卵の中にサンタさん ・・・171217掲載
中日”夢”サークル 手作りのXマス飾り
●エッグアート講習会開催、28人が受講
中日新聞販売店と尾北ホームニュースは共催地域事業「中日”夢”サークル」の第28回講習会・エッグアート教室「サンタクロースのホワイトクリスマス」を6日、大口町健康文化センターほほえみホールで開催しました。講師は日本エッグアート協会講師会員・米国クリエイトクラフトデザイン認定講師の吉田弘美さん=犬山市善師野。受講希望者の中から抽選で当選した28人が受講しました。


講師の吉田弘美さん
卵の殻にビーズや絵などを張り付けて、宝石箱のような美しい作品を作り上げるエッグアート。今回は、グースの卵の中に一回り小さなチキンの卵を入れ、中心に高さ3センチほどのサンタクロースを飾りました。下塗り済みの卵に、アンティーク調のシールを張り、初めにコーティング剤を3回、次にニスを3回、どちらも1回塗るたびにドライヤーで乾かしながら光沢を出し、ラインストーンやポインセチアなどの装飾を張り付けて仕上げました。
美しく仕上ってにっこり 細かい作業に真剣に取り組んだ参加者の皆さん。金色の卵に金の縁取りや赤いラインストーンがキラキラ輝くと、「ゴージャスですね」の声も。トールペイントの作品作りをする大藪美和子さんは「かわいい作品ができました。今度は卵をカットするところから、全部自分で作ってみたいですね」。友人が作っているのを見たことがある小室恵子さんは「センスも必要かしら。でも楽しみながらできます」。「エッグアートを初めて見ましたが奇麗にかわいくできました。これからは卵の殻も捨てられないかな」「クリスマスの飾りが1つ増えました」など、楽しい会となりました。

卵にビーズを張り付けます

ニスを塗った卵を乾かします

町内の焼却ごみ20%減量を採択
●大口町で町民ら約300人が出席
「焼却ごみを減らし、自分たちの町の環境を守ろう」と11月26日、大口町民会館で地域にごみ焼却場を持つ河北地区の住民らの呼び掛けで「焼却ごみ減量町民集会」が開催され、町民ら約300人が参加しました。まず酒井^町長が「この集会が、循環型社会実現の大きな一歩となることを期待します」とあいさつ。同町の焼却ごみの現状や、地域の活動事例が発表されました。「大口のごみ減量を考える会」は、ぼかしを使った生ごみたい肥化の実践を報告。「行政まかせでなく一人ひとりの心掛けが大切」と訴え、「河北エコ・リサイクル会」も「自分たちに何ができるのか」と、同地区が取り組む生ごみのたい肥化や資源ごみの常時回収について報告しました。
取り組みを紹介する発表者  1月の調査で「現在焼却しているごみのうち、約7割は分別可能」と判断した同地区は、資源ごみ回収を常時回収とし、310世帯の住民で実施しています。 「なくてはならない焼却場だが、どこも『自分の所ではなくよそに』が現状。今の施設をより長く持たせるため『自分のごみは自分で処理する』意識が重要。資源ごみの常時回収場所を作ることもその1つ」と、宮田和美さんが訴えました。 町内の事業所、アピタ大口店・リンナイ(株)磨i株)東海理化も、社内でのごみ減量活動を報告。仙田年夫河北区長が「町内の焼却ごみを町民・事業所・行政が一体となり3年間で20%減量する」と読み上げた「焼却ごみ減量宣言」に会場から大きな拍手が送られ、採択されました。参加した斉木登さんと伊藤真さんは「地区役員で分別に携わる者として、減量の意識と常設回収の場の大切さを感じました」と話していました。

津軽三味線とジョイントも 25日にXマスジャズコンサート
●オープンハート・ジャズアンサンブル(尾北高)
江南市の尾北高校(水谷正照校長)のオープンハート・ジャズアンサンブル(清水桃子部長・20人)は、毎年恒例の「クリスマス ジャズ コンサート」を25日午後2時から、同市民文化会館小ホールで開催します。入場無料。今回で8回目となるコンサートでは「バードランド」「インザムード」や、おなじみの「ジングルベル」をジャズ風にアレンジするなど、全12曲を披露。また、ゲストに一宮市の津軽三味線「恋糸」を招き「ルパン三世」や「花笠音頭」を一緒に演奏するほか、ダンスや衣装などでも楽しめるコンサートになっています。
同アンサンブルは、三味線とのセッションは初めてで、同市の曼陀羅寺で行われる藤まつりに出演していた「恋糸」の演奏を聴き、出演の申し込みをしたそうです。11月23日に行われた合同練習では、同校部活動コーチの宮脇泰さんの指導の下、部員も恋糸のメンバーも一生懸命練習に励んでいました=写真。当日は、引退した3年生8人も加わり、さらに迫力ある音楽を奏でます。顧問の竹村文碩教諭は「三味線とのジョイントなど面白いものになると思います」。清水部長も「楽しいコンサートにします。頑張りますので、ぜひ来てください」と、来場を呼び掛けています。

記念の年(発足30年)に二部優勝
●家族が応援団を結成 力長ソフトボールの会
江南市力長町のソフトボールチーム「力長ソフトボールの会(勝又紀雄会長)」は発足30周年を祝い4日、町内の力長公会堂と若宮八幡宮で記念式典と同市ソフトボール協会秋季大会の優勝祝賀会を開き、選手や関係者、家族ら約70人が参加しました。当日はあいにくの雨模様でしたが、布袋北小学校グラウンドで練習や紅白戦に汗を流した後、赤と白の新しいユニホームに着替え、同神社で祈とうを受け、式典に臨みました。
式典では、選手が秋季大会第二部で勝ち取った優勝旗を先頭に入場。滝川岩雄監督から優勝が報告され、功績のあった選手の表彰が行われました。同会は昭和52年に発足。地区の秋祭りやしめ縄作り、神社などの行事参加、子ども会やスポーツ少年団への指導員派遣など、地域住民との親睦を深める活動に力を注いでいます。現在は、若いメンバーも増え会員数は51人(うち選手22人)に。昨年、若手メンバーの家族で応援団「アンザンズ」が結成され応援にも力が入ります。その甲斐あって、来年からは念願の一部に昇格。松田克夫推進委員長は「一部に昇格し、練習にもより一層力が入ります。これからも地域ぐるみで参加できる会にしたい」と、意欲的に話しています。祝賀会ではもちつきやヨーヨー釣り、焼きそばやとん汁などが振る舞われ、日ごろ活動を支えている家族らと一緒に、楽しいひとときを過ごしました。

明治43年 大正11年 昭和9年のいぬ年年賀状
●江南市歴史民俗資料館に来年1月15日まで展示
江南市歴史民俗資料館で、来年のえと「戌」にちなんだ戦前の年賀状約50点を展示するミニ企画展「戦前の戌年年賀状展」が開催されています。
いぬ年の年賀状50点を展示
吉田初三郎が描いた年賀状(明治43年 十二支の11番目の戌には「犬」が当てられます。犬は人間に最も親しまれ、家畜化された最古の動物で、日本では縄文時代の遺跡から犬骨が出土しています。犬は優れた臭覚を持ち、獲物の発見や追跡に活躍。飼い主に忠実で、敵には立ち向かっていくこうした習性から古来より、危険を伴う狩りの供として、また安産や子育ての願い、魔よけや盗難よけなどの信仰の対象にもなっています。このようなことから、年賀状にも「いぬどし」だからというだけでなく、願いを込めて描き添えられてきた犬。同展では、鳥観図で有名な吉田初三郎の明治43年の年賀状や、洋画家であり書家でもあった中村不折の昭和9年の年賀状など、著名人の出したものも含め約50点を展示中です。会期は来年の1月15日まで。
 
戻 る