1日と2日に開催される犬山祭は、ことし3月初めに国の重要無形民俗文化財の指定を受けて初めての開催となります。犬山祭は針綱神社の例祭に行われる行事。寛永12(1635)年、下本町が馬の塔を、魚屋町が茶摘みの練り物を出したのが始まり。6年後には下本町が馬の塔を車山に替えて、人形からくりを奉納するようになり、さらに3年後には魚屋町も同様に。以後、犬山城下の町が次々と車山、練り物、馬の塔で祭礼に参加するようになりました。犬山祭の車山は現在13輌あり、すべて3層。昭和39年、愛知県の有形民俗文化財に指定。老朽化のため損傷が著しかった熊野町の車山からくり「住吉・白楽天」の修復が終わり、試楽祭オープニング(1日午前11時15分〜)で披露されます。犬山祭の最大の魅力はすべての車山でからくり人形を演じていること。そして365個のちょうちんを付けて巡行する夜車山も圧巻です。 |
針綱神社前で行われる車山揃え=昨年 |
【からくり】両日とも針綱神社前広場で行われます。時間は1日が正午から午後3時ごろまで。2日が午前10時から午後
3時ごろまで。
【夜車山】1日は午後7時から7時30分の間に6輌が針綱神社前広場を7輌が犬山駅西ロータリーをそれぞれ出発。2日が午後6時35分に余坂、どんでん館、犬山口駅前から巡行を始めます。また、両日は「犬山お城まつり」として次のような行事が行われます。
【どんでん館】どんでんまつり
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【犬山市体育館】友好都市交流物産展、骨董市
【同体育館南側歩行者道路】フリーマーケット
【からくり別館南側駐車場】犬山朝市おも城市、しろりん広場&ワン丸横町
【犬山市武道館】茶会といけ花展
【犬山駅西】女みこし巡行&ぼんでん横町 |