取材の日に清掃活動を行った郷瀬川清流会の皆さん清掃活動を始める前にラジオ体操で体をほぐす会員の皆さん
毎回ビニール袋5〜6袋集まるといいます |
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●犬山の市民グループ「郷瀬川清流会」
護岸工事が終わり遊歩道も整備され美しい眺めの同川河畔ですが、ごみの放棄や犬のふんが目立ち、散歩する人もまばらな状態。ごみ拾いをしていると、けげんな顔をされることもしばしばでしたが、今では「ご苦労さま」と声を掛けてくれる通行人もいて、発足当時4人だった会員も24人に増えました。毎月3、13、23日の3回、午前9時から同11時ごろまでが活動日で、参加者全員でラジオ体操をして開始。川の中に掃除機やバイクが放置してあったこともあり、集めるとごみは平均して5〜6袋にも。分別がまた大変で「においも強く、1人では嫌になる。皆でやるからできる」「冬はごみを見つけやすいが、夏は草が茂るので大変」と。でも、運動不足解消や友だちの輪が広がるなど良い点もあると女性会員らは笑い、会長の野呂さんも「珍しい花を見つけたり、冬にはカモがいたり、サギも飛んできたりで救われるよう」と話します。散歩する人がもっと増えて扶桑緑地公園のような憩いの場にと願い、近くに駐車場やトイレを確保できればと行政への働き掛けもしていると言い、今後は、ごみ拾いだけでなく、次につながる活動やほかのグループとの連携なども考えています。また、会員も募集中。「リタイアしたゆとりを、社会に還元するのもいいものですよ」と、事務局の木藤久さんは呼び掛けています。
(問)木藤さん TEL 犬山(61)9876
※新郷瀬川周辺ではほかにも7グループほどが環境美化活動を行っています。 |