舞台は愛知万博・・・170122掲載

モリゾーとキッコロ 犬山成田山で成功祈る
「愛・地球博」のマスコットキャラクター、モリゾーとキッコロをはじめ、万博おんど世界総踊り実行委員会(神谷幸男実行委員長)のメンバーらが1月9日、犬山市の成田山名古屋別院大聖寺を訪れました。午前11時からの護摩祈とうにはモリゾーとキッコロも一般参拝者とともに万博の成功を祈願。その後、境内で奉納踊りを行いました=写真。 奉納踊りは、愛・地球博の公認サポートソング第1号の万博おんどに振りを付けたもの。コロンビアレコードの城ゆきさんが10年前から歌い、全国各地や外国での誘致活動にも一役買ってきました。民謡調が基本ですが、踊りの各グループに合わせいろいろとアレンジし、自由に踊れるのが特長で「市民参画で愛知万博を盛り上げ、踊りを通じて世界平和を呼び掛けよう」と、昨年4月から同委員会として、各地の踊りのグループなどとともに活動しています。
この日は、西春のグループが中心となり、城ゆきさんの歌に合わせて民謡調の基本踊りと鳴子調の2種類を披露。モリゾーとキッコロにちびっ子たちも大喜びし、輪に加わり一緒に踊っていました。
【万博おんど】
作詞 山村けい・秋月ともみ、作曲 和田香苗 1、国際万博あいちから 天下泰平 世界の幸を/お届けします 二千五年には/日本列島 真中あたり/遠い国から 隣りから/「お迎えします」「来てちょうだい」/城は尾張の 金の鯱/この世背負った心意気/ここで一声 ヨイショ ヨイショ/おいりゃーせ

世界の人々に琴の音を

愛知万博に向けて琴を練習する滝中生
●滝中学校・土曜講座の受講生24人
「愛知21世紀芸術化集団琴部・ふじの会」代表の木村晴代さん=江南市宮後町=は、同市東野町にある滝学園滝中学校(光岡敏雄校長)の土曜講座で昨年9月から琴の講師を務め、3月25日開幕の愛知万博参加に向け、生徒たちの指導に力を注いでいます。同校では、学校週5日制に伴い3年前から月2回ほど1、2年生を対象にした土曜講座を開設。授業の補習などの学習講座、興味・好奇心の増進などを図る教養講座、能や歌舞伎鑑賞など本物に触れる体験講座で生徒の参加は自由、教員側も授業の枠にとらわれず自由な発想・教材を使って行っています。琴での万博参加は、出演が決まっていた同学園の卒業生でもある木村さんが「多くの先生にお世話になり今の自分があります。せっかくの機会、母校に恩返しを」と、生徒たちにも一緒に参加してもらおうと学校側に提案したもので、同講座には1年生15人、2年生9人が参加しています。
琴の演奏は初めての生徒ばかりで「とにかく日にちがない上に練習回数も月1、2回。心配でしたが、皆一生懸命頑張ってくれています」と話す木村さん。「琴を通して皆で一緒に演奏する達成感を味わい、万博という舞台に参加できる体験が、良い思い出になれば」と、指導に熱が入ります。中川夕紀子さん(2年)は「音が日本的でおもしろい。万博では、外国の人たちに日本の楽器を分かってもらいたいです」。大竹結依子さん(1年)も「琴はおもしろそうに思い参加したけれど難しい。万博参加は緊張しますが楽しみです」と、練習に励んでいます。生徒たちが出演するのは3月27日、7月27日が瀬戸会場、4月17日が長久手会場で、「さくら」「ちょうちょ」「春の小川」などを演奏する予定です。

愛・地球博公式ハンディブックを発売
●プラン立てにぴったり

3月25日に開幕する「愛・地球博」の公式ガイドブック『愛・地球博公式ハンディブック』=写真=が全国で発売中です。「自然の叡智」をうたう会場内の各施設や催事を色彩豊かに紹介。愛・地球博(愛知万博)の魅力が満載で、事前のプラン立ての参考にぴったりです。企画・制作は中日新聞本社ほか。A5判、オールカラー、192ページで定価は700円。中日新聞販売店に注文されれば、宅配します。(問)中日新聞出版開発局出版部TEL052−221−0586。

口町の新助役

社本一裕助役
●社本一裕氏が就任

大口町は昨年12月22日、社本一裕旧政策調整室長を助役に選任しました。
社本助役は昭和25年1月16日生まれの55歳。昭和47年4月に同町役場に入庁し、平成11年7月より都市整備部長、同12年4月より環境建設部長、同15年7月より政策調整室長を歴任しました。任期は、平成20年12月21日までの4年間。
 
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