中心施設(仮称:クリスタルフラワー)の建設始まる 江南 ・・・180325掲載
屋上を緑化
●国営木曽三川公園 (仮称)花卉園芸植物園
江南市小杁町で国が進める国営木曽三川公園(仮称)花卉(かき)園芸植物園。平成19年度の開園を目指して、今月初めより中心施設「クリスタルフラワー(仮称)」の建設工事が始まり、植栽や駐車場などの整備も進められています。同施設は、鉄骨造2階建、延べ1554平方メートルで、1階にセミナー室、ワークショップ室、レストラン、図書コーナーなど、2階に展示コーナー、緑化を進める屋上には展望スペースを設置。内外一体感を作り出すガラス張りで、花の形をした明るいアトリウム棟になる予定です。
建設工事が始まったクリスタルフラワーの完成予想図
●花とみどりのフォーラム あす開催
同植物園運営への市民参加推進を目的に活動する「江南国営公園友の会」は26日午後1時30分から、江南市民文化会館で「第4回花とみどりのフォーラム」を開催します。内容は、第1会議室で国土交通省職員による基調講演、市民参画に関するパネルディスカッション、意見交換会、第2会議室で第4回コンテナガーデンコンクールや、木の実などを使って楽しく自然環境について学ぶキッズコーナー、リースの展示などが行われます。参加は無料。

●樹齢約120年の桜 公園のシンボルに 地元の人の要望で残る
建設中の「花卉園芸植物園」にある樹齢約120年のエドヒガンザクラ=3月19日撮影 また、花卉園芸植物園(仮称)では、樹齢約120年のエドヒガンザクラがことしもきれいな花を咲かせそうです。この桜の古木は、同園内の歩道に接することから、当初の建設計画では伐採されることになっていましたが、工事を行っている国土交通省木曽川上流河川事務所が「公園のシンボル的な木なのでぜひ残してほしい」という地元の人たちの要望を受け入れ、そのまま残されることになりました。歩道は計画より北に変更して、現在整備中。桜は幹回り約4メートルあり、部分的に腐って枯れていますが若い枝も多く、昨年も見事な花を咲かせました。同市草井町から一宮市北方町まで約8キロ間には、明治18(1885)年に植えられた国の天然記念物(昭和2年指定)のヒガンザクラとシダレザクラがあり、この桜もこれらと同時期に植樹されたものといわれています。 
 
シダレモモほころぶ
扶桑緑地公園
色鮮やかなシダレモモ=昨年
春本番を間近に迎え、扶桑町から犬山市へと続く木曽川扶桑緑地公園遊歩道で「シダレモモ」がほころび始めました。同町の山那フラワークラブ(松山敏代表)が、ふるさとを懐かしみ苗を育てる秦重雄さん夫妻=斎藤=と協力して10年ほど前から育てているもので現在、およそ220本。ことしはそのうち150本が花を咲かせ、4月半ば近くまで楽しめるということ。美しい川の流れと美濃の山並み、シダレモモのピンクと根本に植えられたユキヤナギの白、うす紅桜に山桜の咲く同公園で春を満喫しませんか。

 成功例に学ぼう
●CFM(犬山) 先進局迎えパネルディスカッションなど 
この夏、犬山・大口・扶桑地区を主な放送エリアとして開局を目指すCFM(コミュニティエフエム)は5日、その活用を考えようと犬山商工会議所でセミナーを開催、関係者ら54人が参加しました。全国の話題・成功例から学ぼうと、FMいるかの杉田圭夫局長、(株)フロムスリーの安部邦雄社長、FMながおかの脇屋雄介放送局長の3人による講演とパネルディスカッションを開催。
パネルディスカッションでは、犬山まちづくり(株)の大薮豊数さんがコーディネーターを務めました=写真。「県域局とのすみ分けや分野は」の質問に、日本初のコミュニティFMを函館で開局した杉田さんが「県域はラジオ局。CFMはラジオを手段にしているコミュニティの発想で。リスナーが欲しい情報の幅やエリアを考え、近づける努力を」。また新潟中越地震で活躍した脇屋さんは「欲しい情報も地域によって違う。どこどこに救急車がとか、子どもが行方不明で…など、細かい地域での情報が大切」と述べました。「行政からの支援」に対しては「直接の支援ではないが、コマーシャルなどで行政が利用する場合がある」。絶大な数のシルバー世代への対策として「以前は若者、最近はセカンドライフを送る方が聴いているのが現実。マーケティングは重要、その流れに合わせるように」などアドバイス。 質問は続き、最近のラジオCMの下降傾向について、イベントより地域貢献を考える方が収入につながるのではの意見なども。またCFMが主題のブログを立ち上げている安部さんからは「ラジオのデジタル化は業界全体の問題。特に資金力の乏しいCFMは、新しいラジオの利用法を考えていかなくては」の切実な声も聞かれました。講演者からは「素晴らしい財産のある町。名古屋圏の中の犬山でなく、犬山の犬山局を」「地域サービス業になりましょう」などのエールが送られました。

 ”遊びの楽園”がオープン
モンパ君と記念写真を撮る子どもたち
ビッグ・パイナップル
●犬山の日本モンキーパーク
世界各地の74種650頭のサルを集めたサルの動物園と、アトラクションやキャラクターイベントなどの遊園地を持つ日本モンキーパーク=犬山市犬山官林=に11日、遊びの楽園「モンパラ」がオープンしました。動物園と遊園地の中間ゾーンに位置し、スポンジボールを使って遊ぶ室内施設の「モンキッズ・ジャングル」や乗り物アトラクションの「ZooZooトレイン」、ミニコースターの「GO!GO!バナナコースター」、パイナップルのかごに乗って空中散歩する「ビッグ・パイナップル」が新設されました。いずれも有料です。新キャラクター「モンパ君」もデビュー。26日には、モンパ君が名鉄名古屋駅を午前8時50分に出発する特急新鵜沼ゆき(犬山遊園駅9時17分着)の電車に乗車。車内で、子どもたちにオリジナルステッカーをプレゼントします。





 
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