歓迎を受けるミクロネシア大統領(中央)ら=古知野東小で
スポーツ用品を贈った江南市のスポーツ少年団員とミクロネシア大統領(後列中央)ら |
●ミクロネシアの大統領ら要人7人
江南市の愛知万博フレンドシップ相手国ミクロネシア連邦のジョセフ・ウルセマル大統領、ローリン・ロバート外務次官ら7人の要人が4月28日、同市を訪れ、古知野東小学校や江南高校、江南藤まつりなどを視察し、交流を深めました。同小体育館では、全校児童が大統領らを国旗を振って迎え、6年生の代表児童が「お会いできるのを楽しみにしていました」と歓迎の言葉を述べました。ウルセマル大統領は「皆さんとの出会いを将来につなげ、交流を深めていきたい」と話し、子どもたちからの「四季はありますか」「おいしい食べ物は何ですか」などの質問に「雨季と乾季の2つの季節」「魚がおいしく、特に刺身。主食はタロイモ」とミクロネシアの風土や文化を紹介しました。夕方からはすいとぴあ江南で歓迎レセプションが開かれ、同市スポーツ少年団(河合正猛本部長)からバット33本、グローブ30個、野球ボール95個、サッカーボール12個、バレーボール76個などスポーツ用品の贈呈式が行われました。ことし2月、ミクロネシアへの市民親善ツアーに参加した同団のメンバーが、子どもたちのスポーツ用具が不足していることを知り呼び掛けたもので、各団代表の子どもたちが大統領に目録を手渡し、奥谷恭英君(古知野北小6年)が「皆さんで使ってください」とメッセージを贈りました。
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