40年近い教員生活終える ・・・180401掲載
退職校長
40年近い教員生活を終え、3月31日で尾北地区にある小中学校の校長先生3人が退職されました。それぞれ胸の内をお尋ねしました。質問内容は次の通り。(1)歴任校(2)在職中の思い出(3)児童・生徒に贈る言葉(4)今後について(5)趣味
●扶桑町立柏森小 堀江幸雄校長
(1)犬山北小、羽黒小、犬山南小、城東小、犬山・南部中、古知野東小、柏森小。
(2)新任のころはまだ宿直の制度があったので、毎晩のように夜遅くまで先輩の先生と語り合ったこと。先輩の先生の一言一言が金言であり、わたしの教師としての基が築かれたような気がします。
(3)「自己に厳しく、他人には優しく」。自分自身の行動は常に厳しく見つめ、周囲の人には常に優しい思いやりの心で接してほしいと思います。
(4)今までは、仕事中心に生活してきましたので、今後は地域に貢献できるようなボランティア活動に少しでも取り組めたらと思っています。
(5)野鳥や野草の観察。

●大口町立大口北部中 吉野國造校長
(1)岩倉東小、犬山中、犬山・東部中、柏森小、藤里小、門弟山小、古知野中、大口北部中。
(2)それぞれの勤務校での生活には、児童・生徒とのたくさんの思い出ができました。特に新任時の勤務は印象が深いです。
(3)「継続は力なり」…今日こそ一歩の精神で、毎日毎日少しずつ、地道に努力することが、最後に成功する秘訣です。
(4)まず、リフレッシュのためのスケッチ旅行をしたい。第2の人生は、それからゆっくり考えていこうと思っています。
(5)音楽・映画鑑賞、旅行。

●江南市立布袋中学校 木村昌次校長
(1)扶桑中、名古屋中、宮田中、犬山・南部中、岩倉北小、尾張教育事務所、五条川小、扶桑中、布袋中。
(2)保護者の皆様をはじめとする地域の方々に、多方面にわたって学校を支えていただいたことが、一番うれしかったです。
(3)健康に留意して、将来それぞれの道で十二分に力を発揮され、自分の仕事に誇りが持てる人になってください。
(4)先人の教えのように、退職後は在職中と同じくらいの緊張感を持って、晩年の人生と取り組まねばならないと思っています。
(5)読書、スポーツ観戦。
 
 犬山祭、国指定(重要無形民俗文化財)で初開催 きょう あす
1日と2日に開催される犬山祭は、ことし3月初めに国の重要無形民俗文化財の指定を受けて初めての開催となります。犬山祭は針綱神社の例祭に行われる行事。寛永12(1635)年、下本町が馬の塔を、魚屋町が茶摘みの練り物を出したのが始まり。6年後には下本町が馬の塔を車山に替えて、人形からくりを奉納するようになり、さらに3年後には魚屋町も同様に。以後、犬山城下の町が次々と車山、練り物、馬の塔で祭礼に参加するようになりました。犬山祭の車山は現在13輌あり、すべて3層。昭和39年、愛知県の有形民俗文化財に指定。老朽化のため損傷が著しかった熊野町の車山からくり「住吉・白楽天」の修復が終わり、試楽祭オープニング(1日午前11時15分〜)で披露されます。犬山祭の最大の魅力はすべての車山でからくり人形を演じていること。そして365個のちょうちんを付けて巡行する夜車山も圧巻です。
針綱神社前で行われる車山揃え=昨年 【からくり】両日とも針綱神社前広場で行われます。時間は1日が正午から午後3時ごろまで。2日が午前10時から午後
3時ごろまで。
【夜車山】1日は午後7時から7時30分の間に6輌が針綱神社前広場を7輌が犬山駅西ロータリーをそれぞれ出発。2日が午後6時35分に余坂、どんでん館、犬山口駅前から巡行を始めます。また、両日は「犬山お城まつり」として次のような行事が行われます。
【どんでん館】どんでんまつり
【犬山市体育館】友好都市交流物産展、骨董市 
【同体育館南側歩行者道路】
フリーマーケット 
【からくり別館南側駐車場】犬山朝市おも城市、しろりん広場&ワン丸横町
【犬山市武道館】茶会といけ花展
【犬山駅西】女みこし巡行&ぼんでん横町
  
 わが町の昭和と平成
●扶桑町役場
昭和42年、完成間近の扶桑町役場正面入り口付近。(扶桑町役場提供)
現在の扶桑町役場正面入り口付近
現在の扶桑町役場は昭和42年4月、扶桑村創立60周年記念事業として移転新築されました。それまでの庁舎は名鉄扶桑駅前(高雄シルバーハウス東)にありましたが、人口急増に伴う行政事務の増大と、庁舎の老朽化により、新たな庁舎建設が決定しました。新庁舎の起工式は昭和41年7月7日。翌年3月末までに完成し、4月18日にしゅん工式を挙行、同日もち投げを行い、大勢の町民が訪れました。周辺には桑畑が残り、のどかな風景でした。上の写真は完成間近のころで、庁舎右端には消防本部分団の車庫があり望楼は火の見やぐらの役割を果たしていました。望楼は平成15年11月に取り壊されました。

尾北ホームニュースでは、平成の現代と対比することができる、なつかしい昭和の写真を探しています。提供可能な写真をお持ちの方は、尾北ホームニュースTEL0587(53)3001までご連絡をお願い致します。次回は4月15日に掲載します。

 江南藤まつり 写生大会は22日

昨年の写生大会の様子
●尾北ホームニュース主催
フジの名所、曼陀羅寺公園を会場に開催される「江南藤まつり」。ことしは22日から5月5日までの14日間です。尾北ホームニュースは初日の22日に、幼児と小学生を対象にした写生大会を行います。昭和62年に第1回を開催以来、ことしが20回目。受付は鐘つき堂前に午前9時から午後3時まで開設します。正午までに画用紙をお受け取りください。絵の具や画板などはご持参を。尾北ホームニュース大賞など約60点を表彰するほか、第20回を記念して作品提出者を対象にしたプレゼント(抽選)を行います。


 
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