テントの中や外でアルファ米などの炊き出しを見守る参加者=扶桑町で |
障害を持った人が震災に遭ったとき「うまく避難ができるのだろうか」「職員としての心構えは」「地域の人たちにも、障害を持った人の対応を知ってほしい」と訓練を計画。施設利用者20人と職員8人が参加し、昨年1泊の避難所生活体験訓練を実施した災害ボランティア「D・サポート丹羽(舟橋浩司会長)」の協力を得て実施しました。参加者は、阪神淡路大震災時のビデオを鑑賞し丹羽消防署員によるAED救命訓練を体験。震度6弱の地震発生想定の下、屋外に避難し点呼を取り訓練を開始。利用者は、屋外のテントに敷かれた段ボールの上で避難体験をし、D・サポート丹羽による炊き出しで、アルファ米と乾パン入りコンソメスープの夕食を取りました。トイレなどへの移動は、懐中電灯の明かりを頼りに職員と利用者4、5人でグループを作って行動。施設内の部屋に、ビニールシートやタオルケットなどを敷いて睡眠を取りました。 |