焼き物についての説明をする講師の大澤富男さん(左) |
模様を描く様子 |
1組1.2`の粘土を使って、ひも状にした粘土を巻いて形にするひも作りや、粘土をたたいて板のように延ばして皿にしたり、延ばした粘土を瓶などに巻き付けて形を整え花瓶や一輪挿しなどを作る板作りと、初心者でも簡単にできる技法に挑戦した参加者たち。「焼き物は出来上がると15%縮みますよ。大きさを考えて作ってくださいね」など、大澤さんの説明後、参加者は思い思いの作品に挑戦しました。塊だった粘土をこねて軟らかくする作業や、たたいて延ばす作業に夢中になる参加者。ひも作りで大きな茶わんを作った有輝君は「お母さんがぼくの茶わんを割っちゃったので、ぼくが使う茶わんを作りたかった。学校で使う粘土と違うので難しい」と、ご飯がいっぱい食べられそうな大きな茶わんににっこり。板作りに挑戦した谷口大悟君は、すしを乗せる皿とマグカップにテレビアニメのキャラクター・エネコを描きました。「カップはパパの。エネコを描くのがちょっとむずかしかった」。「上手にできたよ、焼き上がるのが楽しみ」と話すのは大皿と家族一人ひとりの取り皿を作った兼松諒君。自分が使うマグカップを作った大前佳乃ちゃん、大きな皿を作ったのは前にも焼き物を体験したことがある藤沢昌慶君。仕上げは奇麗に形を整えて表面を磨き、自分のイメージに合った模様を描いた後、仕上がりのゆう薬を選びました。作品は乾燥させた後、大澤さんが素焼きと、希望したゆう薬をかけ本焼きをし、参加者の手元には5月の下旬に届く予定です。
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