水しぶきを上げて飛び出すペットボトルロケット打ち上げの様子と飛行を見守る人たち |
教室では親子で協力して1b70aのペットボトルロケット1基を作りました。「時速200キロで100b以上空高く垂直に上がって、横になってゆっくり落ちてくるロケットです」と、片岡さんの構造などの説明の後、各自で持参したペットボトルと、思い切り息を吹き込んで膨らませたビニールバットをフィルムを巻くことで合体させロケット本体を制作。先端には画用紙で作った円すい形のノーズコーン、下部には羽根を4枚取り付けました。自分の身長よりも長いロケットに、テープを真っ直ぐに張るのも一苦労。親子で協力しての作業となりました。1時間ほどかかって、出来上がったロケットを手に、全員で芝生広場へ移動。15台の発射台から順番にロケットの打ち上げです。ペットボトルに水を入れて、発射台にセット。空気入れで、ペットボトル内の空気を圧縮。片岡さんの「5・4・3・2・1・発射!」の秒読みに合わせて、子どもたちが発射ボタンを押すと、「プシュッ!」という音とともにロケットは水しぶきを上げて勢いよく青空に向かって飛び出し、自分のロケットの飛行を見守る子どもたちや父母からは歓声が上がりました。ペットボトルロケットを作ったことがあると言う滝川将史君(中2)=江南市=は「たくさん飛んだのでうれしい」と話し、弟の晋也君(小5)は「テープで止めるのが難しかったけど、高く飛んだので満足」。「子どものころに帰ったようで楽しかった」という石川公章さん(47)=扶桑町。息子の十也君(小6)は「お父さんに手伝ってもらって作った、打ち上げも楽しかった」とにっこり。水野史隆君(小4)=同=も、「ちょっと難しかったけど、楽しかった。今度はお姉ちゃんと一緒にやりたい」と、話していました。
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