2005紙上年賀状展・・・・・170101掲載

15点を掲載

紙面のカラー化と同時に公募を始めた「紙上年賀状展」も、今回で3回目を迎えました。応募作品の中から、ユニークな作品15点を紹介します。絵手紙風の作品が目立つ中、3年連続の掲載となった犬山市、林美奈子さんの年賀状は、ことしも切手を使ったち密な作品です。江南市、横山美穂子さんの年賀状は、夫の信高さん(35)と娘の茜ちゃん(7)がニワトリの親子に扮したほほ笑ましい作品。また、同市、青山晃江さん方の3人の男の子が扮したニワトリも、とっても元気そうです。そのほか、犬山市、森年彦さんは、国宝の茶室如庵を押し花で表現し、大口町、浜田道春さんは多色刷りの版画に挑戦。今回は犬山市、小島夕季ちゃん(6)はじめ、チビっ子からも数多く応募していただきました。来年も読者の皆さんが楽しくなるような年賀状をお待ちしています。
江南市前飛保町
青山晃江さん
(37)の作品
江南市飛高町
高田芳子さん
(62)の作品
扶桑町高雄
千田さよ子さん
(72)の作品
犬山市木津
小島夕季さん
(6)の作品
江南市前飛保町
横山美穂子さん(35)の作品
犬山市上野
斎藤みづ穂さん
の作品
犬山市上野
中村千里さん
の作品
江南市高屋町
武村宣子さん
(63)の作品
犬山市郷西
林美奈子さん
(60)の作品
江南市高屋町
谷口誼さん(8)の作品
江南市草井町
林本真奈さん
(13)の作品
江南市慈光堂町
林本みち子さん
(64)の作品
犬山市五郎丸
森年彦さん
(69)の作品
大口町上小口
浜田道春さん
(60)の作品
犬山市木津
浅井礼子さん(39)の作品

鵜匠の仕事知って!

武藤流鵜飼工房を開設
●犬山国際観光センターで毎週水曜日
犬山市では、より多くの市民や観光客に「木曽川うかい」や鵜匠の仕事を紹介しようと、鵜飼いのオフシーズンを利用して犬山国際観光センター1階で、3月までの毎週水曜日午前10時から正午、午後1時から同3時まで「武藤流鵜飼工房」を開設しています=写真。今から、350年ほど前に始まったという木曽川の鵜飼い。烏帽子に腰蓑姿の鵜匠が巧みな綱さばきで鵜を操り魚を捕らせる古典的な漁法は、かがり火が川面に映え幽玄の世界を醸し出します。一昨年から始まった「昼鵜飼」の人気も高まり、昨年6月から9月までのシーズン中には、1万8133人が鵜飼いを楽しみました。現在「木曽川うかい」を支えているのは、鵜匠頭の武藤孝義さんと若手鵜匠の水野敦さん、伊藤貴章さん、石原篤朗さんの4人。
鵜飼いのオフシーズンには、鵜の世話や鵜舟の修理、さお作り、まき割り、腰蓑、足半作りと、シーズンに向けての準備に追われます。粘りがありすれにくい「赤餅」のわらを使う腰蓑は1年を意味する365本で作り、揺れる舟でバランスを取りやすいようはく足半はつま先部分だけの長さに作ります。同工房では足半作りなどの体験もでき、鵜匠の仕事にじかに触れることができると訪れた人たちに好評です。

●次週8日(土)は休刊させていただきます。次号の発行は1月15日(土)となります。
  本年もご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

 
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