力の基礎・基本の定着を目指して、今年度から小学校3〜6年生対象の「生き生き土曜学級」を開講。町内3小学校で「イングリッシュ・寺子屋教室」(3、4年生対象、月2回開催)、大口西小学校で「アート教室」(5、6年生対象、月1回開催)が始まりました。
帆立て貝にテンペラ画を描く小学生=大口西小で 同教室を運営するのは子どもたちにスポーツの機会を提供する「ウイル大口スポーツクラブ」。3、4年生100人と5、6年生20人の登録があり、教員経験者ら教員免許所有者が指導、教員志望の大学生25人がサポートしていきます。第1回となった3日は、大口西小学校でのアート教室。参加した19人は戸田清徳さんの指導の下、粉絵の具を使って帆立て貝にテンペラ画を描きました。テンペラ画とは、水性絵の具を卵白、卵黄などで溶いて用いる西洋画の古典技法で、この日は卵黄に酢と水を混ぜ、粉絵の具を溶かして絵の具を作りました。卵白と卵黄分けに悪戦苦闘する子どもたちや、粉絵の具の混ぜ方、下描きなどをサポートする学生スタッフ。エビやタイ、イカなど海の生き物が次々に完成していきました。
「卵で作る絵の具は初めて。貝はガタガタしていて描きにくかったけど、思ったよりうまくできた」と、カラフルなマダイを描いた村田愛乃さん(大口南小6年)。母親のみどりさんは「授業とは違った体験ができる良い機会。日ごろ接する機会がない大学生と触れ合えることも、子どもたちにとって良いこと」と、同教室の開講を喜びます。また、「テンペラ画のことは知らなかった」「大学の先生に薦められてスタッフになった」と、教職を目指す大学生にとっても学ぶことの多い同事業。「イングリッシュ・寺子屋教室」では、ゲームなどで英語に親しみ、算数、国語の苦手意識克服を狙いとした楽しい学習を展開。両教室には、学生スタッフによる「コミュニティタイム」も設けられ、仲間遊びを通して子どもたちの社会性も育てていきます。

園児が市職員らに感謝の花束を贈る 〈江南〉
江南幼稚園(伊藤英子園長)と同第二幼稚園(伊藤靖祐園長)は6日、西洋で行われる6月第2日曜日の花の日、子どもの日を前に、同園恒例の「花の日」訪問を実施。両園の年長児約190人が、日ごろお世話になっている江南市役所や警察署、消防署など14カ所を訪れ感謝の花束を贈りました。同市役所を訪れたのは、江南幼稚園の31人。賛美歌を披露し「住みやすい江南市にしてくださってありがとうございます。これからも、お仕事頑張ってください」と、堀元市長や小林弘子議長、滝孟教育長はじめ職員らに花束を手渡しました。堀市長は、かわいらしい来庁者からの感謝の言葉に「これからも住みやすい江南市になるよう頑張ります」と、子どもたちに紙芝居セットを贈りました。 江南市役所の職員に花束を贈る江南幼稚園児

防災ポスターを募集 創立50周年の「尾張中日会」
●対象は小学生、中学生、高校生 受付は7/5から
尾張知多地区(名古屋市を除く)の中日新聞販売店247店が加盟している尾張中日会は、ことし創立50周年を記念して防災ポスターコンクールを実施します。同会では防災意識の一層の高揚と、防災知識の普及を図りたいと企画。中日新聞社が後援し、尾北ホームニュースなど地域のミニコミ紙(誌)が協賛します。
ポスターコンクールは@小学生の部A中学生の部B高校生の部があり、応募作品は四つ切りサイズ(54・6p×39・4p)の白画用紙を使用し、画材、色数は自由。内容は自然災害(地震、火災、台風、豪雨、豪雪など)に対する家庭、地域、学校における日ごろの備えや、防災ボランティアの重要性を訴えるもの。作品の裏面に住所、氏名、年齢、学校名、学年、電話番号を明記してください。応募期間は7月5日から8月5日まで。作品提出先は中日新聞販売店。全応募作品の中から、総合最優秀賞1点を選考するほか、部門別に最優秀賞各1点、優秀賞各3点、佳作各3点を決定し、8月28日に中日新聞本社=名古屋市中区=で表彰式を行います。賞品および副賞は次の通り。なお、応募者全員に参加賞があります。
【総合最優秀賞】ナゴヤドームプライムツイン席1組2名、賞品(3万円相当)、賞状と額
【部門別最優秀賞】同ツイン席1組2名、図書券2000円分、賞状と額
【同優秀賞】同ツイン席1組2名、賞状と額
【同佳作】図書券2000円分、賞状と筒
※詳細は中日新聞販売店でお尋ねください。

 わが町の昭和と平成
●大口町 竹田周辺
昭和42年、大口町竹田から東方を望む。手前に雑木林、左上は大口中学校の鉄筋校舎、犬山の東部丘陵が遠望できます。
(故前田恵由さんの遺族提供)
現在の風景、中央の建物は竹田地区唯一の養鶏場
左上の写真は昭和42年秋、大口町竹田の故前田恵由(よしゆき)さん(享年55歳)が20歳のころ、自宅の2階から東方を撮影したものです。左上の3階建ての鉄筋の建物は大口中学校の校舎で、その左側に木造校舎が見えます。 その後、木造校舎の改築工事が始まり、同45年春にしゅん工しました。中央左のトタン屋根は養鶏場。当時、竹田地区には10軒ほどの養鶏農家がありましたが、現在は1軒だけになっています。その手前は雑木林で、子どもたちの格好の遊び場でした。現在の写真には、中央に竹田地区唯一の養鶏場(前田光夫さん方)が大きく写っています。その向こうに大口町民会館(薄茶色の建物)やアピタ大口店(右端)などを望むことができます。

尾北ホームニュースでは、平成の現代と対比することができる、昭和の写真を探しています。提供可能な写真をお持ちの方は、尾北ホームニュースまでご連絡を。次回は7月1日に掲載します。


 
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