扶桑町「役場が変わる」・・・170430掲載
町長が改革推進宣言 職員代表が決意表明
扶桑町は、町民に信頼され世代を超えて共感できる明るい元気な町を目指して23日、扶桑文化会館で江戸滿町長による「役場が変わる」改革推進宣言と、職員の代表による決意表明、KAIZEN提案を行いました。地方自治体に自己決定、自己責任が重くのしかかる地方分権時代を迎え、職員一人ひとりが意識改革をして運営のあり方を見直すなど行財政改革を進めていくことを住民に知ってもらおうと、部課長を除く職員22人でつくるプロジェクト「行財政改革旗手」が進めてきたもので、職員の約9割の209人と住民200人以上が参加しました。


「役場が変わる」改革推進宣言をする江戸町長
●職員が決意を寄せ書き
宣言に先立ち、椙山女学園大学教授の武長脩行さんと名城大学特任教授の牛嶋正さんが講演。職員や町民に、新しい公務員像などについて語り掛けました。その後、KAIZEN運動、行財政改革、住民力の発揮、新総合計画の策定の4つを柱とする施策を掲げる江戸町長が「実績主義、住民志向など新たな価値観を取り入れて『役場が変わる』改革を促進します」と宣言。沢田峰雄総務部長の決意表明に幹部職員が唱和し、渡辺誠まちづくり政策課長補佐が「来庁者へのあいさつや声掛け、会釈の徹底」「電話の応対には課名と名前を名乗ります」と、具体的な改善提案をしました。当日は、職員一人ひとりが「汗出せ、知恵出せ」「初心を忘れずに」「自己改革」「いつも笑顔で」などの決意を町旗に寄せ書き=写真。

●町民がエール送る

鳴子踊りを披露した「夢源隊」の伊藤有紀さん(扶桑北中3年)は、「町民の代表として頑張ってください」とメッセージを送り、参加した町民も「過去に縛られず前向きに挑戦してほしい」「決意に感謝します」「初心を忘れないで」と、エールを送りました。寄せ書きされた町旗は役場玄関に掲げられ、役場が変わる姿を見守っていきます。



楽田古代米で特産品
5月13、14日 愛・地球博会場でPR
犬山市の特産品協会のメンバーらが「観光土産は観光開発の一翼を担うもの。人気のある新しい特産品を目玉にして、濃尾観光の名を全国に知らしめよう」と、夢空間事業(木曽川流域4市1町連携による国指定の観光事業)にもつなげていきたいと「濃尾香り米倶楽部」(勝野弘平代表)を結成。「古代濃尾の香り米」と名付けた古代米を使った特産品、8種類を開発しました。
濃尾香り米倶楽部による特産品販売=犬山祭で
初披露は今月2、3日の犬山祭。5月13、14日の愛・地球博「犬山市の日」にも「あいち・おまつり広場」でより広域にアピールすることになりました。「古代濃尾の香り米」は、4年前から楽田地区で試験的に栽培している古代米の一種。楽田には県下で2番目の規模を誇る青塚古墳が、また各務原市には炉畑遺跡もあることから、木曽川流域に居を構えた古代人のロマンに通じる古代米を商品化し、ストーリーのある土産品を開発しています。平成12年の原始米の入手から試験栽培以降、栽培の問題点克服・他の栽培地視察・加工食品の研究などを重ね、足かけ5年を経ての商品化。勝野代表は「犬山祭での評判も上々でしたが、まだまだ商品に磨きをかけなければなりません。特産品の開発に熱意のある方が参加してくださることも願っています」。新商品は、濃尾の香り米入りのざるうどんや豆腐各種、鮎ぞうすい、香り米玄米茶、古代米こわ餅、ういろう、赤飯まんじゅう、ロールケーキジャポネ。(問)濃尾香り米倶楽部、勝野さんTEL犬山(67)6556

フジ見ごろに
●5月5日まで 江南藤まつり
江南藤まつり会場の、フジが見ごろになり、特別ステージでは土日祝日を中心に多彩な催しが行われています。5月5日の閉幕まで、あと6日間。主な催しは次の通りです。
【30日】▼フラダンス 江南カーネーション(10:00〜11:10) ▼フラダンス プルメリア(11:20〜11:50) ▼マジック・カラオケ・演歌・舞踊 小牧歌踊会(12:00〜16:00)
【5月1日】▼愛知万博啓発「江南市縁の7人の戦国武将行列」(13:30〜)
【3日】 ▼第6回嫁見まつり&歌の祭典(9:00〜17:00すぎ)
【4日】▼カラオケ”まいく”藤まつり歌謡フェスティバル、カラオケ発表会(10:00〜10:50) ▼日本舞踊 西川流つたよう会(11:00〜12:00) ▼カラオケ”まいく”藤まつり歌謡フェスティバル、江南千寿香魅惑のステージ(12:10〜16:30)
【5日】▼鶴季太極拳交流協会発表(10:00〜10:50) ▼和太鼓サークル どん舞演奏(11:00〜11:30) ▼キッズダンス(11:40〜12:10) ▼江南市老連歌謡クラブ発表会(12:20〜15:30)
江南市初の民間介護付き有料老人ホーム
「ひだかの憩い」(飛高町)
江南市で初の民間経営の介護付き有料老人ホーム「ひだかの憩い(石郡英一施設長)」=同市飛高町宮町127=がこのほど完成し、5月5日の開所に先立ち、23日から内覧会が開かれています。この老人ホームは、グループホームなどを手掛けている(有)メディカルコーポレーション(原口秀樹社長)=西春日井郡=が、障害を持った人にも心地よく住んでもらいたいと、社会貢献を目的に建設しました。
内覧会開催中  5月5日に開所
建物は鉄骨3階建て、延べ床面積1454.44平方b、個室29室(18平方bトイレ付き)で、居室には介護ベッド、冷暖房、ナースコールを設置。また、常時3人に1人の介護者が付くケア体制で、機能訓練の設備も完備しています。65歳以上で在宅酸素や気管切開などの医療依存度の高い人たちにも、独自のケアプロトコルで介護に当たります。また、介護度が高くなった時にはおむつという考えではなく、トイレで排泄できるように各居室にはトイレが完備されています。「アロマセラピーなど自然のものをケアに用い、地域に根ざした愛されるホームを築いていきたい」と石郡施設長は話しています。入居は賃貸方式で、1カ月の基本料金は12万8000円(家賃・管理費・食費)と、介護料金(介護保険一部負担金)のほか別途入居金が必要です。同ホームではデイサービスも行っています。問い合わせは、ひだかの憩いTEL江南(54)1294
春風に乗ってスーイスイ
●柏森 青木川調節池のこいのぼり
扶桑町柏森の青木川第1調節池に19日、地域住民から寄せられたこいのぼり23匹と、柏森南保育園(村瀬智子園長)年長児26人がカラービニール袋で作ったこいのぼりが揚げられました=写真。園児の手作りこいのぼりは長さ4bにも及ぶジャンボサイズで、うろこ一枚一枚が丁寧に付けられた力作。地元柏森地区の老人クラブ、年輪友の会と白寿会のメンバーと全園児91人が見守る中、こいのぼりが飾り付けられました。さわやかな風をいっぱいに受けて泳ぐ、カラフルなジャンボこいのぼり。すぐ横を通る、名鉄電車の車窓からも楽しむことができます。5月8日まで飾られる予定。
 
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