地域の魅力紹介・・・170528掲載
愛・地球博「市町村の日」
愛知県内の各市町村が、日替わりで地域の祭りや伝統芸能、市民活動などを「愛・地球博」で紹介する「市町村の日」。12日に「江南市の日」、13・14日には「犬山市の日」として盛りだくさんのイベントが長久手会場「あいち・おまつり広場」で繰り広げられ、来場者を楽しませました。
●草井小児童 ビオトープ活動を発表
校内にあるビオトープを訪れる鳥や生息する生き物を発表した草井小の児童たち
●「愛」を力強く 書家・冨永さんが揮ごう
縦2m横3mの白布に「愛」という字を揮ごうした冨永さん(左から2人目)
●江南市の日(5月12日)
四季をテーマに、まちの魅力を紹介した江南市。草井小学校(岩田正武校長)6年生84人が、草井自然園に訪れる鳥や生息する生き物を絵などで表しビオトープ活動の発表を行い、県民俗無形文化財「安良の棒の手」や吟剣、琴、民踊、尺八、謡曲などの伝統芸能も披露されました。また、書家の冨永奇洞さん=寄木町=による書道パフォーマンスも行われ、白布(2メートル×3メートル)に「愛」と揮ごう。「書の心は人の心」と話す冨永さんが表現した「愛」の文字は力強く、生きる力を感じさせる作品に仕上がりました。市内5小学校の6年生約700人も遠足で会場を訪れ、イベントを楽しみました。


犬北小児童 鵜飼い実演に参加
鵜飼い実演に参加する犬山北小の児童たち
●鳴子踊りチーム 元気さアピール
劇団「Me-I」の発表の様子
●犬山市の日(5月13、14日)
「魅せよう!犬山のこころ粋!!」をキャッチフレーズに2日間にわたって繰り広げられた、犬山市の日。伝統文化の木曽川うかいやからくりの実演をはじめ、それぞれの分野で約1200人の市民が犬山をアピールしました。オープニングは、市制50周年を記念して市民が作った「犬山大好きソング」の合唱。軽快なテンポに、歌詞を見ながら口ずさみ、手拍子を送る観客も。鵜飼いの実演には、遠足で来場した犬山北小学校の子どもたちが参加し、14日には、犬山中学校アートコミュニケーションクラブの生徒がからくりの実演をしました。「アートステージ全国古城絵巻」で同絵巻五十撰実行委員会が絵巻を披露し、「ふるさと自慢プログラム」ではしみんていの会、楽田地区コミュニティ推進協議会などが活動を発表。大正琴の演奏や踊り、劇団「Me―I」や鳴子踊りチームの「笑"」「月下美人」「One」などもステージを盛り上げました。ボランティアスタッフとしてイベントを支えた正垣敞三さん=楽田=は「犬山は元気な町だと再確認しました。万歳です」と、日焼けした顔で話していました。

江南市を訪問、市民と交流


歓迎を受けるミクロネシア大統領(中央)ら=古知野東小で
スポーツ用品を贈った江南市のスポーツ少年団員とミクロネシア大統領(後列中央)ら
●ミクロネシアの大統領ら要人7人
江南市の愛知万博フレンドシップ相手国ミクロネシア連邦のジョセフ・ウルセマル大統領、ローリン・ロバート外務次官ら7人の要人が4月28日、同市を訪れ、古知野東小学校や江南高校、江南藤まつりなどを視察し、交流を深めました。同小体育館では、全校児童が大統領らを国旗を振って迎え、6年生の代表児童が「お会いできるのを楽しみにしていました」と歓迎の言葉を述べました。ウルセマル大統領は「皆さんとの出会いを将来につなげ、交流を深めていきたい」と話し、子どもたちからの「四季はありますか」「おいしい食べ物は何ですか」などの質問に「雨季と乾季の2つの季節」「魚がおいしく、特に刺身。主食はタロイモ」とミクロネシアの風土や文化を紹介しました。夕方からはすいとぴあ江南で歓迎レセプションが開かれ、同市スポーツ少年団(河合正猛本部長)からバット33本、グローブ30個、野球ボール95個、サッカーボール12個、バレーボール76個などスポーツ用品の贈呈式が行われました。ことし2月、ミクロネシアへの市民親善ツアーに参加した同団のメンバーが、子どもたちのスポーツ用具が不足していることを知り呼び掛けたもので、各団代表の子どもたちが大統領に目録を手渡し、奥谷恭英君(古知野北小6年)が「皆さんで使ってください」とメッセージを贈りました。




ナイジェリア・ニカラグア展開催中 (大口町)

6月5日からフレンドシップウイーク
企画展「愛・地球博大口町フレンドシップ国ナイジェリア・ニカラグア展」が9月19日まで、大口町健康文化センター3階の歴史民俗資料館で開催されています。祭りの際に身に着ける、ボディーペインティングを表すカラフルなナイジェリアの衣装や仮面=写真=、機織り道具、織物の帽子。豊かな自然環境や町並みを表現したニカラグアの鮮やかな色彩で描かれた絵画、織物など92点が展示されています。また、同町では6月5日から同12日までをフレンドシップウイークと銘打って、フォトジャーナリスト宇田有三さんの写真展や講演会、交流会などを企画、多くの参加を呼び掛けています。内容は次の通り。
■「宇田有三写真展」6月3日まで役場玄関ホール。同6日〜17日、同町健康文化センター1階ギャラリー。
■「ニカラグア交流会」同町民会館ホールで、同5日午後1時30分〜宇田さんによる「中米から見た国際協力」と題しての講演会。同2時30分〜ニカラグア料理、サルサの演舞など大使夫妻を招いての交流会。
■「ナイジェリア交流会」同12日午後3時〜ナイジェリア料理、民族衣装ファッションショーなど大使夫妻を招いての交流会。
(問)大口町地域振興課TEL大口(94)0530

スマトラ沖地震災害下のこどもたちのために

●復興支援の募金活動展開 イオン扶桑店
丹羽郡扶桑町のイオン扶桑ショッピングセンター(大前一也店長)は、3日から22日までの土日祝に、店内でスマトラ沖地震災害下のこどもたちのための復興支援募金を実施。
●小学生も協力
14日には「イオンチアーズクラブ」の14人が、元気に募金を呼び掛けました=写真。扶桑店では小中学生対象のチアーズメイトとサポーターを募集中。現在同店では27人のメイトが活躍中で、募金活動のほか植樹や清掃などいろいろな活動を通して環境に興味を持ち、考える力を育てながら楽しくエコ活動を続けています。「たくさんのお客さまが協力してくださり大変ありがたく思っています」と、メイトの子どもたちと一緒に熱心に協力を呼び掛ける設楽学副店長。募金は合計22万9772円が寄せられました。今回の募金活動はイオン各店で行われており、イオングループ優良企業の税引き前利益1%を環境保全・社会貢献活動に役立てている「イオン1%クラブ」からも全店の総額とほぼ同額の拠出金があり、合わせてユニセフを通じ役立てられます。
 
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