サツマイモの苗を植える「サタデースクール」の子どもたち=高雄小学校の西側畑で |
●236人が応募 大人も近所づきあい感覚で参加
高雄小学校で行われた5月14日の開校式には、多くの子どもたちや親が参加。式終了後早速、同小の西側畑でサツマイモの苗付けと落花生の種まきが行われました。核家族化や少子化の影響で子どもたちが集う場が少なくなり、異年齢や同年齢の子どもたちにさえどのように接したらよいのか分からない子どもが増えています。そんな中、「子どもたちの力が出し切れる場」「仲間をつくる場」「達成感を感じる場」、大人も含め「お互い育ち合う場」をつくりたいと、小学2年生の子を持つ母親の阿部まつみさんが中心となり、河村共久教育長や生涯学習課の大竹直人さんらとともに開校準備を進めてきたものです。今の子どもたちに足りないことは「自然に親しみ、仲間と忍耐強く課題に取り組むこと」「達成した喜びを味わい、思いっきり遊ぶこと」という意見が多かったことから、来年3月まで野菜作りと集団遊びを主に、同校の校庭と西側畑で活動をしていきます。 |