フジ再生計画 ・・・180513掲載
日本一の名所目指す
●〈江南市〉今年度より順次整備行う
後醍醐天皇の勅願寺、曼陀羅寺=江南市前飛保町=を訪れる市民や観光客に、感動を与えるフジの名所づくりを目指し、昨年11月に「曼陀羅寺公園藤再生基本計画」を策定した江南市。一昨年末に国が認定した地域再生計画「『花いっぱい・元気いっぱいのまち江南』再生計画」に基づき、同市の観光シンボルとなる公園を目指し、今年度から整備を開始します。
フジの本数が多過ぎると指摘された曼陀羅寺公園のフジ棚=5月1日 ●本数減らしフジ棚拡幅
10年ほど前から、フジの咲き具合が芳しくないこともあり、平成16年度からフジ育成の第一人者で日本初の女性樹木医の塚本こなみさん=静岡県浜松市=にフジの診断や環境調査を依頼。その結果、フジ棚の面積に比べてフジの本数が多過ぎることや、土壌整備の必要性などの問題点が浮かび上がっていました。計画は、今年度から順次行うもので総額約3億5100万円(今年度予算約9492万円)を計上。具体的にはフジが健全に美しい花を付けるよう、九尺藤や紫華美淡(かびたん)、本紅など23種にわたる多種の同公園内のフジ106本を、適正本数の65本に調整し、花の特性を生かし、見ごたえのある棚にするため、長藤、紅藤、白藤、藤色、記念物藤など種類別や色別の各ゾーンに配置。
伸び伸びとつるを伸ばすことができ、花を美しく見せるようフジ棚の面積を現在の約2280平方bから約4435平方bに拡幅。根の育成を妨げる原因にもなっていた歩道の舗装ブロックを撤去し、根にやさしい樹脂素材の板に改修し土壌環境を改善します。昭和28年に同寺奉賛会が植えた、1本のフジの苗から始まったフジの名所曼陀羅寺。フジの生態を知り生育環境を大切にした再生計画で、訪れる人に感動と興奮を与える日本一の名所づくりを目指します。


フジの咲き具合を調べる塚本こなみさん=4月25日→

 入賞作品61点展示中…… ”楽しさ”を表現
●第20回江南藤まつり写生大会 (主催/尾北ホームニュース)
〜今月末まで、岐阜信用金庫北江南支店ロビー〜
4月22日に開催した「第20回江南藤まつり写生大会」(尾北ホームニュース主催)の入賞作品61点を31日まで、岐阜信用金庫北江南支店=アピタ江南店隣=のロビーに展示しています。

中日賞 横山茜さん
(門弟山小3)の作品
中日賞 中島琢登くん
(江南幼年長)の作品

中日新聞販売店賞
 青黄真実さん
(宮田小4)の作品
江南市教育委員会賞
 兼松諒くん
(古知野東小3)の作品
中日賞
 澤田まさひろくん
(古知野西小1)の作品

 尾北ホームニュースのHP(ホームページ) 「掲示板」を新設
●「犬猫等専用」をリニューアル
尾北ホームニュースはインターネット上に、各種情報の書き込みが自由にできる「掲示板」を新たに開設します。従来の「犬猫等専用」の掲示板を充実させるため、リニューアルするもので、きょうから。広く一般に知らせたいという事柄を紙面とは別にホームページ上で募ります。書き込まれた内容は随時掲載、自動更新されます。掲載例は◆5歳児用ズボン差し上げます◆ベビーカー譲ってください◆犬(猫)もらって◆迷い犬保護しています◆○月○日に展示会を開催◆コンサートのご案内など。
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