●市長ら江南市民21人
江南市は2月13日から16日まで、愛・地球博一市町村一国フレンドシップ事業の一つとして相手国のミクロネシア連邦を訪れる市民親善ツアーを企画。堀元市長やフレンドシップ大使の大池良平さんをはじめとする市民21人が参加し、交流を深めました。 |
ポンペイ州知事(右)から民芸品を贈られる堀元江南市長=ミクロネシアで |
一行は、ジョセフJ.ウルセマル大統領やサバスチャンL.アネフェル外務大臣、ジョニィP.デイビッドポンペイ州知事らを表敬訪問。日本の文化や江南市をより身近に感じてほしいと、市政要覧と「友好」の文字の入った硯屏を持参、手渡しました。ポンペイ州庁舎敷地内に知事と一緒にヤシの木を2本記念植樹し、州内のアワク小学校や日本語学校の訪問、施設見学、島内観光をしながら島民と交流を深めた参加者たち。ウエルカムパーティーでは、ハイビスカスの根をすりつぶして作った飲み物「サカオ」にも挑戦し、見た目は長芋をすりつぶしたようなどろっとしたサカオの、ぴりっとする初めての味の異文化体験をしました。
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参加した大野達郎さん=後飛保=は「ヤシやバナナがたわわに実り、ココナッツミルクはおいしい。ホテルに電話や冷蔵庫、テレビなどもなく戸惑うことも多かったけれど、忘れていた自然やのどかさ、素朴さに触れることができた」と、自然の雄大さに包まれ、時間がゆっくり流れていくのを感じたと言います。同市では、20日にすいとぴあ江南で行う市制50周年記念大茶会に、ミクロネシア大使はじめ万博スタッフを招く予定です。
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