本番に向けてけいこをする団員たち |
●毎回、オリジナル作品
劇は公演1カ月前のけいこ風景から始まります。みんなの意見がばらばらでまとまらない踊り、表現に悩むメンバー、足りない予算に頭を抱える演出家。一人ひとりばらばらだった劇団員たちはやがて一致団結して、公演の成功に向けて動き出します。「5周年ということで、自分のやれることをしっかりと持って、サークル活動・市民ミュージカルという部分を抜け出して、劇団として上を目指したい」と言う代表の管正憲さん。作曲・歌唱指導の高木奏美さんは「みんなで1つのものをつくり上げる。長い練習を積んで終わった後、やったぁ!という達成感が、また次もという気持ちにつながります」。「昨年よりもことし」と、期待を持って見ているお客さんを裏切らないように、確実に一歩ずつ階段を上がっていきたいという思いも。 |