ご神木の歓迎準備進む・・・170604掲載
犬山城下でお木曳き 6日午後4時20分〜
●20年に1度の「神宮式年遷宮」
三重県の伊勢神宮では20年に1度、社殿を建て替える「式年遷宮」が行われます。今から1300年前から続く祭儀で、次回、平成25年の「第62回式年遷宮」に向けて、祭儀と行事が始まりました。今月3日、長野県上松の国有林ではご神体を納める御樋代に使われるヒノキ(ご神木)が切り出され、陸路で伊勢神宮へ運ぶため、6日に愛知県入り。犬山市の大縣神社内にある県神社庁尾北支部(牧野武彦支部長)では盛大に歓迎行事を行うため、準備を進めています。6日は犬山城下でお木曳き行事が行われた後、針綱神社で滞泊。7日朝出発し、その後、江南市の草井渡趾と古知野神社へ立ち寄り、一宮市へ引き継がれます。7日は真清田神社に滞泊後、稲沢、愛西、津島市を経て、三重県へ。伊勢神宮には9日到着予定。針綱神社、草井渡趾、古知野神社では、それぞれ次のようにご神木奉迎送行事が行われます。
ご神木を歓迎する準備が進められている犬山の針綱神社 ●針綱神社に滞泊(6日)
20年ぶりに奉迎送行事を行う針綱神社(小山正雄宮司)では、ご神木の滞泊場所となる境内駐車場の整備を5月中〜下旬に行うなど、着々と準備が進められています。ご神木は6日午後4時20分、本町通りのどんでん館に到着した後、市民ら約600人により、針綱神社境内まで引き上げるお木曳き行事が始まります。丸山木遣音頭を先頭に熊野町の車山、続いて半てん、鉢巻きを着けた市民らが紅白のロープにつかまり、その後ろに下本町の車山が続きます。午後5時30分ごろ、奉迎祭。同6時30分ごろより、丸山木遣保存会、犬山空手教室、坂下中々切組御神楽奉納、栗栖野神楽奉納の神賑行事や、城前広場で車山2両によるからくり奉納が行われます。翌7日は午前7時ごろから奉送祭が始まり、同8時には次の会場となる草井渡趾に向けて出発します。同神社では記念事業としてあす5日に稚児行列が行われるほか、5月中旬から祝詞殿の造営(10月末完成予定)が始まりました。また玉垣の奉納も受付中。 (問)針綱神社社務所TEL犬山(61)0180
●草井渡趾
江南市の木曽川河畔にある草井渡趾では7日午前8時35分から9時5分まで、ご神木奉迎送祭が行われます。草井渡趾奉賛会(馬場武吉会長)が中心となって開催。斎主は、村瀬哲しも埜神社宮司。

●古知野神社
江南市古知野町の古知野神社(八橋武郎宮司)では、同日午前9時20分から同10時まで、ご神木奉迎送祭奉賛会(大池剛太郎会長)などによって奉祝行事が行われます。

わが町のアジサイ寺


咲き始めた音楽寺のアジサイ=5月30日写す
●あじさい祭り あす、開幕 (江南・音楽寺)
約40種1200株のアジサイが植栽されている江南市村久野町の琴聲山音楽寺で、5日から26日まで「あじさい祭り」が開催されます。5日は午前9時30分から大正琴演奏。同10時40分より高さ約3メートルの護法神像を風雨から守るための屋根が完成したことから、その除幕式が行われます。続いて「あじさい祭り」の開催式典、日本舞踊の演舞や津軽三味線の演奏と続きます。12日には午前9時から正午まで、写生大会(幼児・小学生対象、画用紙配布)と習字作品の受付(高校生まで、課題自由)。25日には午後0時30分からカラオケ大会(申し込みは20日まで、先着25人)が行われるほか、土日を中心に各種催しが行われます。また、境内にある白壁土蔵造りの資料館「村国の郷」は期間中、毎日、開館。円空仏や境内から発掘された埋蔵品などが公開されます。(問)音楽寺TEL江南(55)7628
ブラシの木も見ごろの安穏寺=5月30日写す 50種類以上色形七変化 (扶桑・安穏寺)
扶桑町のアジサイ寺として多くの人が訪れる高雄の曹洞宗安穏寺で、まもなくアジサイが見ごろを迎えます。一重や二重のカシワバアジサイや白い花を付けるアナベルなど、品種は50種類以上。色だけでなく、形まで変える種類もあることから、何度訪れても新しい驚きがあると言います。4月の晋山式に合わせて車の出入り口も2カ所になり、駐車場も充実。車いすでも散策できます。 また、本堂には、安達住職の妻恵子さんが作るアジサイの押し花の額が多数飾られ、本堂横では、通称「ブラシの木」と呼ばれるキンポウジュの赤い花も見ごろになり、「美しい花に心を癒やしていただければ」と話しています。

ことしも江南市内に1万2000株を植える

●20年続く「花いっぱい運動」
季節の花が咲く潤いのあるまちにしようと、昭和60年に始まった江南市の「花いっぱい運動」。ことしも市内の各公園や駅周辺など21カ所で、地域住民が協力して植栽活動が行われています。江南駅前周辺では5月18日、古知野南小学校(坪内利男校長)4年生の159人と「駅前周辺花いっぱい同好会(野呂吉美会長)」のメンバーら30人以上が参加して、プランターにベゴニア700株とメランポディウム530株を植えました=写真。同小の安川友梨さんと奥村麻里さんは「みんなが花を見て、気持ちが落ち着くように」と願って一株一株丁寧に植栽。野呂会長も「20年を過ぎた花いっぱい運動。これからも美しい花のあるまちを目指したい」と話し、水やりや草取りなどの管理をしていきます。6月初旬までには市内各所で1万2000株の花を植え終え、11月と2月には、季節の花に植え替えられます。

 我を忘れ《阿呆》になって踊りきれば、きっと楽しいよ!参加者募集

●江南七夕まつり・市民サマーフェスタ 
江南阿波おどり大会開催
 〈8月/5日(金)・6日(土)〉
ことし30回を迎える「江南七夕まつり・市民サマーフェスタ」は、8月5日(金)から7日(日)まで開催されます。なかでも、江南阿波おどり大会は、布袋ふれあい会館前特設会場(5日午後7時30分〜同9時)と、江南駅前広場(6日午後7時〜同9時)の2会場で盛大に行われます。阿波おどりは、江南市出身の戦国武将で後に徳島藩祖となった蜂須賀家政の縁で、12年前から江南市でも踊りの輪が広がるようになりました。昨年は延べ28連約1000人が参加し、会場が狭く感じられるほどの熱気に包まれました。主催する江南七夕まつり・市民サマーフェスタ運営委員会事務局では、昨年よりもさらに一層盛り上げるため、江南阿波おどり大会の参加連と楽器演奏者を、次の通り募集しています。
●参加連(グループ)募集
音に合わせて踊るだけ、阿波おどりは独特の踊りで難しいから…と考えなくても大丈夫。皆で踊ればへっちゃら、オレ流でいきましょう。仮装自由、服装・踊り方も自由。子ども連も大歓迎。本場徳島の阿波おどりを見て踊ってみたくなった人、踊りを見たことはないが、身体を動かして楽しむことが好きな人は、ぜひ参加を。
◆参加人数…1連(グループ)10人以上、ただし中学生以下の参加者は保護者同伴のこと。「10人に満たないが踊りたい」という人も、事務局までお問い合わせください。
●楽器演奏者募集
三味線、かね、笛、太鼓の演奏者を募集しています。この機会に、演奏者としてまつりに参加してみませんか。
●おどり&演奏 練習日・場所
◆7月2日(土)、23日(土)。午後6時〜同9時、江南商工会館
◆7月16日(土)午後2時〜同5時、江南商工会館
見学だけでもOK。興味ある人は一度練習風景だけでものぞいてみてください。
●参加申し込み お問い合わせ
6月30日(木)までに、江南七夕まつり・市民サマーフェスタ運営委員会事務局(〒483−8205 江南市古知野町小金112、江南商工会議所内)TEL55−6245へ。
 
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