犬山市前原台 自治会報300号を達成・・・170514掲載
地域住民の絆に一役
犬山市前原台(宮田智明会長、709世帯)の自治会報『かけはし』が、4月15日発行分で創刊300号を迎えました。『かけはし』はまだ造成地が目に付く昭和55年11月15日に創刊されて以来、毎月1回、1度の休刊もなく発行され、同団地の歴史を刻んできました。自治会行事のお知らせをはじめ、同好会などの紹介・住民の投稿・シリーズでの読み物など、B5サイズ6ページにわたる多彩な内容で、イラストの多くは住民による手描きと言います。
犬山市前原台の自治会報創刊号(右)と創刊300号記念号
(
(右から)前年度自治会長の藤堂弘さん、同編集担当の杉山睦さん、今年度編集担当の土屋義孝さん、杉山夫人
●25年休刊なしで団地の歴史刻む
前年度編集担当の杉山睦さんは「巻頭の写真を撮ろうとカメラ片手に探すのですが、花がまだ咲いていないなど、1カ月先の季節感を出すのに、ちょっと苦労しました」と、1年を振り返って笑い「独自の広報誌を出す自治会の少ない中、300号まで休刊なしの発行は偉業。皆さんのご協力に感謝します。『かけはし』をめくるたびに、団地の歴史を感じます」とも。前年度自治会長の藤堂弘さんも「きずなが薄れていく現代で『かけはし』は財産。団地の広報はもちろん、多くの問題解決にも役立ってきました。今後も『かけはし』とともに、若い世代のセンスと熱意で団地を活性化していってほしい」と話します。今年度編集担当の土屋義孝さんは「バトンを受けたのが300号。すごいプレッシャーを感じますが、皆さんに助けていただきながら頑張ります」。前原台集会所の書棚の分厚いファイルにとじられた、創刊から300号までの『かけはし』。同自治会25年の住民のきずなと、高い自治会意識をはぐくんできた団地の歴史そのもので、住民にとって貴重な財産となっています。
扶桑町の「劇団 夢一座」
あす、自主公演
扶桑町を中心に活動する「劇団夢一座(桑田幸代代表)」の第9回公演があす15日、午前10時と午後2時の2回、同町中央公民館で行われます。今秋、創立10周年を迎えるのを記念し、今回は「壷坂霊験記」と「御所櫻堀川夜討―弁慶上使の段」の豪華2本立て。
演技指導や振り付けは、元歌舞伎役者の市川玉次さん(88)=岐阜県美濃加茂市=で、市川さんも役者として出演します。桑田代表は「2つの出し物がうまくこなせるか不安。でもチームワークはいいので、1人でも多くの方に見ていただきたい」と話し、団員9人は一生懸命練習に励んできました=写真。「壷坂霊験記」は、いとこ同士で幼いころからきょうだいのように育てられた、お里と沢市の話。病気で盲目となった沢市と結婚したお里は、沢市の目が治ることを祈願し、壷坂の観音様へお百度参りをすること3年。沢市は自分がいない方がお里のためと思い、谷から身を投げたのですが…というストーリー。
もう1本の「弁慶上使の段」とともに文楽などでもおなじみの演目です。入場料は当日1200円(前売り800円)、前売りペア券1500円。
 
戻 る