26日まで動物愛護週間・・・170924掲載
〜優良飼養者を表彰〜
●《27日、曼陀羅寺で》慰霊祭も行う
動物愛護週間(20〜26日)に合わせて、尾北狂犬病予防推進協議会(千田ひかる会長)主催の「犬の優良飼養者表彰式と動物慰霊祭」が27日午後2時、江南市前飛保町の曼陀羅寺で行われます。登録を受けた同一犬を12年以上継続して飼養し、毎年狂犬病予防注射を受けており、こう傷事故などがなく、適正と認められた人の中から同協議会が審査。ことし犬山、江南、扶桑、大口の2市2町からは19人が表彰される予定です。表彰される人は次の皆さん。(敬称略)※飼い主・犬名・飼養年数(3月31日現在)の順。
犬山市 笠原勇(コロ・12年4カ月)岡部敬明(ラッシー・14年10カ月)堤武治(チャッピー・17年3カ月)澤野敏久(ハッピー・12年10カ月)斉木昌二(ドン・15年1カ月)澤田驕iタロー・17年4カ月)
江南市 岩井末廣(ハッピー・13年)岡正男(オスカー・13年)土川光弘(ラッキー・14年5カ月)馬場信和(バロン・15年2カ月)渡邉みちよ(メリー・12年4カ月)中西清美(ケンスケ・13年4カ月)大土井ひさ子(トン・15年11カ月)石川喜晨(ミッキー・13年5カ月)山本昭二(チャッピー・14年8カ月)
扶桑町 板津利也(ピット・15年6カ月)岩田典彦(マアティ・14年8カ月)吉田悦三(ケンタ・12年9カ月)
大口町 舟橋智美(シルヴァン・13年3カ月、ブン太・15年)

●堤家の歴史そのもの 17歳のチャッピー (犬山)
犬山市の堤武治さんが飼養する17歳の雑種でオスのチャッピー。「この家に引っ越してすぐでした。中学生だった息子が、乳離れしたばかりの子犬を友達の家からもらってきました。毎朝の散歩は娘が連れて行きました。その娘も嫁に行って、今は孫がいますよ」と、まさにチャッピーは堤家の歴史そのものです。離乳食からドッグフードに変わるころ、ドッグフードを与えても食べなかったチャッピーが、家族が食べるみたらし団子を欲しそうにしていたことから「喜ぶ物をあげたいので」と、毎日団子を食べさせてしまい動物病院でしかられたこと。散歩から帰り、リードを外した途端に脱走したため、えさを持ってみんなで追い掛けたことなど、思い出は尽きません。「気が付いたらチャッピーは、わたしよりも歳を取ってしまっていました。人間だと89歳、足も不自由になって。でもかえって愛情がわくんですよ、いとおしくなってくる。それに、チャッピーに励まされることもあります」と堤さんは話しています。
堤武治さんと愛犬チャッピー=犬山市で

流れが結ぶ地域連携 犬山市内で名水サミットが開かれる 
「21世紀の水を考える〜流れが結ぶ地域連携〜」をテーマに、名水サミットが1日から3日まで、犬山市内で開催されました。環境省の「名水百選」選定20周年を記念して、犬山市と全国水環境保全市町村連絡協議会が主催したもので、同市がある木曽川中流域も名水の一つ。会場の名鉄犬山ホテルでは2日、全国大会やシンポジウムが開かれ、市民や関係者約350人が参加しました。シンポジウムでは基調講演に続きパネルディスカッションが行われ、岐阜大学名誉教授の林進さんのコーディネートの下、(財)廃棄物研究財団・杉戸大作理事長、中日新聞社・小出宣昭常務取締役、森真各務原市長、石田芳弘犬山市長がパネリストを務めました=写真。 
林教授が「今までの名水百選の経緯や評価などを踏まえ、木曽川流域としてのまちづくりをどう発展していくか」と提起すると、杉戸理事長が名水百選の事業経緯を説明。「水環境の言葉はなじみが薄い。日本では海峡などと、海や川は隔てるものとしてとらえるが、西洋では”チャネル”と、つなげるの意味。水はつながっている。言葉を新しい切り口にして、まちづくりをしたら」と提案する小出さん。森各務原市長は「きれいな木曽川の水、グリーンベルト、野鳥や豊富な魚。これが共通項。木曽川を軸に両岸で何かを始めては」。石田犬山市長も「犬山をつくってくれたのは、木曽川。歴史的な背景も考え、ふるさとのアイデンティティーを大切にまちづくりを」と提案しました。その後「木曽川から取水した名古屋の水道は、水質も1日当たりの供給能力も良く、青森についで2番目の評価。水そのものを大切にした展開を」「アイデンティティーは魂。木曽川の魂を大切にまちづくりを」「犬山、各務原両市は仲がいいので、上流の長野や下流も含めての連携ができないか」「木曽川には歌がない、長良川には全国的な歌がある。岐阜・長野・愛知は歌で木曽川流域一体感を」など、それぞれの立場や思いでの熱い討議が続きました。

モリゾーキッコロあしらい 犬山祭描く 
巨大モザイクアートと生徒会執行部の生徒たち=犬山高校で 10m×18mの巨大モザイクアートを制作 犬山高生
愛知県立犬山高校(笠井紀世史校長)で13、14日に「第58回白百合祭」が行われ、普通科1、2年の約520人が制作した巨大モザイクアートが玄関前にお目見えしました。犬山祭の車山にモリゾーとキッコロをあしらったデザインで、下絵を美術の高橋承一教諭が担当。5月ごろから準備を進め、夏休み前から制作を始めたものです。1.5cm四方の色紙を張り付けてできたモザイクアートは、縦約10m、横約18mの壮大な作品。中心になって制作を進めてきた、生徒会執行部の秦さゆり会長(2年)は「予想外に素晴らしいものができ、自分たちの努力が実った」と充実感を話し、井上浩花副会長(同)は「地域の人にも大人気のモザイクアート。一人でも多くの人に見てもらいたい」と犬山の伝統もアピールしました。 
体育館には、商業科1、2年生約120人で制作した長崎の街と人気キャラクターをモチーフにした約10m四方のモザイクアートも展示され、部活動や各クラスの発表、模擬店など生徒たちの若い力が結集した文化祭、体育祭が盛大に行われました。
 
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