世界の民族衣装を制作、自らモデルに・・・170319掲載

愛・地球博開幕日(25日)にファッションショー

世界の民族衣裳を身に着けた和だんすの会の皆さん

●衣類のリフォームの会「和だんすの会(江南)

江南市老人クラブ連合会の衣類のリフォームの会「和だんすの会(緒方喜代子代表、44人)」は25日午前9時25分から、同市民文化会館で開催される第38回生きがい芸能クラブ発表会(同連合会主催)出演に向けて、ファッショショーのリハーサルに余念がありません。
ことしは愛・地球博開催を祝って、同市や近隣市町のフレンドシップ国のミクロネシア連邦、ブルキナファソ、ドイツ、ナイジェリア、韓国、イタリア、中国、インドなど、日本を含めて15カ国の民族衣装作りに挑戦。衣装を調べるために犬山市の博物館明治村やリトルワールドなども訪れました。風呂敷をつないで作った鮮やかなサリーや、カーテン生地とは思えないチャイナドレス、豪華なイタリアのカーニバルのドレス。帽子はつばの広い麦わら帽子を土台に布をかぶせるなど、工夫がいっぱい。そして、出来上がった服を発表するファッションショーのモデルは自身が務めます。「皆さん昔和裁や洋裁を習った世代なので、針仕事は得意です。何より作った服で舞台に立つのを楽しみにしているんです」と、たんすに眠っている和服を利用したいと会を立ち上げた緒方代表。同会の発表は午前11時50分から。和服から作ったブローチや小物の展示も同時に行います。当日の発表会では大正琴、詩吟、民踊、歌謡、日本舞踊や社交ダンスほかの舞台や華道、書道の作品展示など、同連合会の各団体の発表が午後4時30分まで行われます。入場無料。

扶桑児童合唱団
●初の単独コンサート(21日)
 扶桑町の扶桑児童合唱団(浅野由紀子代表)は21日午後1時30分より同町中央公民館で、初の単独コンサート「スプリングドリームコンサート」を開催します。無料。

扶桑児童合唱団の皆さん
同合唱団は結成して6年目。レパートリーも増え、多くの人に活動を知ってもらおうと同コンサートを企画、同町内の小中学生21人の団員はコンサートに向け、練習に励んでいます。アットホームでにぎやかな同合唱団を指導するのは、ソプラノコンサート活動などをする豊田麻記さん(29)=一宮市=。「本番では楽しんで生き生きと歌ってもらいたい」と指導に力が入ります。「振りを付けて歌うことが楽しい」と話す子どもたちは皆、本番が大好き。団長の大川内夕貴さん(高雄小6年)は「みんなと一緒に歌うのが楽しみ。頑張ります」と意欲的です。コンサートでは「ディズニーメドレー」「すずめがサンバ」「トトロメドレー」など、約20曲を披露。同町の扶桑ハンドベルリンガーズ(長瀬里美代表)が友情出演し、「ハウルの動く城」から「人生のメリーゴーランド」「春のメドレー」なども演奏します。また、同合唱団は愛知万博・長久手会場で4月30日、同町のアンサンブル箏の会との共演が予定されています。
同合唱団は団員を募集しています。同町内の小学生男女で、練習は月3回の土曜日午前10時から、同町内の公共施設で。問い合わせは浅野さんTEL扶桑(93)1520(夕方以降)まで。 
 
大口町親子ダンス教室
●大口ファミリー音楽祭(20日)に出演
大口町に住む2、3歳児の親子11組が、20日午後2時30分から同町民会館で行われる「大口ファミリー音楽祭」で初めてのダンスを披露します。
音楽祭に出演する大口町の親子の皆さん 音楽祭での発表を目標に昨年10月から、町主催の親子ダンス教室(全20回)で練習を重ねてきたお母さんと子どもたち。 指導に当たった、かやの木芸術舞踊学園ゆきこま会の平多忍さんは「子どもたちの感情表現の豊かさをあらためて感じ、踊ることの楽しさや喜びを分けてもらいました」と、目を細めます。石川けい子さん(33)・治樹くん(3)親子=余野=も「恥ずかしがり屋の子ですが家でもダンスの練習しています」と、発表会を楽しみにしています。

同音楽祭は2部構成で、親子ダンスは第2部〜町民とオーケストラ〜のトップバッターとして、同3時30分出演予定。「糸巻き」「おもちゃのチャチャチャ」などダンス3曲を披露します。第1部では二胡の張濱さんとセントラル愛知交響楽団が「蘇州夜曲」や「ハウルの動く城」等を演奏。同2部には大口・大口北部両中学校なども出演します。入場料大人1000円、小人(中学生以下)500円。

丹羽LCの創立25周年事業
町内巡回に出発する防犯パトロール車を見送る会員や園児ら

ブロンズ像「風の童子」

創立25周年の丹羽ライオンズクラブ(鈴木洋会長)は記念事業として、扶桑町へ防犯パトロール車(約200万円相当)、大口町へブロンズ像(同)をそれぞれ寄贈しました。


●扶桑町へ寄贈 防犯パトロール車
扶桑町への贈呈式は3日、同町役場駐車場で行われ、鈴木会長が江戸滿町長へ大型キーを手渡しました。防犯パトロール車は青色回転灯を搭載したジムニー4WD。町職員や交通・防犯指導員が活用したり、町内13地区にある自主防犯組織に貸し出すことにしています。同町では平成16年に854件の犯罪が発生。贈呈式の中で沢木寛25周年大会事業委員長は「より一層の防犯活動に役立てていただきたい」とあいさつ。 同日は高雄西保育園の園児約100人も見学に訪れ贈呈式の後、町内巡回に出発する防犯パトロールカーを歓声を上げて見送りました。

●大口町へはブロンズ像
大口町へ寄贈したブロンズ像「風の童子」は、名古屋の人形作家、夢童百合子さん制作によるもの。御影石の台座を含め高さ約2b。通学路でもある同町のメーン通りに面した、知的障害者授産施設「ハートフル大口」の正面に設置されました。
使用済みランドセルをアフガニスタンの子に 
有志の会が呼び掛け
使用済みランドセルを物資が不足しているアフガニスタンの子どもたちに送ろう―と、「江南想い出ランドセルの会」(堀尾庄一代表)が、使わなくなったランドセルの提供を呼び掛けています。この取り組みは(株)クラレ=本社・東京=が昨年から始めた「ランドセルは海を越えて」キャンペーンに賛同して始まったもので、同会は江南の善意のランドセルをまとめて送る有志の会です。アフガニスタンまでの送料(ランドセル1個に付き1800円)は(株)クラレが1万個まで負担することになっています。堀尾代表は「思い出や愛着があって捨てられないランドセルを、アフガニスタンの子どもたちのために役立てませんか」と呼び掛けます。
「ランドセルは海を越えて」のホームページより
ランドセルの提供を呼びかける堀尾代表
同会はランドセルの寄付と同時に(1)ランドセルについての想い出、エピソードがある方はその手紙(ホームページに載る場合があります)(2)神奈川県の倉庫までの送料(100円)についても協力を求めています。今回の受け付けは3月29日まで。受け付け場所と時間は左記の通り。江南市古知野町本町通り、(株)米庄。平日午前9時から午後7時まで。(問)TEL江南(54)2275 詳細は下記ホームページで確認ください。 http://www.omoide-randoseru.com
 
戻 る