参加者約480人郷土のまつりを描く ・・・180429掲載
江南藤まつり 第20回写生大会 
主催/尾北ホームニュース 後援/中日新聞本社 協賛/中日新聞販売店
●きょうから入賞作品展示
尾北ホームニュースは「第20回江南藤まつり写生大会」を4月22日、フジとボタンが咲き始めた江南藤まつり会場の曼陀羅寺で実施。青空が広がり心地よい陽気の中、参加した幼児や小学生約480人がフジ棚の下で絵筆を走らせました。大会終了後、同寺正堂で審査を行い、尾北ホームニュース大賞など入賞作品61点を決定。審査にあたった、江南市美術協会顧問の伊奈三知夫さんは「お参りや、出店が出て郷土のまつりの雰囲気を描いている絵が多く、発達段階に応じた子どもの思いがよく表現されています。特に3、4年生で力作が目立ちましたが、こういった機会に親子でお参りをしながら絵を描く姿は、ほほえましいですね」と話していました。入賞作品は4月29日から5月2日まで、曼陀羅寺正堂に展示。表彰式は同正堂前で3日午前10時から行います。
尾北ホームニュース大賞
右高由紀子さんの作品
●最高賞は右高さん(高雄小5)
入賞者は次の皆さんです(敬称略)。
【尾北ホームニュース大賞】右高由紀子(高雄小5)
【中日賞】中島琢登(江南幼年長) 澤田まさひろ(古知野西小1) 横山茜(門弟山小3)
【中日新聞販売店賞】青黄真実(宮田小4)
【江南市長賞】田中杏治(古知野南小5)
【犬山市長賞】山田聖琳(杉の子幼年少)
【扶桑町長賞】小栗周平(山名小3)
【大口町長賞】武川未奈(江南幼年中)
【江南市教育委員会賞】兼松諒(古知野東小3)
【江南商工会議所会頭賞】船橋遼生(古知野南小5)
【尾北ホームニュース賞】後藤達哉(2歳)倉知更良(江南短大付幼年少)荒川なつ(同年中)三品里駆(平安幼年中)多田彩乃(江南第二幼年中)波多野裕貴(同)石原裕介(江南幼年長)兼松亜衣(同)宮内悠(同)前田幸輝(大口南保年長)大橋卓(江南第二幼年長)稲波ゆりこ(宮田保年長)長村京香(大口幼年長)水谷萌七(大口北小1)大脇知夏(古知野北小1)中島たつゆき(同)後藤良輔(古知野東小1)笠谷茉由(同)冨田茉帆(犬山・東小1)千田唯生(門弟山小1)中根麻友(古知野南小1)伊藤舞花(宮田小2)古田隆一郎(同)橋爪美佳(犬山南小2)荒川ゆう(古知野北小2)青山尚大(藤里小2)大原健太郎(古知野南小2)武川雄樹(大口北小2)平田愛奈(布袋小2)小島夕季(犬山西小2)木善太(布袋小3)伝田奈生(同)倉橋菜摘(草井小3)青山はるか(藤里小3)北脇結衣(犬山北小3)間宮幸彦(高雄小3)山田華生(浅井中小3)家城有里加(楽田小4)井桃美(宮田小4)伊藤栞(同)守田周音(同)稲波よし高(同)後藤潤平(古知野東小4)伊藤彩実(草井小5)伊神桃子(古知野南小5)波切めぐみ(同)兼松陽(柏森小6)伊藤樹宏(門弟山小6)鈴木耀介(大口北小6)澤田有里(古知野西小6)

※作品の返却について…選外作品は5月8日以降、入賞作品については6月5日以降、電話連絡の上、尾北ホームニュース=江南市石枕町=までご来社の方に返却いたします(7月31日まで)。
フジ棚の前で絵を描く子どもたち=22日、曼陀羅寺公園で

 江南 藤まつり イベント多彩
●よさこい踊り 初開催(5/3)
江南藤まつりには、咲き始めた早咲きのフジを楽しもうと連日、大勢の人が訪れています。5月5日まで。イベントも多彩。主催行事としては30日の戦国武将行列(11:00)、5月3日の嫁見まつり(11:00)とよさこい踊り(13:00)などが行われます。

5月3日のよさこい踊りに出演する扶桑町の夢源隊
よさこい踊り大会は初めての開催で、犬山市の凛、流舞、扶桑町の夢源隊、素舞流、大口町のさくら連、江南市の楽笑舞の6チームが出演し、自慢の舞いを披露します。また、29、30、5月3、4の4日間には午前10時から午後2時まで、モリゾーとキッコロが来場します。そのほか、ステージでは、太鼓演奏や歌謡ショーなどが行われます。
(問)江南藤まつり本部 TEL江南(56)8739(昼間)

 わが町の昭和と平成
●大口町の五条川
昭昭和10年ごろ、大口村の八剣社裏を流れる五条川(同町歴史民俗資料館提供)
裁断橋が架かっている現在の五条川
ことしも満開の桜がピンク色の帯のように続いた五条川。平成6、7年度に「愛知のふるさとづくり事業」として整備された大口町の堀尾跡公園辺りの五条川は、昭和20年代後半に改修される前まで「く」の字に折れ曲がっており、八剣社に近いところを流れていました。そこに架かっていた一本橋を撮影したのが上の写真で、昭和10年ごろに写したものです。河川改修後、当時大口村長だった故社本鋭郎さんは五条川の堤防に桜を植え大口の名所にしようと情熱を注ぎました。町内を流れる7.2キロの五条川沿いには現在も約2000本のソメイヨシノが毎春花を咲かせ、近隣から大勢の人たちが花見にやってきます。


 満開の桜にフクロウ
●大口町の五条川 町職員が撮影する
くりくり目で、満開の桜を満喫しているかのようなフクロウ=写真。「まさか五条川でフクロウに会えるとは…」と、大口町河北地区内の桜で羽根を休めているフクロウに出会った同町職員が9日、撮影しました。古代ギリシャでは女神アテナの従者であり「森の賢者」と称され、知恵の象徴とされているフクロウ。満開の桜の撮影を終え、威嚇するカラスの騒がしい様子に気付いて発見したもので、4〜5mほどの距離での撮影に成功しました。近くに森や林はないことや、人間の100倍ともいわれる感度で夜目が利く夜行性であることから「昼間の桜にフクロウ」は珍しい光景。「桜の花に誘われ、犬山の方から来たのでしょうか」と、出会えた感動を酒井^町長に報告。「幸福を呼び、繁栄をもたらす縁起の良い鳥」と、うららかな春の日の珍しい花見客を喜びました。


次週5月6日(土)は休刊させていただきます。次号の発行は5月13日(土)です。 尾北ホームニュース


 
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