建設中の「花卉園芸植物園」にある樹齢約120年のエドヒガンザクラ=3月19日撮影 |
また、花卉園芸植物園(仮称)では、樹齢約120年のエドヒガンザクラがことしもきれいな花を咲かせそうです。この桜の古木は、同園内の歩道に接することから、当初の建設計画では伐採されることになっていましたが、工事を行っている国土交通省木曽川上流河川事務所が「公園のシンボル的な木なのでぜひ残してほしい」という地元の人たちの要望を受け入れ、そのまま残されることになりました。歩道は計画より北に変更して、現在整備中。桜は幹回り約4メートルあり、部分的に腐って枯れていますが若い枝も多く、昨年も見事な花を咲かせました。同市草井町から一宮市北方町まで約8キロ間には、明治18(1885)年に植えられた国の天然記念物(昭和2年指定)のヒガンザクラとシダレザクラがあり、この桜もこれらと同時期に植樹されたものといわれています。 |