ホタルがすむ清流に ・・・180408掲載
毎月3、13、23日に河畔を清掃
朝9時、犬山市内を流れる新郷瀬川河畔で清掃活動をしている一団があります。おそろいのオレンジ色のジャンバーには「清流会」の文字。「郷瀬川清流会(野呂良一会長)」は平成15年5月に発足した市民グループ。身近な所でもホタルが見られる環境を取り戻し、次世代のために自然保護の啓発もしたいと、主に松本町の白帝橋から羽黒の富士橋まで約4キロの清掃活動を行っています。
取材の日に清掃活動を行った郷瀬川清流会の皆さん清掃活動を始める前にラジオ体操で体をほぐす会員の皆さん

毎回ビニール袋5〜6袋集まるといいます
●犬山の市民グループ「郷瀬川清流会」
護岸工事が終わり遊歩道も整備され美しい眺めの同川河畔ですが、ごみの放棄や犬のふんが目立ち、散歩する人もまばらな状態。ごみ拾いをしていると、けげんな顔をされることもしばしばでしたが、今では「ご苦労さま」と声を掛けてくれる通行人もいて、発足当時4人だった会員も24人に増えました。毎月3、13、23日の3回、午前9時から同11時ごろまでが活動日で、参加者全員でラジオ体操をして開始。川の中に掃除機やバイクが放置してあったこともあり、集めるとごみは平均して5〜6袋にも。分別がまた大変で「においも強く、1人では嫌になる。皆でやるからできる」「冬はごみを見つけやすいが、夏は草が茂るので大変」と。でも、運動不足解消や友だちの輪が広がるなど良い点もあると女性会員らは笑い、会長の野呂さんも「珍しい花を見つけたり、冬にはカモがいたり、サギも飛んできたりで救われるよう」と話します。散歩する人がもっと増えて扶桑緑地公園のような憩いの場にと願い、近くに駐車場やトイレを確保できればと行政への働き掛けもしていると言い、今後は、ごみ拾いだけでなく、次につながる活動やほかのグループとの連携なども考えています。また、会員も募集中。「リタイアしたゆとりを、社会に還元するのもいいものですよ」と、事務局の木藤久さんは呼び掛けています。
(問)木藤さん TEL 犬山(61)9876


※新郷瀬川周辺ではほかにも7グループほどが環境美化活動を行っています。
 
 万博1周年のステージ出場
まちづくり 江南市民会議
まちづくり江南市民会議は3月25日、愛知県体育館の特設ステージで開催された「愛知万博開幕1周年イベント県民の集い 熱気再現!あいち・おまつり広場」に出場しました。同イベントは、愛・地球博の「あいち・おまつり広場」の市町村催事、または「市町村フェスティバル」に参加した団体・個人を対象に、各市町村が推薦した中から20団体が出場したもので、同会議は「カーテン生地を使ったファッションショー」を行い、江南市や地場産業をアピールしました。
このファッションショーは地場産業のアピールやはぎれの有効利用、服飾等を勉強している人たちの発表の場にと毎年市民祭りで開催しているもの。今回のショーには幼稚園から小・中・高・大生、主婦から年配の女性まで17人が出演し、ウエディングドレスやフォーマルドレスなどを披露しました=写真。
  
 江南藤まつり写生大会 22日に開催
●尾北ホームニュース主催 中日新聞本社後援 中日新聞販売店協賛
昨年の写生大会の様子 江南最大のイベント、江南藤まつりが22日から5月5日まで、江南市前飛保町の曼陀羅寺公園で開かれます。尾北ホームニュースは郷土の自然と文化財を愛し、大切にする心を育てることを願って初日の22日に、幼児と小学生を対象にした写生大会を行います。昭和62年に第1回を開催以来、ことしが20回目。中日新聞本社後援、中日新聞販売店協賛。受付は鐘つき堂前に午前9時から午後3時まで開設します。正午までに画用紙をお受け取りください。絵の具や画板などはご持参を。

★第20回記念プレゼント★
尾北ホームニュース大賞など約60点を表彰するほか、第20回を記念して作品提出者を対象にしたプレゼント(抽選)を行います。

 
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