打ち上げ大成功・・・170820掲載
中日"夢"サークル「ペットボトルロケット作り教室」
●夏休みの1日親子で制作
中日新聞販売店と尾北ホームニュースは、共催地域事業「中日”夢”サークル」の第27回講習会、親子を対象にした「ペットボトルロケット作り教室」を7日、江南市草井町のすいとぴあ江南と芝生広場で開催しました。64組が参加。講師はアイデア水ロケット全国大会((財)日本宇宙少年団主催)に実行委員として参加、かかみはら航空宇宙科学博物館や河川環境楽園などで水ロケット教室を開催する、片岡鉄雄さん=各務原市。
水しぶきを上げて飛び出すペットボトルロケット打ち上げの様子と飛行を見守る人たち 教室では親子で協力して1b70aのペットボトルロケット1基を作りました。「時速200キロで100b以上空高く垂直に上がって、横になってゆっくり落ちてくるロケットです」と、片岡さんの構造などの説明の後、各自で持参したペットボトルと、思い切り息を吹き込んで膨らませたビニールバットをフィルムを巻くことで合体させロケット本体を制作。先端には画用紙で作った円すい形のノーズコーン、下部には羽根を4枚取り付けました。自分の身長よりも長いロケットに、テープを真っ直ぐに張るのも一苦労。親子で協力しての作業となりました。1時間ほどかかって、出来上がったロケットを手に、全員で芝生広場へ移動。15台の発射台から順番にロケットの打ち上げです。ペットボトルに水を入れて、発射台にセット。空気入れで、ペットボトル内の空気を圧縮。片岡さんの「5・4・3・2・1・発射!」の秒読みに合わせて、子どもたちが発射ボタンを押すと、「プシュッ!」という音とともにロケットは水しぶきを上げて勢いよく青空に向かって飛び出し、自分のロケットの飛行を見守る子どもたちや父母からは歓声が上がりました。ペットボトルロケットを作ったことがあると言う滝川将史君(中2)=江南市=は「たくさん飛んだのでうれしい」と話し、弟の晋也君(小5)は「テープで止めるのが難しかったけど、高く飛んだので満足」。「子どものころに帰ったようで楽しかった」という石川公章さん(47)=扶桑町。息子の十也君(小6)は「お父さんに手伝ってもらって作った、打ち上げも楽しかった」とにっこり。水野史隆君(小4)=同=も、「ちょっと難しかったけど、楽しかった。今度はお姉ちゃんと一緒にやりたい」と、話していました。
構造などの説明をする講師の片岡さん(右)
親子が協力し合っての制作風景


弘前扇ねぷたを再現 
●若手住民らが本格手法で制作 〈扶桑町南定松地区〉
扶桑町南定松地区(約350世帯)コミュニティ推進協議会(千田伸也会長)主催の「2005南定松サマーフェスティバル」が6日行われ、同地区21クラブ(兼氏幸男会長)が制作した横幅2.8b、高さ3.5b、奥行1bのねぷたが来場者の目を楽しませました=写真。若手住民でつくる同クラブが企画・運営する納涼夏まつりが、昨年30回を数えたのを機に、ことしリニューアルしたサマーフェスティバル。3大七夕祭りで有名な仙台の、和紙でできた全長7bの七夕飾り5基も飾られ、鳴子踊りやバンド演奏、津軽三味線、大道芸、屋台などを楽しむ住民約500人でにぎわいました。
ねぷたは、弘前扇ねぷたを再現したいと、会員が木の枠組みから絵描き、張り付けすべてを担当。武者絵は、弘前の絵師の指導を受けながら下描きし、食紅を調合して色を作り、ろう引きして輪郭を浮き立たせる本格手法で描きました。午後7時30分、消灯して暗くなった場内にねぷたが点灯された瞬間、来場者から拍手と歓声が沸き上がり、祭りを盛り上げました。同クラブの兼氏会長は「夜遅くまでかかって制作したねぷたは思いもよらず立派にでき、みんな喜んでいる」と話し、同協議会の千田会長も「21クラブが中心となって企画・運営する夏のお祭りは30年来の伝統」と、同クラブ会員の骨折りをねぎらっていました。

”愛は地球を救う”に協賛 24時間テレビ(27日PM6:30〜28日PM8:54放送)
●募金活動始まる イオン扶桑ショッピングセンター 
毎年恒例の日本テレビ「24時間テレビ28 ”愛は地球を救う”」にイオン(株)をはじめとする小売業グループ・イオンの協賛が決まり、扶桑町のイオン扶桑ショッピングセンター(大前一也店長)で、7日からチャリティー募金の受け付けや5色のバリエーションのチャリTシャツの販売などが始まりました=写真。「生きる」をテーマに放送される同番組。同Tシャツの売り上げの一部も含むチャリティー募金は、福祉車両の贈呈、戦争や災害で自立を果たせない人々のための海外援助や国内災害緊急援助、海外の災害への特別援助、身体障害者補助犬の普及支援のほか、富士山をきれいにするプロジェクトに使われます。
放送時間の27日午後6時30分〜28日午後8時54分には常時募金活動を実施。21、27、28日午後1時〜同5時は、従業員が募金コーナーで協力を呼び掛けます。28日の午前11時にはさまざまなエコ活動を行っている「イオンチアーズクラブ」の小学生も参加して活動を盛り上げます。設楽学副店長は「前回の”スマトラ沖地震災害募金”へのご協力大変ありがとうございました。今回の”愛は地球を救う”の募金活動もぜひご協力お願いします」と話し、31日まで募金の呼び掛けをしていきます。

 
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