創立5周年記念公演 ・・・171210掲載
犬山市民ミュージカル劇団「Me-I」
●12月17、18日に犬山市南部公民館で 今回は自分たちをモチーフに
犬山市の市民ミュージカル劇団「Me-I」の劇団創立5周年記念公演「crazy!〜それでも幕は上がるから〜」が17、18の両日、犬山市南部公民館で開催されます。毎回オリジナル作品を上演してきた同劇団。今回は、作・演出・竹内裕二さんで、自分たち自身をモチーフにしたストーリーです。
本番に向けてけいこをする団員たち ●毎回、オリジナル作品
劇は公演1カ月前のけいこ風景から始まります。みんなの意見がばらばらでまとまらない踊り、表現に悩むメンバー、足りない予算に頭を抱える演出家。一人ひとりばらばらだった劇団員たちはやがて一致団結して、公演の成功に向けて動き出します。
「5周年ということで、自分のやれることをしっかりと持って、サークル活動・市民ミュージカルという部分を抜け出して、劇団として上を目指したい」と言う代表の管正憲さん。作曲・歌唱指導の高木奏美さんは「みんなで1つのものをつくり上げる。長い練習を積んで終わった後、やったぁ!という達成感が、また次もという気持ちにつながります」。「昨年よりもことし」と、期待を持って見ているお客さんを裏切らないように、確実に一歩ずつ階段を上がっていきたいという思いも。
上演は17日午後6時30分、18日午後0時30分と同4時の3回。入場料は1000円(全席自由)で、チケットは同市民文化会館、睦美音楽センター、キャスタ犬山店、楽田ふれあいセンター、清水屋犬山店ほかで取り扱っています。同劇団は、小学3年生以上の団員を募集中です。

あす、ラストコンサート 女声合唱団「コーナンフロイラインコール」
●指導者が引退
江南市の女声合唱団コーナンフロイラインコール(有田千恵子代表)の「第16回クリスマスミニコンサート」が11日、同市民文化会館の音楽室で午後2時より開催されます。入場無料。
毎年恒例の同コンサートは、指導に当たる有田さんが体調を崩し現在療養中で、このほど引退することになり、今回が合唱団最後のコンサートになります。当日は、クリスマスソングやサウンドオブミュージックより「エーデルワイス」「ドレミの歌」「一人ぼっちの羊飼い」など、よく知られている曲を合唱し、ピアノ独奏も行われる予定です。団員たちは「最後のコンサートに先生が来ていただけるかどうか分かりませんが、今までの思いを込めて歌いますので、是非聴きに来てください」と来場を呼び掛け、ラストを飾るにふさわしいコンサートにしようと、団員一丸となって一生懸命練習に励んでいます=写真。

地域安全に犬も一役 ワンワンパトロール隊
《扶桑町北定松地区》防犯パトロール隊を結成
扶桑町高雄の北定松地区(池村勝自治会長、533世帯)で防犯パトロール隊が結成されました。11月23日、北定松公民館で開かれた発足式には江戸滿町長や藤川政人県議会議員らをはじめ、隊員や関係者ら約60人が出席しました。自分たちの地区は自分たちで守るという信念の下に結成されたパトロール隊は、町内で13番目となります。同隊の特徴は、犬の散歩を利用して地域を見回る「ワンワンパトロール隊(27人)」と、買い物やウオーキングなど外出を兼ねてパトロールをする「ひまわりパトロール隊(34人)」の2グループに分かれていることで、どちらも決まった日時はなく、隊員の都合で行うため負担にならないといいます。
北定松防犯パトロール隊発足式の様子
ワンワンパトロール隊は昨年、仙台市で初めて発足し、それを受けて同地区ではことし3月に立ち上げを決定。扶桑町では初の試みとなり、隊員は鮮やかな緑色の蛍光色の帽子と腕章、犬のリード用のカバーを装着し、防犯に当たります。江戸町長は「この生活に合わせたパトロールは素晴らしい発想、頑張ってください」とあいさつ。隊長も兼ねる池村会長は「不審者を見つけても危険なので決して声を掛けず、警察にすぐ連絡してください」と、隊員らに話しました。今後は、防犯用の道具もそろえて活発に活動していく方針で「扶桑町で1番のパトロール隊にしたい」と、池村会長は意欲的です。

←犬の散歩を利用して地域を見回る「ワンワンパトロール隊」

12月16日に火防大祭
秋葉寺の火渡り行事=平成15年 ●江南市の秋葉寺
江南市寄木町(田中康彦区長)秋葉の観音山秋葉寺(山口昌宏寺総代長)で16日午後4時から、火防大祭が行われます。秋葉寺の本尊は、火防の神様として知られる秋葉総本山可睡斎(静岡県袋井市・明治6年開山)に祭られている「秋葉三尺坊大権現」。その可睡斎で12月15日に行われる火防大祭に合わせて、同町と上奈良町、小折町が合同で明治38年まで実施していたものを、同町のみが伝統行事として守り伝えているものです。この行事は隔年で行われ、10年ほど前からは町内の寺総代が担当。午後7時から始まる火渡りは竹で囲った5b四方ほどの升の中で、燃え立つ火の中を行者が渡り、それに習って人々が続きます。火の中を渡ることで一切の罪過災難、病が除かれ、福、徳、寿命が授かるご利益があるとされ、どなたでも参加できます。当日は火渡り行事に先立ち、午後4時から大般若、同6時30分からは護摩供養も行われます。


DNAを採取・保管
●県歯科医師会 身元確認に有効
愛知県歯科医師会は、大規模災害・事故の犠牲者の身元確認に役立てるため、DNA保管事業を行っています。DNAは遺伝子の本体で核酸の一種。個人を特定する究極の方法として近年注目されています。同医師会では昨年11月より、この事業を全国に先駆けて開始。ことし11月15日現在、全会員3564人のうち、674人が倫理実習演習を受けた認定医として、希望者のDNAを採取、「DNAサンプル」を作成しています。同日までのDNA保管数は736件。採取の方法は、棒の先端に付けた直径約3センチの円盤状のスポンジで、ほおの内側や舌の下をぬぐい、粘膜や唾液を吸着させるというもの。サンプルには管理ナンバーだけが記入され、警備会社が6年間管理するほか、本人にも渡されます。費用は1万500円。DNAは身元が特定できないため遺族が保険金を請求できないケースへの対策になるほか、本人が死亡した後の親子鑑定にも活用できます。同医師会DNA保管事業委員会の高田明昇副委員長=江南市前飛保町=は「DNAはあなた自身の存在を唯一証明できるものです。あなたの愛する家族への証として、ぜひご活用ください」と呼び掛けています。尾北地区でDNAの採取ができる歯科医院は、江南市11件、犬山市9件、丹羽郡5件。詳しくは同医師会総務課 TEL052(962)8020でお尋ねになるか、ホームページ をご覧ください。http://www.aichi8020.net
 
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