平成20年度に開校(予定) 大口統合中学校 ・・・171224掲載
生徒数減少で大口中と大口北部中を統合
●「教科センター方式」を導入
大口町は、大口中学校と大口北部中学校の2校が生徒数の減少で部活動を充実させることができないことなどを理由に、両中学校を統合して新しい中学校を平成20年度に開校する予定で、住民らもメンバーとなっている「明日の学校づくり検討委員会」や教職員でつくる「明日の学校プロジェクト」等、関係機関が意見交換をしながら検討を進めています。新しい中学校は現在の大口中の敷地内に建設予定で、最大760人の生徒を想定。英語、国語、数学、社会の4教科の専用教室を設け、生徒が教科ごとに教室を移動して授業を受ける「教科センター方式」を導入し、教科教室には専門図書や備品等を配備する教科ラウンジの設置も予定しています。
大口町統合中学校の完成予想図
予想図を見る大口西小PTA委員ら 1日には、教育委員会の掛布賢治課長と斉慶辰也指導主事が大口西小学校(安田美代子校長)で行われた同校PTA(服部祥三会長)主催の教育座談会で、PTA委員ら約20人に新しい学校の特色や基本設計などを説明。「生徒たちが主体的に学習に取り組めるよう、先進地を視察しながら課題などを出し合い検討を進めている」と進行状況を報告すると、PTA委員からは「新しい環境に子どもたちがスムーズになじめるよう、心の面をサポートする体制を整えてほしい」と要望が出されました。18日には、同町福祉センターで開催された「明日の学校づくり検討委員会」で大口北部中3年の水野ありささん、大野礼絵さん、居石留奈さん、長尾釆佳さんが2年半にわたり取り組んできた、学校統合についての住民調査結果などを発表=写真下。
町民が求める学校像にも迫りました。町民や教師らは学習面や生活態度の良い学校を目指し、生徒たちは部活動の活発さや設備の充実を望む声。新中学校は「大口の文化や歴史が感じられる名称に」「子どもからお年寄りまでが利用できる、親しみやすい開放された学校に」など、新中学校への思いをまとめ「北部中のシンボル、ユリノキと校訓碑を新中学校に移転してほしい」と、母校を大切にしたい思いも伝えました。「話し合っている内容と一致する部分が多い」と4人の発表を評価する井上辰廣教育長は「これらの意見を参考にしながら検討を重ねていく」と話し、教育委員会では今後、各小学校で行われる新入生説明会などの機会を利用しながら、統合中学校の説明をしていくということです。

ストップ温暖化
●'06カレンダーに7人の絵が採用される 江南幼稚園
江南市大間町の江南幼稚園(伊藤英子園長)の園児7人の作品が、愛知県地球温暖化防止活動推進センターが県内の幼稚園・保育園児を対象に実施した「ストップ温暖化!!カレンダー図画コンテスト」の原画全13点中に選ばれ、2006年カレンダーになりました。
カレンダーに採用された絵と園児 絵を描く前に、地球温暖化について勉強したと言う園児たち。電気を小まめに消そうと恒川紫織ちゃん、匂坂美緒ちゃん。 木や花を育てて緑を増やそうと駒田理沙ちゃん、小島諒也くん。冷房の温度は28度と呼び掛ける山守一輝くん。「水の出しっ放しはだめ!」と丹羽亮雅くん。 羽山佳織ちゃんは地球の自然エネルギーで電気を点灯と、それぞれに温暖化防止を考えた個性ある絵が並びます。応募総数151点からの選出に園児たちは「びっくりして、緊張した」「どうしたらいいのかと思った」と、選ばれたうれしさと驚きを話しています。

「ぺったんこ」に大喜び
●犬山楽田西保
犬山市立楽田西保育園(松山陽子園長、95人)で14日にもちつき会が行われ、年長児36人がきねと木臼のもちつき体験をしました=写真。同園で毎年恒例の行事となっているもちつき会ですが、ことしは近くに住む大島功さんの申し出で年長児が6月に田植え、10月に稲刈り、はさ掛け体験をして収穫したもち米を加えて4臼をもちつき。松山園長の「しっかりきねを持ち、足を踏ん張ってつきましょう」の教え通り、どの子もしっかりきねを持ち「よいしょ、よいしょ」「ぺったんこ、ぺったんこ」の掛け声に合わせてつきました。「もちつきは初めて」「お友達がついているのを見て軽いのかと思ったけど、きねはちょっと重かった」「おもちをついてきねを上げるとき、おもちがちょっとくっついてきたよ」と、わくわく、ドキドキの子どもたち。 つきたてのもちは、手伝いに駆け付けた父母らの手で丸められ、あんこ、きな粉、納豆、大根おろしを付け、みんなでおいしく食べました。

正月に向けて縁起物づくり
●犬山の大縣神社
犬山市宮山の大縣神社(牧野武彦宮司)でことしも、正月に向けての縁起物づくりが始まっています=写真。「尾張の二宮様」と親しまれ、事業繁栄や開運厄よけの守護神として信仰を集める同神社。新年1日午前0時からの初祈とうや、3日午前0時からの初ゑびすなど1年の幸せを願い大勢の参拝者が訪れます。福をかき集める福熊手は5000体、好運を射止める破魔矢や鏑矢は合わせて6000体準備されるほか、宝船やえとの一刀彫りなどが並びます。

青笹で大すす払い
●犬山成田山
犬山成田山で12、13の両日、境内や諸堂伽藍のすすやほこりを払い清める「大すす払い」が行われました。13日は、朝一番の大護摩供を通常より1時間切り上げ、午前6時より厳修。その後、僧侶や職員がほうき、青笹を手に本堂のすす払いが始められました=写真。護摩壇をはじめ、天井や梁、畳などを払い清め、初詣で体制を整えました。同山では31日午後10時ごろより除夜の鐘の整理券を配布(108人)。三が日で約50万人の参詣者を見込んでいます。
 
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