厳かに御田植祭 ・・・170702掲載
来年2月、国府宮はだか祭に大鏡餅を奉納 大口町奉賛会
●早乙女が神饌田に苗を植える
「国府宮」の通称で知られる尾張大國霊神社=稲沢市=が来年2月10日に行うはだか祭に、大鏡餅を奉納する「国府宮裸祭大鏡餅奉納大口町奉賛会(大竹喜久雄会長)」は6月19日、同町役場南側神饌田で御田植祭を行い、奉賛会員ら約650人が参列しました。
神饌田に苗を植える早乙女、奉耕者の皆さん=大口町役場南で ●大口村誕生100年の節目
神事の前にはパレードが行われ、河北・上小口・中小口・下小口・余野地区の伝統保存会、民踊クラブが木遣り歌やお囃子、踊りなどで御田植祭を祝いました。大勢の見物人が見守る中、町内の小中高生24人の赤いたすきに花笠姿の早乙女が、御田植踊りをまずは披露。その後、約360平方メートルの水田に一列になり、「ならぶ小笠に挿す手も揃い…」の御田植歌に合わせて苗を植えていきました。

同奉賛会事務局長の今枝達夫さんは「各地区世話役の皆さんの、お骨折りがあってのこと」と、町内一体となっての盛り上がりに感謝し、大口村が誕生して100年となる節目の年に奉納できることを喜びます。「学校以外で田植えをしたのは初めて」と話す、近藤里奈さん(大口中1年)と舟橋真緒さん(大口北部中1年)は、「緊張したけれど、うまく植えることができたと思う」「想像していたよりも、土に足が埋まって動きにくかったけれど、気持ち良くできました」と、大役を果たした安堵の表情で話していました。奉納される大鏡餅は直径2.4メートル、高さ2.3メートル。60俵分のもち米はすべて町内で作られ、10月23日に稲刈りに当たる「抜き穂祭」が行われる予定です。

過去最多28団体が出演 
昨年の扶桑町民音楽祭のようす あす、扶桑町民音楽祭
「第21回扶桑町民音楽祭」が3日午前9時30分から、扶桑文化会館で開催されます。同音楽祭実行委員会ほか主催。 同音楽祭は、町民が音楽に親しむ機会を設け、同町の文化の高揚を図るとともに、音楽活動を行っている諸団体に活動発表の場を提供しようと、毎年行われています。出演者も運営に協力し、舞台設営やプログラムなどの準備のほか、当日は舞台、会場、受付の係りを交代で務めるなど手づくりの音楽祭です。藤井容江実行委員長は「1人でも多くの方のご来場をお待ちしています」と、呼び掛けています。ことしは吹奏楽、合唱、琴、尺八、ハーモニカ、ウクレレ、太鼓、ハンドベル、横笛、バンド演奏など過去最多となる28団体が出演。ことし初めて、小学校から柏森小バンドが参加します。出演順は次の通り。
【午前の部】SHURI〜朱里〜 柏森小バンド 扶桑ハーモニカクラブ 扶桑町尺八同好会 桑の実会 香鈴会(箏曲) 菊 尺八風の会 箏曲わかばえ会 南山名扇太鼓 和風
【午後の部】扶桑中学校吹奏楽部 扶桑北中学校吹奏楽部 誠信高等学校吹奏楽部 柏森ウクレレ会 扶桑児童合唱団 扶桑教室 扶桑銀の鈴合唱団 宮城派春秋会 フリージア 扶桑ハンドベルリンガーズ うたう会「童夢」 扶桑横笛同好会 ジョイフル 扶桑混声合唱団 扶桑ゴスペルクワイア 丹羽高等学校吹奏楽部 扶桑町吹奏楽団。※入場無料。

園児ら稚アユ1万匹を放流

稚アユを放流する園児
●江南の木曽川左岸
愛北漁業協同組合(江口真一組合長)はこのほど、江南市草井町の木曽川左岸でアユの稚魚約1万匹を放流しました。放流には、同市小杁町にある小鹿保育園(広間陽子園長)の年長児22人がお手伝い。10センチほどに成長した稚魚数10匹を、2人1組になってバケツで放流し、残りの稚魚は同組合員と一緒にビニールシートの滑り台を作って、トラックから川に流しました。アユのはねる様子に、子どもたちは目を輝かせて大喜び。1万匹のアユが元気良く泳いでいくのを、歓声を上げながら見つめていました。

 記念行事で40周年祝う
●関係者400人が出席 ボーイスカウト江南第1団
ボーイスカウト江南第1団(坂口文男団委員長)は6月19日、すいとぴあ江南に関係者約400人が参加して、創立40周年記念行事を行いました。式典では同団の大池良平育成会長が「家族・社会のきずなが薄くなった今日、ボーイスカウト活動は真の人間形成の基本であり、子どもの未来に希望を与えます」と、あいさつ。続いてスカウトを代表して岡本陸君、青山弘和君、河井佑介君、尾鹿紘平君、丹羽光徳君が宣誓をしました=写真。育成母体の江南ライオンズクラブ・福田源公会長や江南市の滝孟教育長らの祝辞、友団スカウトらのエールを受け、創立40周年を祝いました。式典に続いて、友団のスカウトたちが7人1組になり、ラグビーゲーム大会や缶バッジ・チーフリング作りなどで交流を深めました。

 ピアノの逸品「スタインウェイ」 町民に初披露
●友の会発足、メンバーを募集 大口町の篤志家が寄贈
「子どもたちが、世界の名器に気軽に触れられるように」とこのほど、大口町にピアノの逸品「スタインウェイピアノ」が町内の篤志家から寄贈されたことを受け、同町や地域周辺の音楽愛好家が「大口町スタインウェイ友の会」を立ち上げました。その友の会主催のスタインウェイ披露式が6月19日、ピアノが設置された同町健康文化センター4階音楽室で行われ、酒井町長はじめ町職員、友の会関係者ら約30人が、間近でスタインウェイの魅力に触れました。
リストやワーグナーが愛用し、名声を不動のものにしたスタインウェイピアノ。ピアニシモ・フォルテシモも、そしてジャンルを問わず演奏家の多彩な音楽表現に十分対応し、演奏者に安心感を与えると、優れた性能と抜群の耐久性を世界の音楽関係者が認めています。披露式のミニコンサートでは、同町上小口出身で東京音楽大学1年の堂地美希さんがベートーベンの「月光」など4曲を披露、参加者は演奏に聴き入りました=写真。地域の音楽活動と文化の向上を目指し、コンサートや音楽活動のサポートなどを予定する友の会は、会員を募集しています。詳しくは、大口町スタインウェイ友の会事務局(温水プール内)TEL大口(95)3155までお問い合わせ下さい。
 
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