「古知野」を元気な街に・・・170409掲載

フリーマーケットなど新企画多数
●4月17日開催の「古知野まつり」
江南市の中心地、古知野の街ににぎわいを取り戻そうと、4月17日に開催される「古知野まつり」では、例年にない企画がめじろ押しです。
献馬、ことしは8頭
「古知野まつり」は古知野神社の春の例祭で、毎年4月第3日曜日に行われています。献馬が町を練るまつりとして知られ、ことしも8頭が奉納されます。42厄を迎える前厄、本厄、後厄の3グループから各1頭、厄を終えた人たちの集まり、献馬奉賛会(倉地勝会長)から4頭、還暦を迎えたグループから1頭。この献馬に加え、各町内から出る子どもみこし20余基、子ども獅子などが列をつくるパレードは最大の見ものです。パレードに参加する総勢約1500人は正午ごろまでに古知野南小学校の校庭に集結。ことしは本厄のグループ、龍蛇会(大森真次代表、29人)の計らいで、古知野中学校ブラスバンド部が初めて参加することになり、部員40人が同会寄贈のTシャツを着て元気いっぱいの演奏を披露します。また、6月7日に予定されている伊勢神宮式年遷宮の御神木奉迎送曵行事をPRするため、御神木をかたどったみこしも加わります。

献馬をひく互市会(ことし後厄)の会員ら=昨年

龍を刺しゅうした法被を持つ龍蛇会の大森真次代表
パレードは午後1時30分、古知野南小学校を出発。江南駅前、伝馬町通り、本町通りを経て、同3時30分ごろまでに古知野神社へ到着予定。その間、本町通りでは古知野コミュニティー協議会主催による初めての「古知野ふれあいフリーマーケット」が開かれます。午前9時30分から午後3時まで、約20店が出店予定。雨天中止。龍蛇会はパレードの前後に古知野南小学校と古知野神社で会の名前を染めたタオル1000本をばらまき、まつりを盛り上げます。

古知野コミュニティー協議会では、街の活性化のために活動したいという人を募集中。(問)江南商工会議所、尾関さんTEL江南(55)6245

江南藤まつり 写生大会は17日に開催  主催/尾北ホームニュース
尾北ホームニュースは今月17日、江南藤まつりの会場=江南市前飛保町、曼陀羅寺公園=で、毎年恒例の写生大会を開催します。幼児・小学生が対象。当日の受け付けは午前9時から正午まで、同寺正堂前で行います。作品は同日午後3時までに提出のこと。全員に参加賞、入賞者約60人に賞状、賞品を進呈。(問)尾北ホームニュースTEL江南(53)3001

江南市イベントボランティア 江南藤まつりでデビュー
江南市が主催、共催するイベントに市民がボランティアとして協力する「江南市イベントボランティア協会(平松宏幸会長)」が3月19日に発足=写真、行政と市民の協働体制でイベントを盛り上げていきます。同協会には中学生以上の市内在住在勤者が登録でき、現在会員は学生、市職員を含む20代から70代の約120人、任期は4月から2年間で年会費は1200円(中学生・高校生を除く)。活動内容は、進行補助や会場設営・撤去作業、場内案内などで、16日から始まる江南藤まつりで活動デビューします。
平松会長は「皆さんの自主的参加で成り立つボランティア活動。江南市をよりよくしていくために、市民と行政が手をつないでイベントを支えていきたい」と話し、5月のこどもフェスティバル、夏の国際交流フェスティバル、10月の市民花火大会など年間約20のイベントで活動していきます。問い合わせは、江南市産業観光課TEL江南(54)1111、内線336まで。

災害時に備え 身を守る技を身に付けよう
●災害救援ボランティア(大口町)
大口町の災害救援ボランティアグループ(池田良子代表)は「災害時に自分たちの身を守るための技術を身に付け、その啓もうもしていこう」と平成13年より活動しています。東海地方を襲った豪雨の直後、災害ボランティアコーディネーター養成講座修了者のほぼ全員で、自主的に立ち上げました。
ロープワーク講習会の様子 ●訓練参加やロープワーク講習会など男性会員が増加
主な活動は毎月第3土曜日の定例勉強会と、夏休みの子どもたちへのサークル解放や大口町の防災訓練参加、町民ふれあいまつりでのハイゼックスの炊き出し訓練など。県の水防訓練や他の市町で開かれる訓練、日赤の講習会にもメンバーが自発的に出掛けるなど、意欲的に取り組んでいます。「楽しんでやることも大切。継続につながると思うので、プログラムをあまり固定せず、皆がやりたい事を自然にやっています」と代表の池田さんは話し、昨年度は手話サークルとも交流し、身体の不自由な人への対応なども学んできました。
現在メンバーは29人。昨年の災害ボランティアコーディネーター養成講座修了者も多く入会し男性会員も12人と増加、活動に弾みがついています。「男性ならではのダイナミックさや、リタイア組の経験を生かしてもらえるのが心強いです」と服部みどりさん=外坪。期待の新メンバーの1人、荒川雄一さん=下小口=は「消防団に入っていますが、もう少し身近な観点からの救援も勉強したい。ロープワークなども身に付け、お役に立てるようになれたら」と抱負を語ります。「自分の家族を自分で守りたい」と、講座を受講したのがきっかけのメンバーですが、行政だけに頼らず、地域住民にもできる勉強会などを続けていきたいと張り切っています。問い合わせは、池田さんTEL大口(95)2489、大口町社会福祉協議会TEL大口(94)0060
 
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