「ふくらの家」が開所 ・・・171112掲載
古知野町の空き家を会員が改装
待望の活動拠点 江南市国際交流協会 
地域の人や外国の人、子どもからお年寄りまでみんなが寄り合える「まちのホットステイション」を目指し、江南市国際交流協会の活動拠点「ふくらの家」が10月9日、同市古知野町古渡にオープンしました。空き家を利用し、同協会の会員らの手で改装したふくらの家。外国のお菓子や料理作り、子どもを連れてのおしゃべり会、ミーティングなど、福祉の向上や地域活動活性事業に生かし、愛知江南短期大学の「空き家利用事業」としても活用していきます。「ふくら」は江南市の木、クロガネモチの通称で、同協会の機関誌の名前にも使われています。

←「ふくらの家」正面玄関
同27日には、同市立北部中学校1年生の約20人が国際交流の学習に訪れ、中国、タイ、ブラジル出身の会員らと交流。ブラジル出身の角田エリザ・かずえさんの話を聞いた長谷川智子さん、尾関清佳さん、尾関沙緒莉さんは「ブラジルでは小学校、中学校が4年まで」「家の中でも靴をはいて生活するなど習慣が違う」と日本との違いを知り、大藪優貴君はエジプトの民族衣装を着るなど異文化に触れました。「今後は、外国語の講座や料理教室なども企画していきたい」と話す、同運営委員長の早瀬裕子さん。ふくらの家は、同協会に会員登録する団体、個人は光熱費として募金程度の使用料で利用でき、未登録団体・個人にも貸し出していきます。「多くの人に会員になってもらい、活動を支えてもらえたら」と入会を呼び掛ける同会。同時に、FAX電話機の寄付も呼び掛けています。 会員と交流する北部中生
同施設の開館は午前9時から午後4時まで。時間外の利用については、要相談。問い合わせは、ふくらの家 TEL江南(56)7390まで。

〜中学生が記者体験〜
早瀬さん(左)に話を聞く社本さん(中央)と安藤さん ●ふくらの家に同行して取材 大口中生
職場体験学習として10月27日に尾北ホームニュースを訪れた大口中学校(長屋孝成校長)2年生の安藤文歩さんと社本万里子さんは、ふくらの家の取材に同行。同協会会員や江南・北部中学校の生徒らにインタビューし、原稿作成の体験をしました。社本さんは「インタビューするのは難しかったし、普段何気なく読んでいる原稿を書くのにも苦労があることを知った」と話し、安藤さんは「原稿を書くのは初めてで、感想文になりがちだった。書いて伝えるのは難しい」と職場体験の感想を話していました。



名実ともに「布袋」の町
岸昭治理事長と設置された布袋様 これまでに4体設置 −江南市布袋町−
江南市布袋町にある布袋ふれあい会館前の県道布袋停車場線の歩道敷地内に、地名にちなんだ七福神の布袋様のモニュメントが設置され、道行く人の目を楽しませています。七夕祭りや市民活動にも参加し、まちの活性化を願う布袋商店街事業協同組合(岸昭治理事長)が、同地区の発展を願い設置を考えたもので、賛同者からの寄付で昨年の春に2基、ことしの10月に2基設置されました。高さ約1bの台座に乗る布袋様は60aほどで、1基は銅製、3基は陶製。大きなおなかのにこやかな布袋様が住民を元気付け、地域のエネルギー源になればと願う岸理事長は「この通りを布袋様で飾り、みんなの楽しみの場になれば」と、今後もモニュメントを増やしていきたいと話します。「個性的な布袋様、手作りの布袋様など、希望があれば喜んで飾らせてもらいたい」と、協力者の申し出を心待ちにする同組合。問い合わせは、岸さん TEL江南(56)2500まで。

〜中学生が記者体験〜
●取材準備の必要性痛感 犬山・南部中生
職場体験学習として10月28日に尾北ホームニュースを訪れた犬山・南部中学校(大矢恵一校長)2年生の服部伸紀君と伊藤直人君、橋口隼大君は布袋様設置の取材に同行。岸さんにインタビューし、原稿作成の体験をしました。「忙しかったけれど楽しかったし、いろいろな発見もあった」と、同協同組合の工夫も知ったという服部君。伊藤君は「最初は緊張したけれど、だんだん質問もできるようになった。取材前に質問を考えるなど内容を確認しておくと、てきぱき進むことを知った」。橋口君は「原稿は作文と違ってなかなか進まなかったけれど、働くことはただお金が欲しいからではなく、自分が楽しんですること」と、感想を話していました。
岸理事長(右)に話を聞く(左から)伊藤君、橋口君服部君

錦に染まる桃太郎公園 犬山
桃太郎公園の大イチョウ=昨年11月 ●「もみじでんがく祭り」始まる
犬山市栗栖の桃太郎公園一帯で10日から「もみじでんがく祭り」が始まりました。30日まで。桃太郎発展会が日ごろの感謝を込めて行っている事業で、同公園ではキジや犬が祭りをPRするのぼりを立てて観光客を出迎えてくれます。この辺り一帯は飛騨木曽川国定公園に指定されている景勝地。寂光院から同公園に続くモミジはまもなく紅一色となり、公園東側にそびえる大平山も錦絵のように変身します。樹齢約150年の2本の大イチョウは、この時期だけは公園のシンボルとして美しい黄色に染まります。発展会加盟の各店は紅葉見物に訪れた人に、名物の木の芽田楽(550円)を400円で提供するほか、菜めし田楽定食も同様に値引きサービスしています。(問)前田さん TEL0568(61)1576

犬山橋と桃太郎港を結ぶ紅葉船は、20人以上の団体予約のみの運航です。(問)木曽川観光(株)犬山橋営業所 TEL犬山(61)0057

●尾張のもみじ寺、寂光院 きょうから、もみじまつり
犬山市継鹿尾山にある県下最古の千手観音霊場、寂光院(松平實胤山主)では、きょう12日から「もみじまつり」が始まります。境内地10万坪には、カエデ類が約1000本あり”尾張のもみじでら”と称されるほど。特に葉が小形で色鮮やかに染まるイロハモミジは巨木が多いのが特徴、10月下旬から色付き始めました。参道は東海自然歩道にも指定されており、紅葉シーズンは参拝者やハイキングに訪れる人たちでにぎわいます。13日午前11時からは、やすらぎ記念講演会が行われます。講師は中日新聞社常務取締役・編集担当の小出宜昭さん。演題は「記者の目から見た日本」。(問)寂光院 TEL犬山(61)0035
紅葉に染まる寂光院本堂=昨年11月

 中日”夢”サークル サンタさんのエッグアート 受講者募集! 

●12月6日、大口町健康文化センターで講習会

中日新聞販売店と尾北ホームニュース共催の地域事業第28回「中日”夢”サークル」は、エッグアート教室「サンタクロースのホワイトクリスマス」の参加者を募集しています。申し込み方法など詳しくは、
「中日”夢”サークル」をご覧下さい。


←今回制作するエッグアート(左が正面、右が背面)
 
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